活かせるブランディング動画とは?制作のポイントや成功事例を解説!

2023.12.06
活かせるブランディング動画とは?制作のポイントや成功事例を解説!

ブランディング動画とは?

こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultiveです!

スマートフォンやSNSの普及により、動画コンテンツを観ることは私たちの日常となりました。1分ほどのショート動画もまたたくまに広まり、動画コンテンツを目にしない日はないというほどに根付いています。

そんな中で、企業ブランディングにおいても動画の需要は高まり続けています。

もはや、動画コンテンツ抜きではPR活動を語れないと言っても大げさではないでしょう。 

この記事では、企業がブランディング動画を作るメリットや作り方のポイント、ブランディングムービーの成功事例を解説していきます。

そもそもブランディングって・・?

ブランディングとは、自社の商品やサービスに対する消費者の認知や評価を高めるための活動のことです。ブランディングには、以下の2つの要素があります。

【ブランドアイデンティティ
自社が商品やサービスに込めた価値や想い、存在理由などを表現したもの

【ブランドイメージ

消費者が商品やサービスに対して持つ印象や感情、期待などを表現したもの


ブランディングの大きな目的は、
ブランドアイデンティティとブランドイメージを一致させることです。つまり、自社が伝えたい価値や想いが、消費者にも正しく伝わり、共感や信頼を得られることです。これにより、消費者の購買意欲やロイヤルティを高めることができます。

ブランディング動画を作る目的

ブランディング動画を作る目的は、以下のようなものがあります。

Point 1 商品やサービスの特徴やメリットを伝える

Point 2 自社のビジョンやミッションを伝える

Point 3 自社の歴史や物語を伝える

Point 4 自社の社会貢献や環境配慮などを伝える

Point 5 自社の社風や雰囲気を伝える

 

単に商品やサービスの説明をするだけではなく、自社の魅力や個性を伝えることがブランディング動画の大きな目的となります。

 また、動画は視覚や聴覚に訴えることができるので、より直感的なイメージを伝えることに向いています。消費者の感情に訴えることが可能なため、記憶に残りやすく、ブランドの認知度や好感度を高めることができます。

ブランディング動画の活用シーン

ブランディング動画は、以下のような場面で使われています。

  • TVCMやWebCMなどのマーケティング
  • 採用活動や教育研修などの人事領域
  • 自社サイトやSNSなどのコーポレートコミュニケーション
  • 展示会やセミナーなどのイベント

他にも、入社後研修でのオンボーディング活動や全社総会などの理念浸透においても、ブランディング動画は効果的なコンテンツとなります。

動的で直感的なイメージを伝えられる動画は、社外/社内のブランディングにおいて非常に有力な手段となります。

ブランディング動画を制作するメリット

ブランディング動画を制作する3つのメリットをご紹介します。

情報やメッセージを直感的に届けられる

ブランディング動画の最大のメリットは、テキストや画像よりも多くの情報を直感的に短時間で届けられることです。

また、動画は、映像や音声、音楽などを組み合わせることで、消費者の感情に訴えることができます。

これにより、企業のビジョンやメッセージをより強力に訴求することができ、メッセージへの共感も得やすくなります。

SNSなどで自発的な拡散が期待できる

ブランディング動画のもう一つのメリットが、SNSなどでシェアされやすいため、自発的な口コミや拡散が期待できることです。

良くできたブランディング動画は、明確なメッセージとそれを伝えるシナリオによって作られています。そのストーリーに共感した消費者が拡散して話題となる、という例もたくさん見られます。

このあとで成功事例を紹介していますのでぜひご覧ください。

インナーブランディング効果も期待できる

ブランディング動画のもう一つのメリットは、インナーブランディング効果も期待できることです。

自社の価値感や想いを込めたブランディング動画は、自社に対する誇りや愛着を社員に訴求できます。

仕事の意義や、自社が未来に叶えたいイメージも含まれますので、社員のモチベーションややりがい向上にも大きな効果が期待できます。

“伝わる”ブランディング動画制作のポイント

ブランディング動画を制作することには、多くのメリットがありますが、ただ作ればいいというものではなく、“伝わる”ものでなければなりません。

では、“伝わる”ブランディング動画を制作するためには、どのようなポイントがあるのでしょうか?ここでは、ブランディング動画制作の3つのポイントをご紹介します。

ブランドコンセプトを確立する

ブランディング動画制作の最初のポイントは、ブランドのコンセプトを確立することです。

ブランドコンセプトとは、商品やサービスに込めた価値感や想い、存在理由などを表現したものです。

コンセプトを確立することで、ブランディング動画の目的や方向性が明確になり、消費者に訴求したい魅力や個性も分かりやすくなります。

 ブランドコンセプトを考えるために役立つノウハウはこちらのリンクをぜひご参照ください!

