
こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultive(カルティブ)です!
今回はビジネスシーンにおける集客イベント開催の秘訣をご紹介いたします!集客イベントは、企業やブランドが直接顧客と触れ合う絶好の機会です。この記事では、実際の成功事例を交えながら、イベントを成功に導くための具体的なポイント、そしておすすめの集客ツールについて解説します。
集客イベントを企画している方や成功事例を知りたい方はぜひ最後までご覧ください!
集客イベントがビジネスに与える影響とは?
集客イベントはブランド認知度を高めるだけでなく、売上や顧客ロイヤリティを向上させる効果が期待できます。以下のポイントを押さえて効果的な集客イベントを目指しましょう。
集客イベントの重要性
集客イベントは、企業やブランドが顧客や潜在顧客と直接的に触れ合う場です。これにより、ブランド認知度を高めるだけでなく、売上やリード数を増加させることが期待できます。
また、顧客のニーズを把握したり、信頼関係を強化することで、長期的なロイヤリティを育むきっかけにもなります。特に、製品の優位性を体験してもらうことで、競合との差別化が図れます。
売上やブランド認知度向上につながるポイント
集客イベントの成功には、参加者が価値を感じられる体験の提供が不可欠です。例えば、製品デモやワークショップを通じて、顧客に実際のメリットを体感してもらうことで、ブランドへの信頼が強化される可能性があります。
また、直接的なフィードバックを得ることで、市場トレンドを把握しやすくなり、今後のマーケティング戦略にも活用できます。このような取り組みは、売上拡大やブランド認知度向上に大きく貢献します。
また、集客イベントは企業の理念やメッセージを顧客に直接訴える貴重な機会ともなります。会社の持つ社会的価値や叶えていきたい未来像を伝えることで共感者を増やし、ファンを増やすチャンスとしても活用できるでしょう。
集客イベントの成功事例9選
ここでは、実際に成功を収めた集客イベントを9つご紹介します。それぞれの事例から学べるポイントを押さえ、集客イベントにアイディアに活かしてみてください。
事例1:学校法人 河合塾
河合塾は、『ユニフェスOnline2024』という全国113大学が参加する大学合同オンライン説明会を開催しました。このイベントでは、国内外113大学による大学や入試の説明会や、現役大学生による学習法の座談会などが行われました。オンライン形式を活用することで、遠方の学生や保護者にもアプローチできた点が特徴です。
事例2:株式会社ユニクロ
ユニクロは、新商品のプロモーションとして、『UNIQLO DOWN SNAP』という体験型イベントを実施しました。参加者は事前情報なくユニクロのダウンを試着し、SNSで話題の人気のストリートカメラマンが、その動画をスナップとともに順次公開するというもので、北海道、東京、九州の3都市で行われました。
見てみないと着てみないとわからない、ダウンの着心地や暖かさを体験することでブランドのファン層を拡大し、商品の魅力を効果的に伝えることができました。
事例3:株式会社小学館
小学館のビジネストレンドマガジン『DIME』とWebメディア『@DIME』は、『DIMEビジネストレンドサミット』というビジネスカンファレンスを開催しました。このイベントは、異なる6つのテーマで、最新のビジネストレンドを代表する多彩なゲストのセッションをしました。
登壇者には、文化人、経営者、エンジェル投資家などの著名人を招き、オフライン・オンラインどちらでも1セッションから参加ができるようにしました。また、参加者の中から1000名限定でAmazonギフト券をプレゼントするなど、参加意欲を高めることにも成功しました。
事例4:株式会社しまむら
しまむらは、ダンスボーカルグループとのコラボレーションを実施し、自社ブランド「VEHEMENT..(ビーアメント)」のアイテムの中から、“推しが選ぶ、ライブに着て来て欲しい参戦服”をテーマに、メンバーそれぞれがセレクトしたコーディネートを全国の店舗にて販売し、新規顧客の獲得に成功しました。
事例5:イオン株式会社
