オンライン懇親会のやり方!準備から当日の進行・盛り上げ企画まで徹底解説

2025.06.23

リモートワークが定着した現在、社員同士のコミュニケーション不足に悩む企業が増えています。「チームの結束力を高めたいけれど、対面での懇親会は開催が難しい」「新入社員の歓迎会をオンラインで実施したい」といった声をよく耳にします。

 

オンライン懇親会は、場所を選ばず気軽に参加でき、コストを抑えながらチームビルディングを図れる画期的な方法です。しかし、「盛り上がらずに終わってしまった」「進行がスムーズにいかなかった」といった失敗例も少なくありません。

 

本記事では、オンライン懇親会を成功させるための準備から当日の進行方法、参加者が楽しめる企画やゲームまで、実践的なノウハウを詳しく解説します。初めてオンライン懇親会を企画する方でも、すぐに実践できる内容をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。

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    目次
    1. 1 オンライン懇親会とは
      1. 1.1 オンライン懇親会の目的と活用シーン
      2. 1.2 オンライン懇親会の需要が高まっている理由
    2. 2 オンライン懇親会のやり方【準備編】
      1. 2.1 オンライン環境に必要なツールや機材を用意する
      2. 2.2 オンライン懇親会参加者に招待メールを送る
      3. 2.3 参加方法や開催日時を決定して周知する
      4. 2.4 食事やお酒の準備を事前にアナウンスしておく
      5. 2.5 当日の進行スケジュールや役割分担を決める
    3. 3 オンライン懇親会のやり方【当日運営編】
      1. 3.1 タイムテーブルを提示したうえで司会進行する
      2. 3.2 場を温めるための企画やトークテーマを提示する
      3. 3.3 参加者全員が楽しめるよう話題を振る
    4. 4 オンライン懇親会で盛り上がる企画・ゲーム15選
      1. 4.1 オンライン懇親会で盛り上がるトークテーマ7選
      2. 4.2 オンライン懇親会で盛り上がるゲーム8選
    5. 5 オンライン懇親会を成功させるコツ
      1. 5.1 司会進行役を設けて時間配分やプログラムを案内する
      2. 5.2 乾杯や挨拶は幹事以外ミュートを案内する
      3. 5.3 チャットツールも活用してリアルタイムで情報共有する
      4. 5.4 大人数で楽しめるトークテーマやゲームを選ぶ
      5. 5.5 途中参加や途中離脱が自由であることを周知する
      6. 5.6 終了時間を決めて規定時間で一旦お開きにする
    6. 6 オンライン懇親会を開催する注意点
      1. 6.1 不参加のメンバーに欠席理由を聞かない
      2. 6.2 飲み会であってもお酒の準備は義務付けない
      3. 6.3 全員がわからない内輪ノリや下品な話題は避ける
    7. 7 まとめ
    オンライン懇親会のやり方!準備から当日の進行・盛り上げ企画まで徹底解説

    オンライン懇親会とは

    オンライン懇親会とは、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ通話ツールを使用して、インターネット上で開催する懇親会のことです。参加者は自宅やオフィスなど、それぞれの場所から参加し、画面越しに交流を深めます。

    オンライン懇親会を理解するために、まずは以下の2点について見ていきましょう。

    • オンライン懇親会の目的と活用シーン
    • オンライン懇親会の需要が高まっている理由

    それぞれの要素を詳しく解説していきます。

    オンライン懇親会の目的と活用シーン

    オンライン懇親会の主な目的は、物理的な距離を超えて社員同士のコミュニケーションを活性化し、チームの結束力を高めることです。リモートワーク環境では日常的な雑談や偶発的な交流が減少するため、意図的にコミュニケーションの場を設ける必要があります。

    代表的な活用シーンとして、社内交流があります。部署を超えた横のつながりを作り、普段接点の少ない社員同士が親睦を深める機会として活用されています。また、チームビルディングの一環として、プロジェクトメンバー間の信頼関係構築にも効果的です。

    内定者フォローも重要な活用場面です。入社前の不安を解消し、同期との関係性を築くことで、内定辞退の防止や早期離職の予防につながります。さらに、取引先との関係強化や、全国の拠点をつなぐ全社イベントなど、地理的制約を超えた交流の場としても注目されています。

    オンライン懇親会の需要が高まっている理由

    オンライン懇親会の需要が急速に高まっている背景には、働き方の大きな変化があります。新型コロナウイルスの影響により、多くの企業でテレワークが導入され、在宅勤務が当たり前になりました。

    テレワークの普及にともない、地方拠点や在宅勤務者との交流の機会を確保する必要性が高まっています。従来の懇親会では参加が困難だった遠方の社員も、オンライン形式なら気軽に参加できます。

