新人向けオンラインイベントとは?開催の目的・意義を整理
新メンバー(新人向け)にオンラインイベントを開催する目的・意義は大きく4つあります。
- 新人に企業文化と価値観の共有
- 社員としての責任の自覚
- 社員同士のコミュニケーションを促進
- 新人の緊張をほぐすアイスブレイク
それぞれ詳しくみていきましょう!
新人に企業文化と価値観の共有
オンラインイベントを開催する目的のひとつは、企業文化や価値観を新人に伝えることです。
同じ業界や職種であっても、企業ごとに大切にしている価値観や雰囲気は異なります。そのため、新人には、自社が大切にしている理念や行動指針をできるだけ早い段階で理解してもらうことが重要です。
ただし、オンラインでのコミュニケーションには独特の難しさがあります。対面であれば、オフィスの雰囲気や先輩たちの立ち振る舞いから自然と伝わる「空気感」が、画面越しではどうしても薄れてしまいます。
だからこそ、メッセージを伝えるときは難しい言葉を避け、シンプルかつ具体的な表現を用いましょう。抽象的な理念も、日常の行動に結びつけて説明することで、新メンバーの心に届きやすくなります。
社員としての責任の自覚
新入社員に責任感を持ってもらうことも、オンラインイベントで大切にしたい狙いのひとつです。
会社から歓迎のメッセージが伝わることで、新メンバーは安心感や所属意識を抱きやすくなり、自分の役割に前向きに取り組む姿勢へとつながります。その結果、モチベーションの向上やミスの減少、業務の精度向上といったよい効果が期待できるでしょう。
また、オンラインイベントは受け身になりがちな講義形式よりも、自分の考えを伝えたり、周囲の反応を受け取ったりする機会が多くなります。
こうした双方向のコミュニケーションを通じて「自分にも発言するチャンスがある」「期待されている」と感じるようになり、責任意識も少しずつ芽生えていきます。
一方的に情報を受け取るだけでなく、自分もその時間を“つくる側”だと実感することこそが、新メンバーの前向きな成長を後押ししてくれるはずです。
社員同士のコミュニケーションを促進
社内コミュニケーションの活性化も、オンラインイベントの重要な役割です。
新しい環境に飛び込む新人にとって、既存の組織に加わることは期待と同じくらい不安をともないます。特にオンライン環境では、ちょっとした雑談や何気ない会話が生まれにくく、つながりを感じにくいです。
そのようなときこそ、業務から離れたカジュアルな交流の場が役に立ちます。リラックスした雰囲気のなかでやり取りができれば、心理的な壁がやわらぎ、自然と距離が縮まるでしょう。
互いの価値観や強みを知ることができれば、チームの一体感もぐっと高まります。
新人の緊張をほぐすアイスブレイク
新人がオンラインイベントで最初に感じやすいのが「いつ話せばよいのか分からない」「画面越しで表情が読みにくい」といった独特の緊張感です。対面なら自然に生まれる雑談や“間”がオンラインではつかみにくく、発言のタイミングに戸惑ってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、アイスブレイクが重要になります。例えば「自己紹介ビンゴ」や「共通点探し」のような、ゲーム形式の自己紹介を取り入れることで緊張がゆるみ、ふっと心の距離が縮まる瞬間が生まれます。
アイスブレイクは単なる時間つぶしではなく、新メンバーが「ここにいてもよい」と感じられる空気をつくる大切なステップです。最初の数分で安心感が生まれるかどうかは、その後のイベント全体の雰囲気にも大きく影響します。
新人向けオンラインイベントの企画をする際のポイント
新人向けオンラインイベントを成功させるには、内容だけでなく、進行や配慮の仕方にも工夫が必要です。
具体的には、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。
- 既存社員と新入社員が一緒に盛り上がれる企画を用意する
- プライベートに踏み込みすぎず節度を持つ
- タイムスケジュールを立てる
- イベントのフォローアップで関係をさらに深める
順番に詳しく見ていきましょう。

既存社員と新入社員が一緒に盛り上がれる企画を用意する
まず大切なのは、新入社員と既存社員が同じ目線で楽しめる企画を用意することです。
既存メンバーだけが盛り上がると、新入社員は話に入りにくく、疎外感を感じてしまうかもしれません。まだこの輪に入れていないのかも」と心配する気持ちは、画面越しのオンライン環境ではより強くなりがちです。
そのため、事前の周知やイベント冒頭での説明を活用し「新メンバーを歓迎する時間です」と全員に共有し、イベントの目的とゴールを明確に伝えておきましょう。
誰もが安心して参加できる雰囲気をつくることで、新メンバーの緊張もほぐれ、組織への第一印象もよくなります。
