会社表彰制度をユニークにする目的とは
表彰制度にユニークな要素を取り入れることには、明確な目的があります。主な目的として、以下の3点が挙げられます。
- マンネリ化した表彰制度を刷新できる
- 企業らしさを伝えるブランディングにつなげられる
- メンバーのモチベーション・エンゲージメントを高められる
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
マンネリ化した表彰制度を刷新できる
従来型の表彰制度は、売上目標達成者や勤続年数の長いメンバーを表彰する形式が中心です。こうした制度は予測可能で、毎年同じような人が表彰される傾向があります。その結果、表彰式に関心を持たず、形だけのイベントとして認識してしまいます。
ユニークな制度を導入すれば、メンバーの注目度は一気に高まります。「今年はどのような賞があるのか」「自分にもチャンスがあるかもしれない」という期待感が生まれ、参加意欲も向上するでしょう。
制度に遊び心や新しい評価基準を取り入れることで、表彰制度そのものが社内の話題となり、組織の活性化につながります。例えば、失敗から学んだメンバーを称える賞や、他者を褒めることが上手なメンバーを表彰する賞など、従来にはない視点を加えるだけで、制度の印象は大きく変わるでしょう。
企業らしさを伝えるブランディングにつなげられる
表彰制度は、企業文化や価値観を社内外に伝える有効な手段となります。どのような行動や姿勢を評価するかによって、その企業が何を大切にしているのかが明確に表れるからです。
企業理念や文化の特徴を反映した賞名や表彰形式を設計すれば、メンバーは自社の価値観をより深く理解できます。
例えば、チャレンジ精神を重視する企業であれば「新規プロジェクト挑戦賞」を設けることで、組織として挑戦を奨励していることが伝わります。
また、こうした制度は採用活動においても効果的です。求職者に対して「この会社はどういった人材を評価するのか」が明確に示されることで、企業文化への共感を得やすくなります。メンバーにとっても自社の魅力が伝わる制度として機能し、エンゲージメント向上につながるでしょう。
メンバーのモチベーション・エンゲージメントを高められる
ユニークな表彰制度は、メンバーのやる気や仕事への意欲を効果的に高めます。行動や努力が認められれば自己肯定感も上がり、もっと挑戦をしようという意欲にもつながります。
特に、数字だけでは測れない貢献を評価する制度は、多様なメンバーのモチベーション向上につながります。営業成績では目立たなくても、チームをサポートする役割や、職場の雰囲気づくりに貢献するメンバーは確実に存在します。こうしたメンバーを表彰することで、達成感と自己肯定感が高まっていくでしょう。
実際の心理的効果として、表彰を受けたメンバーは「自分の仕事が認められた」という実感から、さらに高いパフォーマンスを発揮する傾向があります。また、表彰された同僚を見た他のメンバーも「自分も頑張ろう」と刺激を受け、組織全体の活力が向上します。
単なる表彰ではなく工夫を凝らすことで、制度の効果は大きく高まります。そのため、一人ひとりが「自分にもチャンスがある」と感じられる仕組みを作ることが重要です。
ユニークな会社表彰制度の特徴
ユニークな表彰制度には、いくつかの共通した特徴があります。主な特徴として、以下の3点が挙げられます。
- 「楽しい・共感できる」テーマ設定がカギ
- ネーミングや選考基準で個性を出す
- 表彰式や発表方法もエンタメ性を意識
それぞれの要素について、具体的に見ていきましょう。
「楽しい・共感できる」テーマ設定がカギ
表彰制度を成功させるには、テーマや評価軸の工夫が欠かせません。メンバーが共感できるテーマを設定することで、制度への関心と参加意欲が大きく高まります。
共感できるテーマの例としては、「チームワーク賞」や「ありがとう賞」などが挙げられます。チームワーク賞は、個人の成果だけでなく協力して成果を出したチームを評価する賞です。ありがとう賞は、他のメンバーから感謝された回数や内容をもとに表彰する仕組みで、日常の小さな親切も評価対象となります。
