チームビルディングを成功させる秘訣!活用シーンや注意点もあわせて紹介

2025.06.25

こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultive(カルティブ)です!

働きやすい職場や成果を出せるチームをつくりたいと考えたとき、欠かせないのが「チームビルディング」です。

チームビルディングとは、共通の目標や価値観を共有しながら、メンバー同士の信頼や連携を深め、よりよい組織を築くための取り組みです。

この記事では、チームビルディングの基本的な考え方や、メリット・活用シーン・成功させるためのポイント、さらに注意点までをわかりやすく整理しました。

社内研修や人材育成にチームビルディングを活用したいとお考えの場合は、ぜひ参考にしてください。

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    チームビルディングを成功させる秘訣!活用シーンや注意点もあわせて紹介

    【前提】チームビルディングは組織の生産性を向上させる

    チームビルディングとは、メンバー同士が互いに協力し合いながら、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる関係性を築くプロセスです。

    ビジネスの現場では、複雑な課題や変化の多い環境に対応するため、個々の力を集結し、チームとしての総合力を引き出すことが求められます。こうした場面で、チームビルディングの取り組みの有無が、組織全体の生産性や成長に大きな影響を及ぼします

    「人を集めて組織をつくること」と「集まった人材が一体となり機能するチームに育てること」は、まったく別の課題です。成果を出すためには、後者であるチームの機能化に力を注ぐ必要があります。

     

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    チームビルディングにある4つのメリット

    チームビルディングを導入することで、組織にはさまざまなよい影響がもたらされます。
    以下の4つは、多くの現場で実感されている代表的なメリットです。

    • モチベーションの維持と統制
    • コミュニケーションの活性化
    • 生産性の向上
    • 自由でクリエイティブな発想を後押し

    これらのメリットを活かすことで、チーム全体の連携力と成果が向上し、持続的な成長が期待できる組織づくりが可能になります。
    それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

    モチベーションの維持と統制

    まず一つ目のメリットは、メンバーのモチベーションを安定的に保ちつつ、組織としての方向性を揃えられる点です。

    チームビルディングによって目標やビジョンが明確に共有されると、一人ひとりの行動に意味が生まれ、仕事への意欲が持続しやすくなります。

    また、全員が同じ方向を向いて取り組むことで、エネルギーのばらつきが減り、組織全体の動きが滑らかになります。

    雰囲気の良いチームは、自然と成果も上がりやすくなるのです。

    コミュニケーションの活性化

    次に挙げられるのは、コミュニケーションの質が高まりやすくなることです。

    チームビルディングを通じて共通の目的やルールが定まると、情報や判断基準がメンバー間で共有されやすくなります。こうした土台があるとコミュニケーションが円滑になり、伝達ミスや認識のずれが減ることで業務のスピードや精度が向上します。

    また、コミュニケーションは相互理解を深めるうえでも重要です。チーム内の連携を強化したい場面では、特に有効な手法といえるでしょう。

    生産性の向上

    チームビルディングは、組織全体の生産性を高めるための土台づくりにもなります。

    目的や役割が明確になると、個々の動きが洗練され、業務を効率的に遂行することが可能になります。

    さらに、メンバーが安心して働ける環境が整えば、メンバーは自分の強みを積極的に発揮しやすくなり、それがチーム全体の成果にもつながります。

    仕事の流れを整え、チームの力を最大化する点で、チームビルディングは重要な役割を担っています。

    自由でクリエイティブな発想を後押し

    最後に、柔軟で創造的な発想を引き出しやすくなる点も見逃せません。

    信頼関係や心理的安全性が築かれたチームでは、メンバーが失敗を恐れずに自由に意見を言いやすくなります。

    その結果、従来にはなかった新しい視点やアイデアが生まれ、組織の競争力向上にもつながります。

    固定概念にとらわれない柔軟な発想は、競争力のある組織をつくるうえで欠かせない要素です。

     