https://sp-cultive.com/v2/blog/article-47/

https://sp-cultive.com/v2/blog/article-48/

共感が得られるストーリーを描く

ブランディング動画制作の次のポイントは、共感が得られるストーリーを描くことです。

共感が得られるストーリーには、以下のような特徴があります。

  • ターゲットの課題やニーズに寄り添うメッセージ
  • メッセージが反映されたストーリー
  • ブランドの価値や想いを体現する世界観

ターゲットが潜在的に求めているものが何かを把握し、それに寄り添ったメッセージを決めること。そのメッセージが表現されたストーリーで見る人の心を動かし、ブランドの世界観で統一感を持たせること。

ユーザーの心を動かすブランディング動画にはこのような特徴が挙げられます。

明確なメッセージを発信する

ブランディング動画制作の最後のポイントは、明確なメッセージを発信することです。

 ブランディング動画は、消費者に自社の価値や想いを伝えることが目的です。以下の点を意識することで、明確なメッセージを発信することができます。 

  • シンプルでわかりやすい
  • インパクトがある
  • アクションを促す

ブランディング動画の成功事例

ブランディング動画を制作するためのポイントをご紹介しましたが、実際にどのようなブランディング動画があるのでしょうか? 

ここでは、国内外の有名なブランディング動画の成功事例を3社ご紹介します。

パナソニック

パナソニックは、創業100周年を記念して、ブランディング動画「MONO・GATARI」を制作しました。 

この動画では、パナソニック社員の想い、熱意、葛藤を、宣伝キャラクターである綾瀬はるかさん、西島秀俊さん、遠藤憲一さん、奥貫薫さん、水原希子さん、駒井蓮さんが、これまでの歴史を振り返りながら「これからの100年をつくっていく決意」をグラフィカルかつドラマチックに描いています。

綾瀬はるか、西島秀俊ら出演「MONO・GATARI(もの・がたり)篇」/パナソニック『Creative!』PR映像1

ユニリーバ

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは、日本で初めてTwitter上で視点を動かせる360度動画広告を配信し、累計再生回数1403万回を達成しました。

この動画は「ラックス」とDream Amiのコラボレーション企画で、視聴者がバスタブ移動の疑似体験をしながら映像の中の上下左右を360度見渡せる内容です。

この試みは商品の認知度アップとブランドイメージ向上に成功しました。

【360度ムービー】Dream Amiが光りの国へ誘う! 『LUX Shine Plus』スペシャルムービー

ナイキ

ナイキは、自社のブランドスピリットを伝えるために、ブランディング動画「Dream Crazy(とことん夢みろ)」を制作しました。

この動画では、アメリカの元NFL選手で人権活動家のコリン・キャパニック氏がナレーションを務め、様々なスポーツ選手や人々の挑戦や夢を紹介しています。

そして、ナイキのブランドスピリットである「Just do it.」を具現化するとともに、ナイキのブランドを身にまとった選手の映像を映すことで、ブランドイメージを高めています。

Nike / Dream Crazy (United States)

まとめ

ブランディング動画は、単なる商品やサービスの宣伝を超え、企業やブランドの深い価値を伝える強力なツールです。

効果的なブランディング動画は、ブランドのストーリーを語り、視聴者との感情的なつながりを築くための手段となり、長期的な顧客関係を構築するのに役立ちます。

 あなたの企業も、ブランディング動画を活用して、その独自の物語を世の中に伝え、人々の心に残るブランドの物語を築き上げてください。

また、Cultiveではブランディング動画も含めたさまざまな動画制作をしております。

企業のビジョンやメッセージから深くヒアリングし、それを表現できるシナリオの提案、撮影・制作までをすべてコミットいたしますのでぜひご相談ください。

 

この記事を書いた人

小名木 直子
小名木 直子

Producer

オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。

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