単なる数字評価ではなく、楽しさや共感を取り入れることで、表彰制度は身近なものになります。「この賞なら自分も取れるかもしれない」「同僚のあの行動はたしかに素晴らしかった」と感じられる制度は、組織全体のモチベーション向上に大きく貢献するでしょう。
ネーミングや選考基準で個性を出す
賞の名前をユニークにすることで、記憶に残りやすくなります。「営業部門最優秀賞」といった一般的な名称よりも、「お客様の笑顔創造賞」や「縁の下の力持ち賞」といった具体的でイメージしやすい名称の方が、インパクトがあります。
選考基準にも独自性を出すことが重要です。例えば「オフィス環境改善賞」では、デスクの整理整頓状態や共有スペースの使い方を評価します。「スピード対応賞」では、メールやチャットの返信速度を基準にするなど、日常業務のなかでの工夫を評価対象とするとよいでしょう。
ネーミングと基準の両方に工夫を凝らすことで、メンバーの関心を引く仕組みが完成します。ユニークな名前は話題性を生み、明確な基準は「自分も該当するかもしれない」という参加意欲を高めます。この二つの要素が組み合わさることで、表彰制度は組織に深く浸透していきます。
表彰式や発表方法もエンタメ性を意識
表彰の内容だけでなく、発表の仕方や式の演出にも工夫を凝らすことで、制度の浸透度は格段に高まります。形式的な表彰式ではなく、メンバーが楽しめるイベントとして設計することが重要です。
実例としては、全社イベントでの発表があります。年次総会や社内パーティーの場で、プレゼンテーション形式で表彰理由を紹介すれば、受賞者の貢献が全メンバーに伝わります。また、映像を活用して、受賞者のインタビューや日頃の業務風景を紹介する方法もよいでしょう。
さらに、ゲーム形式を取り入れる企業もあります。受賞者を当てるクイズ大会を開催したり、受賞者本人がサプライズで発表されたりする演出は、表彰式を盛り上げます。
形式も含めてユニークにすることで、表彰制度は単なる評価の場ではなく、メンバーが楽しみにするイベントへと変わります。エンタメ性を意識した運営が、制度の浸透とエンゲージメント向上につながるでしょう。
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ユニークな会社表彰制度アイデア10選
ここからは、実際に導入できるユニークな表彰制度のアイデアを10個紹介します。
- ① 失敗を表彰して学びや労いを伝える
- ② サンクスカードで感謝や気付きをメンバー間で伝える
- ③ 新たなアイデアや意見を発信したメンバーを表彰する
- ④ メンバーの挑戦やチャレンジを表彰する
- ⑤ 褒め上手なメンバーを表彰する
- ⑥ 自分で自分を褒めたいところを発信する
- ⑦ 返信の早さやデスクの整頓状況を表彰する
- ⑧ アルバイトを含む従業員の接客スキルを表彰する
- ⑨ 教育や育成で評価の高いメンバーを表彰する
- ⑩ 毎月で小規模な表彰式を実施する
これらのアイデアは、自社でも取り入れやすく、メンバーのやる気向上につながる実践的なものばかりです。それぞれの詳細を見ていきましょう。
① 失敗を表彰して学びや労いを伝える
失敗を隠さず、むしろ学びに変える文化を醸成する表彰制度です。新しいことに挑戦すれば失敗はつきものですが、多くの組織では失敗を責める風潮があり、メンバーが萎縮してしまいます。
この制度では、挑戦した結果としての失敗を評価します。「何を試みたのか」「そこから何を学んだのか」「その経験を次にどう活かすのか」といった観点で表彰することで、失敗を前向きにとらえる姿勢を称えましょう。
具体的な運用例としては、四半期ごとに最も価値ある失敗をしたメンバーを選出し、全社で共有する方法があります。失敗の経緯と学びをプレゼンテーションしてもらうことで、他のメンバーも同じ失敗を避けられ、挑戦する勇気も得られます。
メンバーが安心してチャレンジできる環境を作ることで、イノベーションが生まれやすくなります。失敗を恐れずに新しいアイデアを試す文化が根付けば、組織全体の成長につながるでしょう。
② サンクスカードで感謝や気付きをメンバー間で伝える
