送迎会の挨拶まとめ|立場別の例文とマナーを徹底解説

2025.07.03

こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultive(カルティブ)です!

「送迎会の挨拶を任されたけれど、何を話せばよいか分からない」そんなお悩みを抱えていませんか?転勤や退職などの節目で開催される送迎会は、これまでの感謝を伝え、新たな門出を祝福する大切な機会です。

この記事では、上司・同僚・部下・本人・幹事といった立場別の挨拶例文から、基本的なマナーや印象に残るコツまで詳しくご紹介いたします。

    要件整理からサポート可能です!
    実施決定前でもお気軽にお問い合わせください

    お名前:
    会社名:
    電話番号:
    E-mail:
    お問い合わせの種類:
    お問い合わせ内容:
    送迎会の挨拶まとめ|立場別の例文とマナーを徹底解説

    送迎会の挨拶とは?基本マナーと役割

    送迎会の挨拶は単なる形式ではなく、相手への感謝と新しい出発への応援メッセージを込める重要なコミュニケーションです。

    ここでは、挨拶の目的適切な時間と長さ立場による役割の違いについて詳しく解説いたします。

    • 送迎会での挨拶の目的
    • 挨拶の時間と長さの目安
    • 話す順番や立場によって役割は変動

    送迎会での挨拶の目的

    送迎会での挨拶は、長年ともに働いてきた仲間や、お世話になった上司、育ててきた部下に対して心からのメッセージを伝える貴重な機会です。

    これまでの感謝の気持ちや今後の活躍への期待、そして別れを惜しむ気持ちを言葉にすることで、送られる側にとっても自身の貢献が認められ、新たな出発への励みとなるような時間を作ることができます。

    形式的なものではなく、送迎される人への心のこもったメッセージが必要であり、人と人との温かいつながりを確認する大切な役割を果たしています。

    挨拶の時間と長さの目安

    送迎会での挨拶は、1分から3分程度でまとめるのが適切とされています。この時間は、およそ400~600字程度の文章量に相当し、参加者全員の集中力を維持しながら伝えたいメッセージを効果的に届けることができる長さです。

    長すぎるスピーチは聞き手の注意力が散漫になり、肝心なメッセージが伝わりにくくなってしまいます。また、送迎会全体の進行を考慮しても、各挨拶が長引くと予定時間を超過してしまう恐れがあるため、簡潔で心のこもった内容にまとめることが重要です。

    話す順番や立場によって役割は変動

    送迎会では、話す順番や立場によって、伝える内容やトーンが異なります。それぞれの役割を理解することで、より心に残る挨拶ができます。

    上司の場合

    役割:労いと激励
    経験豊富な立場から、送られる方のこれまでの貢献に感謝を述べつつ、これからの活躍を温かく励ますメッセージが求められます。組織全体を代表する意識で、品格あるトーンを心がけましょう。

    同僚の場合

    役割:共感と応援
    同じ立場で過ごした日々を振り返り、思い出やエピソードを交えながら、親しみのある言葉で送り出します。フランクながらも誠実な語りがポイントです。

    部下の場合

    役割:感謝と敬意
    お世話になった先輩や上司への感謝を中心に、教わったことや影響を受けた点に触れましょう。これまでの指導に対する敬意を込めることで、温かい印象を与えます。

     

    壮行会の挨拶で印象に残る!おもしろい乾杯&締めのスピーチ例まとめ

    送迎会の挨拶の基本構成と流れ

    効果的な挨拶をおこなうためには、明確な構成に沿って話すことが重要です。ここでは、はじめの挨拶で場を和ませる導入本文で思い出や感謝を具体的に伝える結びで激励と感謝の締めくくりという3つのステップについて詳しく解説いたします。

    1. はじめの挨拶|導入・場を和ませる
    2. 本文|思い出や感謝を伝える
    3. 結び|激励・感謝・締めの言葉

    1. はじめの挨拶|導入・場を和ませる

    挨拶の冒頭では、簡潔な自己紹介と送迎会開催への感謝から始めます。
    「〇〇部の△△です。本日はお忙しい中、このような温かい会を開いていただき、ありがとうございます」といった導入で、参加者の注意を引きつけながら場の雰囲気を和ませることができます。

    この段階では軽いジョークや和らげる話題で緊張をほぐし、聞き手との距離感を縮めることを意識しましょう。また、送られる方との関係性を簡潔に説明することで、これから話す内容への理解を深めてもらうことができます。

    明るく自然な笑顔で話し始めることで、会全体の雰囲気も温かいものになり、その後の本格的なメッセージがより心に響くようになります。

    2. 本文|思い出や感謝を伝える

    挨拶の中心部分では、送られる方との具体的な思い出やエピソードを交えながら、感謝の気持ちを伝えます。「〇〇プロジェクトでのご指導により成長できました」「困難な時期に一緒に乗り越えた経験が財産です」など、抽象的ではなく具体的な出来事を挙げることで、聞く人の心に深く印象に残る挨拶となります。