    コスト面でのメリットも見逃せません。会場費や交通費、食事代などの費用を大幅に削減でき、限られた予算内でも充実した懇親会を開催できます。また、会場の収容人数や終電時間といった物理的制約がないため、より多くの社員が参加しやすい環境を提供できます。

     

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    オンライン懇親会のやり方【準備編】

    オンライン懇親会を成功させるためには、事前の準備が最も重要です。参加者が安心して楽しめる環境を整えるには、技術的な準備から当日の進行計画まで、幅広い視点で準備していく必要があります。

    準備段階で押さえておくべき主要なポイントは以下のとおりです。

     

    • オンライン環境に必要なツールや機材を用意する
    • オンライン懇親会参加者に招待メールを送る
    • 参加方法や開催日時を決定して周知する
    • 食事やお酒の準備を事前にアナウンスしておく
    • 当日の進行スケジュールや役割分担を決める

     

    これらの準備を段階的に進めることで、当日のトラブルを未然に防ぎ、参加者が満足できる懇親会を開けるようになるでしょう。それぞれの準備項目について、具体的な方法と注意点を詳しく解説していきます。

    オンライン環境に必要なツールや機材を用意する

    オンライン懇親会の基盤となるのは、安定したビデオ通話環境の構築です。

    主催者側では、まず使用するツールを選定する必要があります。使用する主なツールの特徴は以下のとおりです。

    ・Zoomは、最大500名まで(プランによって異なる)参加可能で操作が簡単
    ・Google Meetは、セキュリティが高くGoogleアカウントとの連携が便利
    ・Microsoft Teamsは、社内システムとの統合性に優れている

    参加人数や企業のセキュリティポリシーを考慮して、最適なツールを選択しましょう。無料版では時間制限がある場合が多いため、懇親会の予定時間と照らし合わせて有料プランの検討も必要です。機材面では、パソコンまたはタブレットでの参加を推奨します。マイクとカメラについては、内蔵のものでも十分ですが、外付けのWebカメラやヘッドセットを使用すると音質・画質が向上します。インターネット環境は特に重要で、参加者には事前に通信環境の確認を依頼し、Wi-Fi接続を推奨する旨を伝えましょう。

    オンライン懇親会参加者に招待メールを送る

    参加者への招待メールは、オンライン懇親会の第一印象を決める重要な要素です。メールには開催目的を明確に記載し、参加者が懇親会の意義を理解できるよう配慮します。「部署間の交流促進」「新メンバーの歓迎」「チームビルディング」など、具体的な目的を伝えることで参加意欲を高められます。

    必須記載事項は以下の項目を参考にしてください。

    • 開催日時
    • 参加方法(招待リンク)
    • 予定時間
    • 参加可否の回答期限

    招待リンクは当日まで変更しないように注意し、パスワードが設定されている場合は併せて記載します。

    参加者の心理的負担を軽減するため、「途中参加・途中退席も歓迎」「カジュアルな服装で構いません」といった配慮事項も追記すると、より多くの方に参加してもらえるでしょう。

    参加方法や開催日時を決定して周知する

    開催日時の決定には、参加者の都合を最大限考慮する必要があります。業務終了後の18時30分から19時頃の開始が一般的で、金曜日の夕方は週末前でリラックスした雰囲気を作りやすい時間帯です。

    招待リンクは開催日の3日前までには送付し、当日の朝にリマインドメールを送ることで参加率を向上させられます。使用するツールの操作方法を事前に共有することも重要です。

    食事やお酒の準備を事前にアナウンスしておく

    食事や飲み物の準備方法について、事前に明確なアナウンスをおこなうことが重要です。各自で用意してもらう場合は、「お好きな飲み物とおつまみをご準備ください」といった具体的な案内を送りましょう。

    会社が費用を負担する場合は、オンライン懇親会向けのデリバリーサービスを活用する方法があります。参加者の自宅に同じ料理を配送することで、一体感のある懇親会を演出できます。

    また、食事の有無によって懇親会の雰囲気は大きく変わります。軽食程度でも用意すると会話が弾みやすくなり、より親睦を深めやすい環境を作れるでしょう。

    当日の進行スケジュールや役割分担を決める

    オンライン懇親会を円滑に運営するためには、明確な役割分担と詳細なスケジュール設定が欠かせません。主要な役割として、全体の進行を担当する司会、時間管理をおこなうタイムキーパー、技術的なサポートを提供する機材係を配置しましょう。

