目次
入社式とは?
新入社員にとって、入社式は社会人としての自覚を持つための大切な機会です。企業側にとっては、会社の理念やマインドを伝え、エンゲージメントを高める貴重な場となります。これまでの環境から新しい人生へと向かう新入社員の不安を解消し、ポジティブな気持ちで働き始めてもらうためにも入社式は大切なセレモニーとなります。
しかし、新型コロナ流行の影響を受け、大人数を集めるようなイベント開催は難しくなりました。
「入社式をしたいけどリアルでの開催が困難だ」
「オンライン入社式を試したいけどどんなコンテンツがいいのか分からない」
そう思って悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、オンライン入社式を成功させるコツや成功事例をご紹介します。オンラインならではの特徴を活かして、エンゲージメントに繋がるような入社式を実現しましょう。
また、入社式と関連性の高い内定式についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
withコロナで一気に広がったオンライン入社式
新型コロナ流行の影響を受けオンライン入社式を導入する企業は一気に増えました。オンライン入社式とはネット回線を介した配信ツールなどを利用して行われるものです。入社式の模様をライブ配信して、参加者は遠隔からその様子をリアルタイムで視聴する形をとります。
大人数を一箇所に集める必要がなく、通勤や移動時の感染リスクを大幅に下げることができるのが大きなメリットとなります。また、遠隔からの参加が可能となるため、地方支部などのゲストを呼ぶことも可能になります。
オンラインとなると参加度が低くなる印象があるかもしれませんが、事前に作っておいたムービー上映や参加制のコンテンツを用意することで視聴者の興味を維持することも可能です。
オンライン入社式は不評?リアルを求める傾向も
現在の社会情勢からは有力な手段となるオンライン入社式ですが、一方でリアルを求める声もあります。新社会人へのアンケートで、「入社式や新人研修がオンラインだと不安がある」と答えた数が6割近くになったという結果も出ています。
新社会人は「職場の雰囲気」や「先輩社員の人柄」、「同期との交流」などのこれから自分が働く場所の雰囲気がつかめずに不安を感じていることが多いです。時世柄、どうしてもリアル開催が難しいという企業は、オンライン入社式でこのような不安を払拭し、精神的な安心を感じてもらえるような配慮を心がけることがポイントとなります。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000975.000013485.html
オンライン入社式を成功させる企画・コツ
近年、会社と従業員の関係性には変化が起きています。以前までのような企業側が人を選んで雇用するという関係性から、働く人が会社を選ぶという関係に変わりつつあります。働き方やライフスタイルも多様化していく現代において、社員との距離感をどのように捉えるのかも企業存続のための重大な課題となっています。
若い世代である新入社員のニーズを把握し、楽しんでもらえるような入社式にすることでエンゲージメントを高めましょう。
スーツ着用禁止
働き方の多様化を受けて、服装への意識も変化しています。業種にもよりますが、「会社員といえばスーツ」というイメージは払拭されつつあります。学生にとって、スーツ禁止を掲げる会社は、時代の変化への察知力や対応力が高いという印象を受ける傾向があります。自宅から気軽に参加できるオンライン入社式を開催するなら、服装自由として柔軟性をアピールすることも検討してみましょう。
オンライン交流会を同時開催
リアルの入社式では閉式後の懇親会が通例ですが、オンラインの場合も懇親会は用意することをおすすめします。新しい環境に飛び込んでいく新入社員たちは、特に人間関係に不安を抱えています。これから共に働くことになる同僚との交流や、先輩社員と話せる機会は彼らにとって大きな安心材料になります。
オンライン交流会を開催する際は会の進行やコンテンツに気を配り、全員に話せる機会があるように気を配るといいでしょう。オンラインは大人数が同時に会話することには不向きなので、ずっと同じ人が話しているという状態になりかねません。チーム単位でのゲームや、トークルームを小グループごとに分けるなどの工夫をしましょう。
また、途中で離席されないようにコンテンツにもメリハリをつけるように意識しましょう。
著名人を呼ぶ
予想外のゲストも入社式の充実度を上げるための有効な手段です。誰もが知ってるような著名なゲストが登場すれば驚きもありますし、著名人からのメッセージはモチベーションにも繋がります。ゲストから、会社の理念に紐づくようなメッセージを貰えれば、その会社が果たしている社会的意義もアピールすることができます。
こだわったムービー上映
理念や価値観を伝える上でムービーは非常に有効な方法です。口頭で説明されるだけだとイメージが沸きづらいですが、象徴的な映像と共に伝えられることで、会社の目指していく未来をビジュアルイメージと共に直感的に受け取ることができます。経営者や役員からのインタビューメッセージも、映像上の演出で力強く見せやすくなります。
オンライン入社式で実践できるアイデア
オンラインでイベントを行うには難しさもありますが、メリットもたくさんあります。オンラインという特徴を活かして感動的な入社式にしましょう。いくつかの代表的なアイデアをご紹介します。
バーチャル背景で桜満開の入社式!
グリーンバックを使用することで好きな背景に変えられるというのがオンラインの強みです。桜が満開に咲いている背景を用意して、新入社員たちの人生の節目を彩りましょう。また、背景画像を複数用意すれば、各シーンに合わせて変更してより印象的な進行を行うことも可能です。
各地の拠点と繋がる合同入社式!
遠隔地と簡単に繋がることができるのもオンラインならではの強みです。拠点が複数ある企業ならば、各地と合同の入社式を行なうのもユニークな取り組みです。各拠点への理解も深まり、それぞれとの交流を生む機会にもなりえます。
オンライン入社式のコツやアイデアをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
入社式は新入社員に社会人としての意識を持ってもらう儀式であると同時に、会社からのメッセージを伝えて、エンゲージメントを高める大切な機会です。オンラインならではの強みを活かしながら、「この会社に決めてよかった」と思ってもらえるような一日を目指しましょう。
なお、Cultive(カルティブ)では入社式をはじめとする様々なオンラインイベントの実績があります。会社の想いを増幅して伝えられるよう、企画段階からサポートいたしますので、お悩みの際はぜひご相談ください。
この記事を書いた人
小名木 直子
Producer
オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。
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