企画の楽しさと同じくらい「ここは自分を受け入れてくれている」という安心感が、新メンバーの心を開きます。
プライベートに踏み込みすぎず節度を持つ
次に、イベント内ではプライベートな話題に踏み込みすぎない配慮も大切です。新人向けのオンラインイベントはお互いを知る絶好の機会ですが、過度に個人的な質問は、相手に不快感や警戒心を与えてしまいます。
特に、家族構成や恋愛事情、政治的な考え方といったデリケートなテーマは避けるべきでしょう。そのような場面では、ファシリテーターや司会がさりげなく会話の方向を整えてあげると安心です。
また、既存社員が新入社員に話しかける場合には、言葉遣いやトーンにも気を配りましょう。カジュアルすぎると軽く受け取られ、逆に敬語が堅すぎると緊張を強めてしまうこともあります。
相手との距離感を尊重し、誰もがリラックスして話せる雰囲気をつくることが、オンラインでも温かい交流を生むポイントです。
タイムスケジュールを立てる
タイムスケジュールを立てることは、オンラインイベントのスムーズな進行に欠かせません。
長時間にわたる進行は、参加者の集中力を切らしやすく、新メンバーにとっては不安や疲労の原因になることもあります。また、内容が複雑すぎると理解に時間がかかり、進行が滞ってしまうこともあるでしょう。
そのため、誰でもすぐに参加できるシンプルな企画を選び、オンとオフの切り替えを意識した構成にすることが大切です。
イベントの満足度は、時間の使い方次第で大きく変わります。しっかりとしたタイムマネジメントも、成功を左右する大事なポイントです。
イベントのフォローアップで関係をさらに深める
イベント後のフォローアップは、新メンバーとのつながりを育む大切な時間です。一度盛り上がった瞬間も、時間とともに少しずつ記憶が薄れてしまいます。
そこで、振り返りの時間を設けたり、SlackやTeamsといった社内チャットで感想や気付きを共有したりすると、あたたかい余韻が続きます。
「同じことを感じていた人がいたんだ」と気付く瞬間や、イベントの写真や動画を見返す時間は、自然と笑顔を生み親しみや安心感を育むでしょう。こうした小さな工夫が、新メンバーがオンラインでも安心して職場になじむ心強い支えとなります。
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新人向けオンラインイベントでおすすめの企画8選
ここでは、新入社員が参加しやすく、チームの雰囲気づくりにも役立つおすすめの企画を8つ紹介します。
- ①自己紹介ビンゴ
- ②共通点探しゲーム
- ③シャッフルトーク
- ④他己紹介
- ⑤ワードウルフ
- ⑥先輩社員トークライブ
- ⑦うちにあるものしりとり
- ⑧NASAゲームストーリー
目的に合った内容のゲームを選んでみてください。
①自己紹介ビンゴ
自己紹介ビンゴは、新入社員の情報を楽しく共有できるゲームです。
あらかじめ設定されたお題(好きな色、得意教科、行ってみたい国など)の答えを、ビンゴ用紙の好きなマスに記入します。その後、一人ずつ自己紹介しながらお題の対する答えを発表し、ビンゴになった人が勝ちとなります。
ビンゴにすることで、相手の特徴が印象に残りやすくなり、交流を深めるのに役立ちます。時間がかかりすぎないよう、マスの数は少なめにするのがポイントです。
【用意するもの】
- 参加者:マスが空欄のビンゴ用紙、筆記用具
- 主催者:ビンゴに使用するお題
②共通点探しゲーム
共通点探しゲームは、チームで対話しながら共通点を見つけるアクティビティです。
複数のチームに分かれ、制限時間内にできるだけ多くの共通点を見つけたチームが勝ちです。「ペットを飼っている」「運動が苦手」など、意外な共通点が見つかると、一体感や親近感が生まれやすくなります。
③シャッフルトーク
シャッフルトークは、短時間で多くのメンバーと交流できるアクティビティです。毎回異なる相手とランダムに組み合わせ、1回あたり5分程度ずつの会話を繰り返します。
普段話す機会が少ない人とも交流できるため、組織全体のコミュニケーションを活性化するきっかけになります。話題に困らないよう、あらかじめトークテーマを用意しておくと進行がスムーズです。
④他己紹介
他己紹介では、2人1組で相手にインタビューをおこない、その内容を全体に紹介します。
相手の話を聞き、要点をまとめて発表する力が求められるため、傾聴力や要約力、プレゼン力などのビジネススキルのトレーニングにもなります。
楽しく交流しながら、相互理解を深められるアクティビティです。
⑤ワードウルフ
ワードウルフは、論理的思考と観察力が試される心理系ゲームです。
4〜6人のグループに分かれ、進行役が似た2つのお題を参加者に配ります。大多数には共通のお題を、少数派(ウルフ)には微妙に異なるお題を与えます。会話を通じて、誰がウルフなのかを探り出します。