    スケジュール例として、開会・挨拶(5分)、アイスブレイク(15分)、歓談タイム(30分)、ゲーム企画(20分)、自由交流(40分)、締めの挨拶(10分)といった2時間構成が効果的です。

    オンライン懇親会のやり方【当日運営編】

    当日の運営では、事前に決めたスケジュール通りに進行しながら、参加者の反応を見て柔軟に調整することが重要です。

    当日運営で押さえておくべき主要なポイントは以下のとおりです。

    • タイムテーブルを提示したうえで司会進行する
    • 場を温めるための企画やトークテーマを提示する
    • 参加者全員が楽しめるよう話題を振る

    オンライン懇親会の成功は当日の運営にかかっているため、各要素について具体的な方法とコツを詳しく解説します。

    タイムテーブルを提示したうえで司会進行する

    オンライン懇親会では、司会進行の役割が対面形式以上に重要になります。開始時に、当日のタイムテーブルを画面共有で参加者全員に提示しましょう。

    「19:00開始、19:10乾杯、19:30ゲーム開始、21:00終了予定」といった具体的な時間配分を示すことで、参加者は安心して懇親会に臨めます。

    司会進行では、明るく親しみやすいトーンで話すことを心がけます。オンライン環境では表情や声のトーンが伝わりにくいため、普段より少し大げさなくらいの表現で進行すると効果的です。

    時間配分がスムーズな進行に直結するため、各プログラムの開始時には必ず時刻を確認し、次の企画への移行タイミングを参加者に伝えましょう。

    場を温めるための企画やトークテーマを提示する

    オンライン懇親会の成功は、参加者の緊張をほぐすアイスブレイクにかかっています。開始直後は参加者が硬くなりがちなため、「コーヒー派?紅茶派?」といった簡単な2択質問から始めることをおすすめします。参加者がチャットで「1」「2」を選ぶだけでも、場の雰囲気が和みます。

    「最近ハマっていること」「休日の過ごし方」「おすすめの映画やドラマ」などのテーマを提示し、一人2分程度で順番に話してもらいましょう。会話が途切れた際にすぐ切り替えられるよう、トークテーマは事前に5つ以上準備しておくことが重要です。

    「みなさんが子どもの頃に夢中になったゲームは?」など、世代を超えて盛り上がりやすい質問も効果的でしょう。

    参加者全員が楽しめるよう話題を振る

    オンライン懇親会では、発言が特定の人に偏りやすいという課題があります。司会はできるだけ全員に話を振り、一人ひとりが参加している実感を得られるよう配慮しましょう。「〇〇さんはいかがですか?」と具体的に名前を呼んで話を振ることで、発言しやすい雰囲気を作れます。

    ブレイクアウトルーム機能を活用すると、大人数でも全員が話しやすくなります。4~6人のグループに分けて10分程度の小グループ討論を行い、そのあと全体で各グループの話題を共有する方法が効果的です。

    発言が苦手な人には「チャットでのコメントでも大丈夫です」と声をかけ、文字での参加も歓迎する姿勢を示しましょう。

    オンライン懇親会で盛り上がる企画・ゲーム15選

    オンライン懇親会を成功させるためには、参加者が楽しめる企画やゲームの選択が重要です。

    ここでは、オンライン懇親会で効果的な企画を、トークテーマとゲームに分けて15種類ご紹介します。

    • オンライン懇親会で盛り上がるトークテーマ7選
    • オンライン懇親会で盛り上がるゲーム8選

    参加者の年齢層や関係性、懇親会の目的に応じて最適な企画を選択し、組み合わせることで、記憶に残る楽しい懇親会となるでしょう。

     

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    オンライン懇親会で盛り上がるトークテーマ7選

    誰でも気軽に答えられ、自然に会話が弾むトークテーマを7つご紹介します。

     

    • 最近ハマっていること:趣味や興味の共通点を発見しやすく、初対面でも話しやすいテーマです
    • 理想の休日の過ごし方:価値観の違いが楽しく話し合え、お互いの人柄を理解する機会となります
    • 子どもの頃の夢:懐かしい気持ちを共有でき、現在の仕事との関連性を見つけて話が広がります
    • もし宝くじで1億円当たったら:想像力を働かせる楽しいテーマで、さまざまな回答が飛び出します
    • 今年挑戦したいこと:前向きな話題で参加者のモチベーションも高まります
    • おすすめのグルメ・お店:具体的な情報交換ができ、実際に行ってみたくなる話題です
    • 好きな季節とその理由:個性が表れやすく会話が続きやすいテーマです

     