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    チームビルディングの効果が発揮される3つの場面

    チームビルディングの効果を最大限に発揮するために、以下のような3つの場面を意識しましょう。

    • 場面① 新規でプロジェクトや組織を発足させたとき
    • 場面② 新人を迎え入れたとき
    • 場面③ チーム編成を変える・風通しをよくしたいとき

    これらの場面でチームビルディングを効果的に活用することで、チームの結束力や柔軟性が高まり、成果につながりやすくなります。順番に解説します。

    場面① 新規でプロジェクトや組織を発足させたとき

    新しいプロジェクトや組織の立ち上げ時には、チームビルディングが重要な役割を果たします。

    立ち上げ直後は、チーム内の信頼関係や役割分担がまだ十分に確立されていません。そこで必要になるのが、メンバー同士が目標や価値観を共有し、相互理解を深める機会です。

    研修やワークショップ、ゲームなどを活用したチームビルディングを実施すると、共通認識が育まれ、チームとしての結束力も高まります。また、初期段階で活発なコミュニケーションを取ることにより、メンバーそれぞれの強みや特性を理解し合うこともできます。

    こうしてメンバー同士の信頼関係や協力体制が築かれると、その後の業務がスムーズに進み、プロジェクトの成果にもつながりやすくなるでしょう。

    場面② 新人を迎え入れたとき

    新しくメンバーを迎えたときも、チームビルディングに意識的に取り組む必要があります。これは、既存のチームに新たな価値観やスキル、習慣が加わると、チーム全体のバランスや雰囲気が変化するためです。

    この変化を前向きに活用するには、メンバー間の関係構築が重要になります。例えば、新人との相互理解を深めるコミュニケーションの機会を設けたり、既存メンバーとのペアワークを通じて業務の共有を図ったりする方法が効果的です。

    チーム全体で新人をサポートする体制を整えることで、早期の戦力化や心理的安全性の確保につながります。新人が自分の居場所を見つけやすい環境をつくることで、チーム全体の一体感も高まっていくでしょう。

    場面③ チーム編成を変える・風通しをよくしたいとき

    すでに稼働中のチームでも、組織の再編成や風土改善のタイミングでチームビルディングが役立ちます。

    同じメンバーで長く活動していると、関係性が固定化され、新しいアイデアが出にくくなる場合があります。こうした状況では、チームの再編と同時にチームビルディングをおこなうことが効果的です。

    普段とは異なる環境や取り組みを通じて、メンバー同士が新たな一面を発見できる可能性があります。また、従来の役割や立場を一時的に離れることで、チームの雰囲気や仕事に向き合う姿勢をリフレッシュできます。

    変化をチャンスととらえ、組織全体の活性化を図るために積極的に活用していきましょう。

     

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    チームビルディングを成功させるポイント

    チームビルディングを成功させるポイント

    チームビルディングを成功させるためには、以下のようなポイントがあります。

    • 目的や目標を明確にする
    • 自主性を尊重する
    • 一人ひとりの役割を決める
    • 価値観を認め合う
    • 情報共有などコミュニケーションをとる

    これらのポイントを意識しながらチームビルディングを進めることで、より一層、チームの一体感や信頼関係を深められるでしょう。
    それぞれ詳しく説明します。

    目的や目標を明確にする

    まず、チームビルディングをおこなう目的や目標を、全員で共有することが重要です。なぜ取り組むのかがわからないままでは、活動の意義が見えず、メンバーの協力が得られにくくなるおそれがあります。

    全員が目指す方向性を理解すれば、意思統一が進み、チームの一体感が生まれます。また、明確な目標があることで活動中の判断基準も定まり、より効果的な取り組みが可能になるでしょう。

    初期の段階で「なんのために取り組むのか」を明確にし、メンバー間の意識の足並みを揃えることが大切です。

    自主性を尊重する

    チームビルディングを効果的に進めるには、メンバーの自主性を引き出すことも求められます。指示待ちの姿勢では、主体的な行動や提案が生まれにくくなり、メンバーが本来持つ強みや能力が十分に活かされません。

    自分で考えて動ける環境を整えることで、メンバーの創造性や積極性が発揮され、チーム全体の活力も高まります。

    強制感が生まれる状態を避け、メンバーが自発的に関われるよう配慮することで、より深い学びや気づきが得られるでしょう。

    一人ひとりの役割を決める

    メンバーそれぞれに明確な役割を持たせることも、チームビルディングを成功させるポイントのひとつです。

    役割が明確になると、自分の業務に責任感が生まれ、意識を高く持って取り組めるようになります。結果として、チーム全体のパフォーマンス向上が期待できます。

    また、自分の存在がチームに必要だと感じられることで、やる気や成果の向上にもつながるでしょう。

    このように、役割を決めることは、個人の強みを活かしながら、チーム全体の力を最大化することにもつながります。

    価値観を認め合う

    チームが同じ目標を目指すうえで、互いの価値観を尊重する姿勢は欠かせません。

    意見の違いは対立ではなく、よりよい成果へのヒントになることも多いものです。異なる視点や経験を持つメンバーの多様性を活かすことで、創造的な解決策や革新的なアイデアが生まれやすくなります。