ゲームを進めるなかで自然に会話が生まれ、コミュニケーションの活性化に役立ちます。お題は日常的なものから業務に関係する内容までアレンジ可能です。
⑥先輩社員トークライブ
先輩社員トークライブでは、新入社員と年次の近い先輩が登壇し、自身の失敗談や実体験を語ります。
リアルな経験談を共有することで共感や安心感が生まれ、新入社員との距離も縮まりやすくなります。
⑦うちにあるものしりとり
「うちにあるものしりとり」は、実際に自宅にあるものを使っておこなうしりとりゲームです。
参加者が順番に、自宅にあるものをカメラで見せながらしりとりを続けていきます。見せたアイテムから話が広がり、趣味や暮らしが垣間見えることで自然な自己紹介にもつながります。
⑧NASAゲームストーリー
NASAゲームストーリーは、チームで協力して課題解決に取り組むワーク型アクティビティです。
「宇宙船が月面に不時着した」という想定で、手元にある15個のアイテムに優先順位をつけるというミッションに挑戦します。最初に個人で考えたあと、チーム全体で話し合い、最終的な順位を決定します。
論理的な根拠をもとに合意形成を図るプロセスを通じて、思考力や交渉力、チームワークの大切さを体感できます。
【用意するもの】
- 主催者:お題(アイテム一覧と正解例)
オンラインイベントに新人が安心して参加できる工夫
オンラインイベントでは、対面以上に参加者への配慮が求められます。ここでは、新メンバーが安心して参加できるよう、運営側が意識しておきたい3つの工夫をご紹介します。
- カメラオフでも楽しめる企画を用意する
- 発言が苦手な新人へのフォローも意識する
- チャット機能やリアクション機能を活用する
カメラオフでも楽しめる企画を用意する
新人のなかには、カメラをオンにすることに抵抗を感じる方もいます。自宅の環境を映すことへの抵抗や、画面に映る自分の表情が気になるといった理由から、カメラオフで参加したいと考える方もいるでしょう。
そうした心理的なハードルを下げるために、カメラオフでも十分に楽しめる企画を用意することが大切です。
例えば「チャットで答えるクイズ」や「リアクションボタンを使った投票」など、音声や文字だけで参加できる企画は実施しやすく、誰もが気軽に参加できます。また、参加方法を強制せず「カメラはオフでも大丈夫ですよ」と事前に伝えておくと、安心感が生まれます。
大切なのは、参加のスタイルを本人に選ばせることです。このような配慮が「この会社は自分を尊重してくれている」という信頼感につながります。
発言が苦手な新人へのフォローも意識する
オンラインイベントでは発言のタイミングがつかみにくく、特に新人は「いつ話せばよいのか分からない」という戸惑いが生まれやすいです。そこで、発言が苦手な新人に対してどのようなサポートができるかを考えることが重要になります。
例えば、指名制ではなく希望制にすることで、発言へのプレッシャーを減らせます。また、事前に発言テーマを共有しておけば考える時間が確保でき、落ち着いて話せるようになるでしょう。
さらに、司会が「〇〇さんはどう思いますか?」と軽くフォローしたり「チャットでの感想も大歓迎です」と伝えたりすることで、参加のハードルを下げられます。
安心して参加できる雰囲気づくりを意識すると、全員が主体的に関われるイベントへとつながります。
チャット機能やリアクション機能を活用する
オンラインイベントにおけるチャット機能やリアクション機能は、発言が苦手な人にとって心強い味方です。声を出さなくても、リアクションボタンで「いいね」や「拍手」を送ることで、簡単に反応を示せます。また、チャットで感想を共有すれば、そこから新たな会話が広がることもあるでしょう。
例えば、誰かが発表したあとに「すごい!」「共感します」といったコメントがチャット欄に流れると、発表者は励まされ他の参加者も「自分も何か書いてみよう」という気持ちになりやすいです。
小さな反応の積み重ねが参加意識を高め、全体の一体感につながります。オンラインならではのツールを上手に活用することで、誰もが自分らしく参加できる場をつくりましょう。
社内イベントのことならCultiveまで!
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新人向けオンラインイベントは、企業文化や価値観の共有、責任感の醸成、社員同士のつながりの強化を通じて、新入社員のスムーズな職場適応を後押しする有効な手段です。
イベントを企画する際は、自社の目的や新入社員の状況に合わせて、内容や進行方法を工夫することが大切です。具体的なアイデアについては、本記事で紹介した8つの企画をぜひ参考にしてみてください。
また、Cultiveでは入社式や内定式をはじめとして、新人向けのオンボーディング施策を幅広くサポートしております。
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