    これらのトークテーマを使い分けることで、参加者全員が楽しめる雰囲気を作り出せます。

    オンライン懇親会で盛り上がるゲーム8選

    オンライン環境でも楽しめるゲームを8つご紹介します。

     

    • 丸バツクイズ:最も手軽で盛り上がるゲームで、参加者は手やカードで○×を示すだけなので簡単に参加できます
    • ジェスチャーゲーム:身振り手振りで物や動作を表現し、他の参加者が当てるゲームです
    • ビンゴゲーム:オンライン対応アプリを使用し、景品を用意すれば一層盛り上がります
    • 心理テスト:簡単な質問から性格を診断し、結果をシェアすることで会話が弾みます
    • 絵しりとり:前の人が描いた絵から次の言葉を連想して描くゲームです
    • 2択質問ゲーム:「海派?山派?」など、気軽に答えられる質問を連続で出します
    • なぞなぞ大会:全員で答えを考える一体感が生まれます
    • 家にあるもの自慢ゲーム:「黄色いもの」などのお題で家にあるものを持参するゲームです

     

    どのゲームも15~30分程度で完結するため、懇親会の流れを止めずに楽しめます。

     

    オンライン懇親会を成功させるコツ

    参加者全員が満足できる懇親会にするには、オンライン環境特有の課題を理解し、それに対応した工夫を施す必要があります。

    成功させるための主要なコツは以下のとおりです。

     

    • 司会進行役を設けて時間配分やプログラムを案内する
    • 乾杯や挨拶は幹事以外ミュートを案内する
    • チャットツールも活用してリアルタイムで情報共有する
    • 大人数で楽しめるトークテーマやゲームを選ぶ
    • 途中参加や途中離脱が自由であることを周知する
    • 終了時間を決めて規定時間でいったんお開きにする

     

    これらのコツを実践することで、参加者の満足度を大幅に向上させ、次回開催への期待も高められます。

    司会進行役を設けて時間配分やプログラムを案内する

    オンライン懇親会では、明確な司会進行役の存在が成功を左右します。対面と異なり、画面越しでは誰が話すべきタイミングなのか判断しにくく、沈黙が生まれやすい環境だからです。

    司会進行役の具体的な役割として、開始時の挨拶と全体の流れ説明、自己紹介の順番回し、ゲームのルール説明と進行、時間管理とタイムキープがあります。

    司会者の存在により、参加者は時間を気にせず懇親会を楽しめるようになるでしょう。

    乾杯や挨拶は幹事以外ミュートを案内する

    オンライン懇親会では、音声管理が円滑な進行の鍵となります。特に乾杯や代表者による挨拶の際は、複数の人が同時に話すと音声が重なり、何を言っているか聞き取れなくなる問題が発生します。「乾杯の音頭を取らせていただきますので、他の皆様はミュートにしてください」と事前にアナウンスしましょう。

    参加者がミュート操作に慣れていない場合もあるため、開始前にミュートのオン・オフ方法を説明しておくことが重要です。乾杯後は「それではミュートを解除して、ご歓談をお楽しみください」といった明確な指示を出すことで、スムーズに歓談タイムへ移行できます。

    挨拶や企画説明時も同様のルールを適用し、聞き取りやすい環境を維持しましょう。

    チャットツールも活用してリアルタイムで情報共有する

    オンライン懇親会では、音声だけでなくチャット機能を積極的に活用することで、より豊かなコミュニケーションが取れるようになります。ZoomやTeamsのチャット欄で「次の企画は○○です」といった補足情報を出したり、ゲームの結果をリアルタイムで共有したりすることが可能です。

    発言が苦手な参加者も、チャットなら気軽に参加しやすく、全員が何らかの形で懇親会に関われるでしょう。「拍手」や「笑い」の絵文字、スタンプ機能も活用して、画面越しでも一体感のある雰囲気を作り出せます。

    司会者は定期的にチャットをチェックし、「チャットでも素敵なコメントをいただいています」と音声で紹介することで、より活発な交流を促進できます。

    大人数で楽しめるトークテーマやゲームを選ぶ

    参加人数が多いオンライン懇親会では、全員が参加できる企画を選択することで、一体感のある懇親会となります。トークテーマでは、「挙手で答える2択質問」や「チャットで一言コメント」など、短時間で全員が参加できる形式が効果的です。「今日の気分を色で表すと?」といった質問は、誰でも答えやすく盛り上がります。

    複雑な説明が必要なゲームや、少人数での議論が中心となる企画は避けたほうが無難でしょう。ビンゴ大会やクイズ大会のように、参加人数が増えるほど盛り上がる企画を選ぶことが重要です。