メンバー同士で感謝や気付きを可視化する仕組みとして、サンクスカード制度があります。日常業務のなかで助けてもらったり、よい影響を受けたりした際に、カード形式で感謝の気持ちを伝える制度です。
カードには、具体的な行動や感謝の理由を記入します。紙のカードを手渡しする方法もあれば、社内アプリを使ってデジタルで送信する方法もあります。そして、一定期間に集まったカードの数や内容をもとに、最も感謝されたメンバーを表彰しましょう。
この制度の利点は、小さな行動も評価される文化が形成されることです。大きな成果だけでなく、日々の親切な対応や丁寧なサポートも可視化され、正当に評価されます。
感謝を伝え合う習慣が定着すれば、職場の雰囲気は格段によくなります。メンバー同士の関係性が深まり、チームワークの向上にもつながる効果的な制度です。
③ 新たなアイデアや意見を発信したメンバーを表彰する
アイデアや提案を積極的に発信するメンバーを評価する制度です。業務改善の提案、新規事業のアイデア、効率化の工夫など、自ら考えて発信したメンバーを表彰します。
具体例としては、社内提案制度やピッチイベントと連動した表彰があります。毎月テーマを設定し、それに対するアイデアを募集しましょう。提案された内容を評価委員会で審査し、優れたアイデアを出したメンバーを表彰します。採用されたアイデアだけでなく、実現には至らなくても斬新な発想や熱意ある提案も評価対象とします。
この制度により、クリエイティブな発想が奨励されるでしょう。「アイデアを出しても意味がない」という諦めの雰囲気ではなく、「自分の考えを発信すれば評価される」という前向きな文化が育ちます。一人ひとりが当事者意識を持ち、組織の改善に貢献する姿勢を養えることが、この表彰制度の大きなメリットです。
④ メンバーの挑戦やチャレンジを表彰する
新規プロジェクトへの参加や、困難な業務に挑戦したメンバーを評価する制度です。結果が成功したかどうかだけでなく、挑戦したこと自体を称えます。
挑戦のプロセスや努力の過程も評価対象としましょう。例えば、新しい営業手法を試みた、未経験の業務に取り組んだ、自己啓発のために資格取得に挑戦した、などが該当します。挑戦の内容と、そこから得た経験を共有してもらうことで、他のメンバーにも刺激を与えます。
これは、チャレンジ精神の浸透とメンバーのモチベーション向上が同時に達成できる制度です。「やってみよう」という気持ちが組織全体に広がれば、変化に強い柔軟な組織へと成長していきます。挑戦を歓迎する文化が根付くことで、メンバーは安心して新しいことに取り組めるようになるでしょう。
⑤ 褒め上手なメンバーを表彰する
他者を積極的に褒めるメンバーを称える制度です。褒める行為は、職場の雰囲気を明るくし、同僚のモチベーションを高める重要な行動ですが、なかなか評価されにくい側面でもあります。
具体例としては、毎月褒められた回数や質を評価する方法があります。社内アンケートで「最も褒めてくれた同僚」を選んでもらったり、日常的に他者を称賛する発言が多いメンバーを観察したりして選出しましょう。小規模な表彰を月次で実施することで、継続的に褒める文化を醸成できます。
これは、職場のポジティブな雰囲気を醸成する効果が期待できる制度です。褒め合う文化が定着すれば、メンバー同士の関係性が良好になり、心理的安全性の高い職場環境が実現します。
他者を認める姿勢を持つメンバーを表彰することで、組織全体によい影響が波及していくでしょう。
⑥ 自分で自分を褒めたいところを発信する
自己承認の文化を促進する表彰方法です。日本人は謙虚さを美徳とする傾向があり、自分の成果を積極的にアピールすることを苦手とします。しかし、自己肯定感を高めることは、メンタルヘルスやパフォーマンス向上にとって重要です。
具体例としては、社内掲示板や朝会で自分の頑張りを発表する機会を設けます。週に一度、順番に「今週の自分を褒めたいこと」を共有しましょう。小さな成功体験や工夫した点など、どのような内容でも構いません。
この制度は、自己肯定感の向上と他者へのよい影響が同時に得られます。自分を褒める習慣が身につけば、ポジティブな思考が定着します。また、他のメンバーの発表を聞くことで、「そういう視点もあるのか」と新たな気付きも得られるでしょう。自分を認めることができるメンバーが増えれば、組織全体の雰囲気も前向きになっていきます。