    多様な考え方を否定せず受け入れることで、安心して意見を出し合える風土が育まれます。日々のコミュニケーションのなかで価値観の尊重を意識し、メンバー同士の信頼関係を深めていきましょう。

    情報共有などコミュニケーションをとる

    チーム全体で目的を達成させるためには、日頃からの活発なコミュニケーションが不可欠です。積極的に情報を共有し、状況や考えを伝え合うことで、無駄な行き違いや誤解を防ぐことができ、業務のスムーズな進行が期待できます。

    また、コミュニケーションを重ねることで、自然と信頼や協力体制も強まります。定期的な進捗共有や気軽な相談ができる環境づくりにより、チームの結束力はさらに高まるでしょう。

    対話や傾聴の積み重ねが、強いチームをつくる基本になります。

     

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    チームビルディングをおこなう際の注意点

    チームビルディングは効果的におこなうことで多くのメリットを得られますが、やり方を間違えると逆効果になる場合もあります。

    以下の3つの注意点を押さえることで、チームの士気を高め、協力体制をより強固にできます。

    • 適切な目標設定をおこなう
    • メンバー任せにはしない
    • 適正に合わせたチーム編成をおこなう

    順番に見ていきましょう。

    適切な目標設定をおこなう

    チームビルディングでは、高い目標よりも、達成の見込みがある現実的な目標を設定することが大切です。いきなり高すぎる理想を掲げてしまうと、かえってメンバーのやる気を損なってしまうおそれがあります。

    例えば、コミュニケーションが不足しているチームに対して、いきなり完璧な連携を求めるような目標設定は好ましくありません。まずは「週1回の情報共有会議の定着」といった、具体的で達成の可能性が高い目標を設定するようにします。

    実現可能なレベルの目標からはじめ、段階的にステップアップしていくことで、達成感を得ながら成長を促せます。

    メンバー任せにはしない

    チームビルディングの推進においては、管理者やリーダーの関わりが不可欠です。すべてをメンバーに任せきりにすると、活動が形骸化したり、方向性が定まらずメンバー間で混乱が生じたりする可能性があります。

    そのため、活動の方向性決定や土台づくりは、リーダーが主体的に進める必要があります。リーダーが関わることで、定期的な進捗確認や課題の早期発見が可能となり、活動の質を維持できるでしょう。

    リーダーには、メンバーの自主性を尊重しつつも、全体を見守り、進むべき道筋を示す役割が求められます。

    適性に合わせたチーム編成をおこなう

    チームを組む際は、個々の能力だけでなく、成長段階にも目を向けることが大切です。スキルが高いメンバーばかりを集めても、価値観や働き方の違いにより、かえって摩擦が生じることがあるためです。

    メンバーの相性や得意分野、将来性なども踏まえてチーム編成をおこなうと、よりよい協力体制が育まれやすくなります。

    また、チーム編成次第で多様な強みが発揮される可能性があるため、柔軟な視点で組み合わせを工夫することが求められます。

    チーム全体の力を向上させるためにも、メンバーそれぞれの力を十分に引き出せる仕組みとなっているか検証しましょう。

     

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    チームを育む文化づくりならCultiveへご相談

    チームビルディングとは、メンバー同士が互いに協力し合い、一人ひとりの能力を最大限に発揮できる関係性を築くプロセスです。

    モチベーションの維持やコミュニケーションの活性化、生産性の向上など、多くのメリットをもたらすチームビルディングは、新規プロジェクトの立ち上げや新人受け入れ、組織再編など、さまざまな場面で効果を発揮します。

    会社の理念や背景、そしてメンバーの個性に合わせたチームビルディングに挑戦してみてください。

    また、Cultiveでは総会や表彰式などの社内イベントや、理念浸透のためのワークショップをはじめとする文化施策を幅広くサポートしています。

    目には見えづらい会社の“らしさ”をカタチに変えて、メンバーと分かち合えるようなストーリーを持たせて企画をご提案。
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    そのような課題感を抱えている方はぜひお気軽にご相談ください。

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      この記事を書いた人
      小名木 直子
      小名木 直子

      Producer

      オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。

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