    相手の人柄や仕事ぶり、特に印象的だった言葉や行動について触れることで、その人の貢献や存在の大きさをあらためて認識してもらうことができます。感謝の理由を明確にすることで、単なる儀礼的な挨拶ではなく、真心のこもったメッセージとして相手に届けることができます。

    3. 結び|激励・感謝・締めの言葉

    挨拶の締めくくりでは、相手の今後の活躍への期待と応援メッセージ、そして最終的な感謝の言葉で終わります。「新天地でのご活躍を心よりお祈りしています」「これからも変わらぬご指導をお願いいたします」といった前向きな言葉で、相手の未来への励ましを伝えましょう。

    転勤の場合は「またお会いできる日を楽しみにしています」、転職の場合は「新しい環境でのご成功を願っています」など、状況に応じた適切な表現を選ぶことが大切です。

    最後に「本当にありがとうございました」という心からの感謝で締めくくることで、温かい印象を残すことができます。簡潔でありながら心のこもった結びの言葉が、挨拶全体の印象を決定づけます。

     

    壮行会とは?送別会との違いや使い分け・開催マナーを徹底解説

    【立場別】送迎会の挨拶の例文集

    自分の立場に応じた適切な挨拶をおこなうことで、より心のこもったメッセージを伝えることができます。ここでは、上司同僚部下・後輩送られる本人幹事・司会者それぞれの立場別に具体的な例文をご紹介いたします。

    1. 上司から送られる側への挨拶
    2. 同僚から送られる側への挨拶
    3. 部下・後輩から送られる側への挨拶
    4. 送られる本人の挨拶
    5. 幹事・司会者の挨拶

    上司から送られる側への挨拶

    〇〇さん、これまでのご尽力、本当にありがとうございました。常に丁寧で真摯な姿勢で仕事に向き合い、周囲からの信頼も厚い存在でした。特に昨年の〇〇プロジェクトでは、細やかな気配りと着実な行動力で、チームの支えとなってくれたことが今でも印象に残っています。

    あなたのような部下とともに働けたことは、私にとっても大きな誇りです。新たな場所でも、これまで培ってきた力を存分に発揮されることと確信しております。健康に気をつけて、さらなるご活躍を心よりお祈りしています。

    同僚から送られる側への挨拶

    〇〇さん、同じチームで働けた日々は本当に楽しかったです。あの大型案件で徹夜したとき、差し入れのチョコで生き返ったのを今でも覚えています(笑)。

    いつもポジティブで、困ったときにさりげなく手を貸してくれるその姿勢に、何度も助けられました。離れるのは寂しいですが、新天地での活躍を心から願っています。また一緒に飲みに行こうね!

    部下・後輩から送られる側への挨拶

    〇〇課長、これまで大変お世話になり、心より感謝申し上げます。入社当初よりご指導いただき、特に業務の優先順位の考え方や、チーム全体を見渡す視点を学べたことは、今の私の基礎となっています。

    過去に大きな失敗をした際も、「まずは事実を見つめて、次に活かそう」と温かく声をかけてくださり、救われたことを今でも忘れません。

    〇〇課長の冷静で懐の深いご対応に、常に尊敬の念を抱いておりました。異動先でも変わらぬご活躍を心よりお祈りしております。私も一層精進してまいります。これまで本当にありがとうございました。

    送られる本人の挨拶

    皆様、本日はご多用の中、温かい送迎の場を設けていただき、誠にありがとうございます。〇年間、この職場で多くの学びと貴重な経験を得られたことに、心より感謝申し上げます。初めての担当業務に戸惑っていた頃、丁寧にご指導くださった上司の皆様、いつも気さくに声をかけてくださった同僚の皆様のおかげで、今日まで頑張ることができました。

    特に〇〇案件では、長時間にわたる準備や調整を皆で乗り越え、無事に納品を迎えられた達成感が今も鮮明に残っています。今後は新しい環境で、ここで培った経験を活かしながら、さらに成長していきたいと思っております。このご縁を大切にしつつ、皆様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。本日は本当にありがとうございました。

    幹事・司会者の挨拶

    【開始時の挨拶】

    皆様、本日はご多用のところ、〇〇さんの送迎会にご参加いただき、誠にありがとうございます。司会を務めます〇〇部の△△です。本日は、これまでの感謝と今後の応援の気持ちを込めて、温かく楽しい時間を過ごしていただければと思います。進行上、各ご挨拶は1〜2分程度でご協力をお願いいたします。それでは、〇〇部長よりご挨拶をいただきます。

    【締めの挨拶】

    皆様、本日は最後までご参加いただき、ありがとうございました。〇〇さんへの感謝と激励の言葉があふれる、温かい時間になったのではないでしょうか。これをもちまして送迎会はお開きとなりますが、このあと、ささやかながら二次会もご用意しております。お時間のある方は、ぜひそちらでも引き続き〇〇さんと語らいのひとときをお過ごしください。

     

    スピーチシーンに役立つ!働く人の心を震わす トップスピーチ4つのポイント

     

     