⑦ 返信の早さやデスクの整頓状況を表彰する
日常業務の小さな工夫や習慣を評価するユニークな表彰制度です。大きな成果だけでなく、日々の仕事の質を高める行動にも光を当てます。
具体例としては、メール返信速度ランキングを作成し、最も迅速かつ丁寧に対応したメンバーを表彰します。また、デスクの整理整頓チェックを定期的に行い、常に清潔で効率的な作業環境を保っているメンバーを評価するのもよいでしょう。
日常行動も評価対象にすることで、参加のハードルが下がる点が大きなメリットです。特別な成果を上げなくても、毎日の心がけ次第で誰でも受賞のチャンスがあります。
こうした基本的な行動を評価することで、組織全体の業務品質が底上げされます。小さな習慣の積み重ねが、大きな成果につながることを実感できる制度です。
⑧ アルバイトを含む従業員の接客スキルを表彰する
正社員だけでなく、アルバイトやパートタイマーも評価対象にする制度です。接客業や販売業では、アルバイトがお客様対応の最前線に立つことが多く、その貢献度は非常に高いものです。
具体例としては、接客力ランキングを作成し、お客様アンケートの評価と連動させます。お客様から名指しで褒められた回数や、満足度調査での高評価を基準に、優れた接客をした従業員を表彰しましょう。
これは全員参加型の表彰で、チーム全体の質向上につながる点が重要です。雇用形態に関係なく評価される環境があれば、アルバイトも高いモチベーションで働けます。また、正社員とアルバイトの壁が低くなり、一体感のある職場づくりにも貢献します。
すべての従業員が平等に評価される制度は、組織全体のサービス品質を向上させる効果があります。
⑨ 教育や育成で評価の高いメンバーを表彰する
教育・指導力を重視した表彰制度です。後輩の育成や同僚へのサポートは、組織の持続的な成長に欠かせない活動ですが、数値化しにくいため評価されにくい傾向があります。
そこで、後輩育成ランキングを作成します。研修に参加した新人からのフィードバックを収集し、「最も成長をサポートしてくれた先輩」を選んでもらいましょう。また、社内勉強会を開催したメンバーや、ナレッジ共有に積極的なメンバーも評価対象とします。
人材育成への貢献を評価する文化の重要性は、今後ますます高まるでしょう。優秀な人材を育てられるメンバーがいる組織は、長期的に競争力を維持できます。教育に力を入れるメンバーを表彰することで、知識やスキルを共有する文化が根付き、組織全体の能力が向上していくでしょう。
⑩ 毎月で小規模な表彰式を実施する
年に一度の大規模な表彰式ではなく、毎月小規模な表彰をおこなう制度です。頻度を高めることで、モチベーション維持と制度の浸透を図ります。
具体例としては、オンライン会議や朝礼での簡単な表彰があります。毎月異なるテーマを設定し、そのテーマに沿った活躍をしたメンバーを選出します。例えば、1月は「新年チャレンジ賞」、2月は「サポート貢献賞」といった具合です。
頻度を増やすことで、制度の浸透度と参加意欲が高まる点が最大のメリットです。年に一度だけでは、多くのメンバーにとって遠い存在になってしまいますが、毎月であれば身近に感じられます。
定期的な表彰機会があることで、常に意識を高く保ち、日々の業務に前向きに取り組めるようになるでしょう。
表彰制度を導入・刷新する際の注意点
ユニークな表彰制度を成功させるには、運用上の注意点を押さえることが重要です。
主な注意点として、以下の4点が挙げられます。
- 不公平感が出ないよう運用ルールを設ける
- 評価者と被評価者の納得感を大切にする
- 形骸化を防ぐためのフィードバック仕組みを整える
- 定期的にメンバーの意見を収集して制度を見直す
それぞれの内容について、具体的に見ていきましょう。

不公平感が出ないよう運用ルールを設ける
公平性を担保するためのルールやプロセスの整備は、表彰制度の信頼性を左右します。運用ルールが曖昧だと、「あの人ばかり表彰される」「選考基準がわからない」といった不満や不信感が生まれてしまいます。
