季節ごとの社内イベントがエンゲージメント向上に効果的!<CHO対談シリーズ>

2023.12.28
季節ごとの社内イベントがエンゲージメント向上に効果的!<CHO対談シリーズ>

この記事の監修者

佐藤 佳織
佐藤 佳織

株式会社スペサン CHO

株式会社スペサンにて、CHO(Chief Happiness Officer)として社員幸福度を高める施策を企画・運用しながら、社外に対しても幸せに働く人を増やすためのカルチャー醸成のサポートを行う。カルチャー醸成のためのワーク設計実績は100を超える。

CultiveマネージャーでありスペサンCHO(Chief happiness Officer)の佐藤佳織(かおりん)とCultiveディレクター荒井萌(もえ)が、“働く幸せ”に関するノウハウを対談形式で幅広く発信中!

今回は、社内で開かれるシーズンイベントについて。既に導入されている会社もあれば、検討中の会社もあるのではないでしょうか?

お花見クリスマスなど、ライトな季節のイベントは、周年やアワードといったオフィシャルなイベントとは違った観点から、エンゲージメント向上にも効果がある!というお話をしていきます!


社内イベントを実施する理由とは?

荒井:そもそもシーズンイベントってどんな理由で実施しているのでしょうか?

佐藤:実際にシーズンイベントをお手伝いさせていただく中で、社員同士・会社と社員の繋がりを作ろうとしている企業が多いなと感じています。

荒井:繋がり!

佐藤:そう!シーズンイベントを開くと、会社が社員を想っていることが伝わったり、社員同士のコミュニケーションから生まれる「繋がり・愛着」が、やりがいなどに加えて社員のエンゲージメントを支える要素になると思うんです。

荒井:なるほど。繋がりが深まれば新たな協働やアイデアのきっかけにもなりますよね。この人とお仕事をしたら可能性が広がりそう!という関係性があると、会社への愛着にも繋がっていく気がします。

佐藤:前にお手伝いさせていただいた会社では、イベント当日までの期間も楽しめるように、アドベントカレンダーの制作をしたこともありますね。

荒井:そうですね!イベント当日までの参加度やワクワクが高まるような工夫も大事だと思います。

佐藤:スペサン社内ではクリスマスに「ソックスイベント」をやっています!全員分の靴下と無料のお菓子があって、メッセージとお菓子を一緒に靴下に入れていく、みたいな。

荒井:あれいいですよね〜。こんなこと想ってくれていたんだ、と嬉しくなります!

佐藤:こういった、社員同士のコミュニケーションを促す仕組みから「繋がり・愛着」がさらに強化されると思います。そんな仕掛けをやってみるのも良いですね!

参加率を上げるポイントは、評価や年次を気にしなくて良い企画

佐藤:そしてシーズンイベントの魅力の1つは「積極的な参加の有無」が評価に関わらない所社内の交流会とかって、参加しないと「会社に興味がないと思われてしまうかも」みたいなプレッシャーを感じがちです。

荒井:企画側も、参加意欲が高くなるものを作らねば・・・という気持ちになってしまいそう。

佐藤:結局、参加度によって評価されてしまう不安ってあると思うんです。でもシーズンイベントって、不参加でも「なんで?」って言われない安心感があるよね!

荒井:評価を気にしなくて良い時間があるって、すごく大きな役割を持ってますよね

佐藤:うん、大事だなと思います。あと入社年次や性別などで分けられることがないじゃん?

荒井:社員の年代や背景など、ごちゃ混ぜですよね。

佐藤:そう!心理的安全性が高い環境で、個人のレイヤーを気にせずにコミュニケーションが取れる。そんな所にシーズンイベントの良さがあるのかなと思います

荒井:確かに、そういう機会って意外と少ないかも!安心して参加できるので、実は参加率が上がったり単純に楽しんで関係を深められますよね。

佐藤:さらに「ここにコストかけるうちの会社いいな」とか「コミュニケーションが生まれたね」とか、繋がりの認識から一体感が醸成されることもあると思う!

Wellbeingにも寄与するシーズンイベント

佐藤:今はビジネスでウェルビーイング(Wellbeing)が注目されるほど、社員の幸福度が重要視されています。

そのためには「今この瞬間」を見る「心の余白」も大切なんだよね。シーズンイベントを通して、「今この瞬間」をぜひちゃんと感じて欲しい!

荒井:季節の移り変わりを感じられる心の余白がある!ってすごくウェルビーイングに繋がる気がします。そして、会社が社員の心の余白をつくりにいくことが大事ですよね。

年間を通してずっと「売上、売上!」ってなるよりも「お正月だね〜」とか感じられる方が、「頑張ろう!」って思う機会が増えそうな気がします。

佐藤:心の余白という観点でも、シーズンイベントを社内に取り入れるのはおすすめです!

荒井:逆に、本当に忙しくて参加できませんとかだったら、危ないサインかもしれませんね(笑)。余白は意識的に作りにいかないとってことですね!

荒井:日々仕事について考えることが悪いわけではないけど、リフレッシュによって更に良いアイデアが生まれる場面もきっとあるので、そういう余裕が持てるようになれたら素敵ですよね。社内での良好な人間関係はモチベーションにも関連性があるかもしれないですね。

佐藤:そうですね。まだシーズンイベントを導入してない会社があれば、とりあえずお正月にお餅つきをしてみていただけたら良いのではないでしょうか!笑

まとめ

「心の余白」を意識的に創り出しにいくために、また会社へのエンゲージメントを高めるためにも社内イベントは一役買ってくれる重要な施策です。

社内イベントを考える時、「今この瞬間」を感じられる季節感を取り入れたイベントをしてみてはいかがでしょうか?

「イベントがマンネリ化してきて新しいアイデアが欲しい」「シーズンイベントの事例を知りたい」などのお悩みをお持ちの方は、ぜひCultiveへご相談ください!

この記事を書いた人

髙野 美佳子
髙野 美佳子

Producer

自身が大切にしたい「記憶が人の居場所になる」という想いと、スペサン(Cultive運営)のコンセプトである「人を幸せにする 心震える瞬間の創造」の重なりを見つけ、入社。現在はCultiveにてクライアント企業の課題に向き合いながら、何度でも思い出したくなる幸せな記憶を創造するべく邁進中。

  • プロジェクトマネジメント
  • 企画
  • 演出

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