    送迎会の挨拶で気をつけたいポイント

    心のこもった挨拶をするためには、内容だけでなく話し方や配慮すべき点についても注意が必要です。ここでは、NGワードの回避適切なユーモアの取り入れ方緊張対策と練習方法について詳しく解説いたします。

    • NGワードや品位に欠けるネタは避ける
    • ユーモアは注意して入れる
    • 緊張せず話せるよう声に出して練習する

    NGワードや品位に欠けるネタは避ける

    送別会は感謝と労いを伝えるフォーマルな場です。不適切な話題は、場の雰囲気を壊すだけでなく、本人や周囲に誤解を与える恐れがあります。以下のような内容は避けましょう。

    • 過度な失敗談の暴露:笑いを取るつもりでも、本人を傷つけたり、場をしらけさせることがあります。
    • 恋愛・不倫などのプライベートな話:ご本人や周囲が不快に感じる可能性が高く、品位を欠きます。
    • 会社や上司への皮肉・批判:冗談のつもりでも空気が凍りつき、信用を損なう原因になります。

    これらは一部の人にとって笑い話でも、他の人には不快な記憶として残ることがあります。送られる人への敬意と、職場全体への配慮を忘れず、心温まる言葉選びを心がけましょう。

    ユーモアは注意して入れる

    適度なユーモアは場を和ませ、印象に残る挨拶にしてくれますが、使い方を間違えると逆効果になることもあります。笑いを取りに行くよりも、「自然にクスッとさせる」くらいがちょうどいいバランスです。

    たとえば、

    「〇〇さんのマイペースぶりには毎回驚かされましたが、それ以上に頼もしさを感じていました」

    「会議中に眠そうな顔をしていたのに、的確な発言で場をさらっていく〇〇さん、さすがでした」

    といった、相手を立てながら微笑ましい印象を与える言い回しは好印象につながります。

     

    一方で、「ツッコミ系」「いじりネタ」「ブラックジョーク」「見た目に関する話題」などは、関係性が深くても避けるのが無難です。
    また、本人はおもしろいつもりでも、内輪ネタや専門用語は周囲に伝わりづらく、場が白けることもあります。

    誰もが共感できる内容かどうかを意識し、温かく前向きな雰囲気を大切にしましょう。

    緊張せず話せるよう声に出して練習する

    送迎会での挨拶は、多くの人を前に話す場面なので、緊張するのは当然です。事前に何度か声に出して練習することで、言葉がスムーズに出やすくなり、自信にもつながります。鏡の前で話す練習をしたり、家族や同僚に聞いてもらったりすると、話すスピードや抑揚、表情の使い方を客観的に確認できます。

     

    要点や感謝の言葉など大事な部分はメモにして手もとに置き、すべてを暗記しようとせず、「伝えたい気持ち」を中心に話す意識を持ちましょう。深呼吸をして、相手の目を見ながらゆっくり話すことで、誠実さや温かさがより伝わります。焦らず、落ち着いて、一言一言に想いを込めることが大切です。

    まとめ

    送迎会の挨拶は、単なる形式的な儀礼ではなく、これまでの感謝の気持ちと新しい門出への応援メッセージを込める大切なコミュニケーションの機会です。立場に応じた適切な内容と構成を心がけ、具体的なエピソードを交えながら1~2分程度でまとめることで、相手の心に響く挨拶となります。

    NGワードを避け、適度なユーモアを取り入れながら、事前の練習を通じて自信を持って臨むことが成功の鍵となります。この記事でご紹介した例文やポイントを参考に、あなたらしい言葉で心のこもった挨拶を準備してください。きっと相手にとっても、参加者にとっても忘れられない素敵な時間となることでしょう。

    また、Cultiveでは全社総会や表彰式などの社内イベントや、エンゲージメント対策につながる文化施策を幅広くサポートしております。

     

    目には見えづらい会社の“らしさ”をカタチに変えて、メンバーと分かち合えるようなストーリーを持たせて企画をご提案。
    施策やイベント開催に不可欠なデザインや映像などのクリエイティブ制作から当日運営までフルサポートいたします!

     

    会社の“らしさ”が心に宿り、行動に変わり、成長を支える“強み”に変わるまで…。
    Cultiveは企業の文化醸成パートナーとして伴走いたします。

     

    「会社や仲間を誇りに思えるようになってほしい」「理念を体現行動につなげたい」

     

    そのような課題感を抱えている方はぜひお気軽にご相談ください。

      要件整理からサポート可能です!
      実施決定前でもお気軽にお問い合わせください

      お名前:
      会社名:
      電話番号:
      E-mail:
      お問い合わせの種類:
      お問い合わせ内容:

      この記事を書いた人

      小名木 直子
      小名木 直子

      Producer

      オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。

      • プロジェクトマネジメント
      • 企画

      お気軽にご相談ください

      企画やご予算、期日でお悩みはありませんか?まずはお気軽にご相談ください

      お気軽にご相談ください

      企画やご予算、期日でお悩みはありませんか?まずはお気軽にご相談ください

      企画・ご予算・期日などなんでもご相談ください