    大人数では発言の順番待ちが長くなりがちなため、「みんなが参加できる」を合言葉に、同時参加型の企画を中心に構成しましょう。

    途中参加や途中離脱が自由であることを周知する

    オンライン懇親会の大きなメリットは、参加の自由度が高いことです。事前に「途中参加・途中退席も歓迎です」と明確にアナウンスすることで、参加へのハードルを大幅に下げられます。

    「19:30頃からでも構いません」「お子さんの迎えで20:30に退席予定でも大丈夫です」といった具体例を示すと、より参加しやすくなります。フレキシブルな参加を前提とすることで、より多くの社員が懇親会に参加しやすくなるでしょう。

    途中で抜ける際も「お疲れさまでした」とチャットで一言伝えるだけで十分といったルールを設けることで、気まずさを感じることなく退室できます。司会者も「いつでもお気軽に退室してくださいね」と声をかけ、プレッシャーのない雰囲気作りを心がけましょう。

    終了時間を決めて規定時間で一旦お開きにする

    オンライン懇親会では、終了時間を明確に設定し、時間通りに一旦お開きにすることが重要です。対面の懇親会と異なり、終電や会場の時間制限がないため、ダラダラと長時間続いてしまうリスクがあります。

    参加者の疲労や集中力の低下を防ぐため、2時間程度を目安に設定し、必ず時間を守って終了しましょう。

     

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    オンライン懇親会を開催する注意点

    オンライン懇親会を開催する際は、参加者の多様な立場や価値観に配慮し、誰もが安心して参加できる環境を整えることが重要です。無用なトラブルを避け、全員が気持ちよく参加できるよう、事前に注意すべきポイントを把握しておきましょう。

    開催時に特に注意すべき主要なポイントは以下のとおりです。

    • 不参加のメンバーに欠席理由を聞かない
    • 飲み会であってもお酒の準備は義務付けない
    • 全員がわからない内輪ノリや下品な話題は避ける

    これらの注意点を守ることで、参加者全員が尊重され、快適に過ごせる懇親会となります。各注意点について、具体的な対応方法と配慮すべき理由を詳しく解説していきます。

    不参加のメンバーに欠席理由を聞かない

    オンライン懇親会への参加は任意であることを前提とし、不参加のメンバーに対して欠席理由を詮索することは避けましょう。参加しない理由は人それぞれで、家庭の事情、体調不良、プライベートな予定などさまざまです。

    不参加の回答を受けた場合は、「承知いたしました。またの機会にお会いできればと思います」といった簡潔で温かい返答に留めることが大切です。

    飲み会であってもお酒の準備は義務付けない

    オンライン懇親会を「飲み会」として開催する場合でも、お酒の準備を義務付けないことが重要です。参加者のなかには、体質的にお酒が飲めない人、宗教的理由で飲酒を控える人、妊娠中や授乳中の女性、服薬中でアルコールを避けている人など、さまざまな事情を抱えている方がいます。

    事前の案内では「お好きな飲み物をご準備ください」「ノンアルコールでもまったく問題ありません」といった文言を必ず含めましょう。

    全員がわからない内輪ノリや下品な話題は避ける

    オンライン懇親会では、参加者全員が楽しめる話題選びが重要です。

    特定の部署や年代だけが盛り上がる内輪ネタは、他の参加者を置き去りにしてしまう可能性があります。「あの件、覚えてる?」といった限られた人しか理解できない話題は避け、誰でも参加できる共通の話題を選びましょう。

    下品な話題やハラスメントに該当する可能性のある内容は厳禁です。セクシャルな話題、特定の人を揶揄する発言、政治的・宗教的な議論などは、参加者を不快にさせるリスクがあります。オンライン環境では相手の表情が読み取りにくく、不快感を示すサインを見逃しやすいため、より慎重な配慮が必要です。

    まとめ

    オンライン懇親会は、適切な準備と運営により、対面以上の効果を発揮できる貴重なコミュニケーション手段です。成功の鍵は、事前の丁寧な準備、当日の円滑な進行、そして参加者への細やかな配慮にあります。

    本記事で紹介した準備から進行方法、盛り上がる企画、成功のコツを参考に組織の文化施策にぜひ挑戦してみてください。

     

    また、Cultiveでは懇親会やキックオフ、全社総会やアワードなどのオンライン開催の経験も豊富にございます。目には見えづらい会社の文化や“らしさ”を抽出し、共感できるような心震えるストーリーに変えて企画/運営をサポートいたします。

    組織力向上、エンゲージメント向上のために施策をご検討中の方はぜひご相談ください!

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      小名木 直子
      小名木 直子

      Producer

      オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。

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      • 企画

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