具体的には、評価者を複数人設定することが効果的です。一人の判断に偏らないよう、異なる部署や役職で構成される評価委員会を設けましょう。また、評価基準を事前に公開し、どのような行動や成果が評価されるのかを明確に示すことも重要です。
さらに、評価対象者の範囲を明示することで、特定の部署や職種だけが有利にならないよう配慮します。全員が平等にチャンスを持てる仕組みを作ることが、制度への信頼と参加意欲を高める鍵となります。
透明性の高い運用ルールがあれば、メンバーは安心して制度に参加できるようになります。
評価者と被評価者の納得感を大切にする
評価プロセスで評価者と被評価者の納得感を重視することは、表彰制度の効果を最大化するために欠かせません。一方的な評価では、受賞者も選ばれなかったメンバーも、心から制度を受け入れることが難しいからです。
具体的には、評価後にフィードバックをおこなうことが重要です。受賞者には「なぜその行動が評価されたのか」を具体的に伝え、受賞できなかったメンバーには「今後どのような点を改善すればよいか」を示します。建設的なフィードバックがあれば、次への意欲につながります。
また、意見交換の場を設けることも効果的です。メンバーが評価基準や選考プロセスについて質問できる機会を作れば、制度への理解が深まります。
納得感があると、表彰の効果が高まっていきます。形式的な表彰ではなく、メンバーの心に響く評価を目指しましょう。
形骸化を防ぐためのフィードバック仕組みを整える
表彰制度を形骸化させないためには、定期的な評価と改善の仕組みが必要です。導入当初は盛り上がっても、時間が経つにつれて関心が薄れ、形だけの制度になってしまうケースは少なくありません。
具体例としては、表彰制度に関するアンケートを定期的に実施します。メンバーから「制度のよい点」「改善してほしい点」「新しく追加してほしい賞のアイデア」などを収集しましょう。また、レビュー会議を開催し、評価委員会で制度の運用状況を振り返ることも有効です。
さらに、改善案を社内で共有することで、制度が常に進化していることを示せます。社内で上がった声を反映して変化し続ける制度であれば、関心を維持できるでしょう。
定期的にメンバーの意見を収集して制度を見直す
制度導入後も、メンバーの意見を反映してブラッシュアップする継続的な努力が重要です。現場の声を聞かずに運用し続けると、実態に合わない制度になってしまいます。
例えば、オンラインアンケートを四半期ごとに実施する方法があります。「今期の表彰制度で良かった点」「改善してほしい点」「新しい賞のアイデア」などを自由に記入してもらいましょう。社内に意見箱を設置し、いつでも匿名で提案できる環境を作ることも効果的です。
また、定期的なヒアリングも有効な手段です。各部署の代表者と面談し、現場の生の声を聞く機会を設けましょう。現場の実態を把握することで、より実効性の高い制度へと改善できます。
現場の声を反映することで、制度の実効性と満足度が向上していきます。メンバー参加型の制度運営が、長期的な成功の鍵となるでしょう。
社内イベントのことならCultiveまで!
企画やご予算でお悩みはありませんか?まずはお気軽にご相談ください
ユニークな表彰制度で自社らしさを発信しよう
ユニークな表彰制度は、単にメンバーを評価する仕組みではありません。企業文化を体現し、モチベーションを高め、組織全体を活性化させる強力なツールです。
従来型の形式的な表彰から脱却し、自社の価値観や個性を反映した制度を設計することで、メンバーは「この会社で働く意味」をより深く実感できるようになります。失敗を称える賞、日常の小さな親切を評価する賞、挑戦を奨励する賞など、多様な視点を取り入れることで、すべてのメンバーに活躍の機会が生まれます。
なお、Cultiveでは大規模な全社表彰式をはじめ、企業文化を醸成するような社内施策を幅広くお手伝いしております。
企業の理念がメンバーに宿り、“らしさ”が育まれるような文化を定着させることで企業の成長に寄与する──。企業も人も笑顔になれるうような、より良い文化が定着するまでのステップを伴走型でサポートいたします。
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