イオンは、2013年よりシニア向けの参加型イベント「G.Gストア」をオープンし、ラジオ体操やエクササイズを用いた健康サポート、モーニングサービスの提供、卓球や囲碁・フィットネスプラグラムなどを用意し、新たな地域コミュニティの場として、シニア世代の集客に成功しました。
このイベントは、イオンのミッションの1つである「地域社会に貢献する」という理念に基づき、シニア世代の快適な暮らしを支援することで高齢化社会における持続可能性を高め、地域社会に貢献するというメッセージが含まれています。
事例6:株式会社資生堂
化粧品市場では、50歳以上の女性が購入金額の約50%を占めています。資生堂は、社会でますます重要な存在となるシニア女性のさまざまな悩みを解決するため、シニア女性向けの総合ブランド「プリオール」を発表しました。
このブランドは、資生堂の調査から得られた「若返りたい、若く見られたい」という意識よりも、「加齢と上手に付き合いながら、自分らしく輝きたい」という女性の理想に応えることを目的としています。
これは、資生堂のミッションである「美の力でより良い世界を」という理念を実現するためのものです。
事例7:株式会社朝日新聞社
朝日新聞社は、国内最大級のサステナブル・ライフスタイルイベント『GOOD LIFE フェア 2024』を開催しました。このイベントでは、地域の活性化を目的としたフォーラムで、出展ブースをメインに、セミナーが行われるステージのほか、体験型ワークショップや飲食コーナーなどを設け、企業と参加者同士の交流を促進しました。
これは、朝日新聞の購読者の特性として、より良質なものを求める意識や、環境保護やSDGsへの社会課題の関心が高いことや、朝日新聞のビジョンである「利他の想いをもつ個人や企業をつなぎ、ともに課題解決をめざす」という理念と合致しています。
事例8:カルビー株式会社
カルビーは、消費者参加型のコミュニティイベントを実施しました。『かっぱえびせんのロイヤル顧客が新商品を開発? カルビーが取り組む、企業とユーザーを繋ぐコミュニティ施策とは』というテーマでウェビナーを行い、ファンとの会話でターゲット像がより明確になり、そのフィードバックが実際の商品開発に反映されました。
カルビーはグループビジョンに「顧客・取引先から、次に従業員とその家族から、そしてコミュニティから、最後に株主から尊敬され、賞賛され、そして愛される会社になる」という理念を掲げており、このコミュニティイベントはファンを大切にするカルビーの風土と合致しています。
事例9:日本テレビホールディングス株式会社
日本テレビは、親子向けの教育イベント「汐留サマースクール2024」を開催しました。「好きで未来をつくろう!」をコンセプトに、子供たちが楽しみながら学べる体験型プログラムを提供し、2日間で約23,669人の来場者を集めました。
このイベントは、企業の社会的責任(CSR)活動として教育や家族の絆を大切にする姿勢を示すことで、企業と社会をつなぐ重要な役割を果たす事例となりました。その結果、参加者の約92%が満足と回答し、97%が次回も参加したいと答えるなど、高い評価を得ました。
成功する集客イベントのポイント
集客イベントを成功させるための基本的なポイントを以下にまとめます。
ターゲットの明確化
集客イベントの目的と対象となる顧客層を明確に設定することが重要です。STP分析やSWOT分析を活用することで、効率的なターゲティングが可能になります。特に、イベント内容がターゲット層のニーズにマッチしているかを確認し、メッセージの一貫性を保つことが大切です。
- STP分析:セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングを用いて、イベントの狙いを絞り込む。
- SWOT分析:自社の強みや弱みを踏まえたターゲット戦略を策定する。例えば、若年層向けのイベントであれば、SNSを中心にプロモーションを行うなど、具体的な行動を決定する。
適切なイベント形式の選定
イベントの形式は、オンライン/オフライン、ハイブリッドなどターゲットや目的に応じて最適なものを選ぶ必要があります。コンテンツの選び方についても、製品デモ、ワークショップ、抽選会など、ターゲットにとって魅力的で有益なコンテンツを用意することで参加率を向上させましょう。
- オンライン形式(ウェビナーやライブ配信):遠方の顧客にもアプローチ可能。
- オフライン形式(体験型イベントや展示会):実際に触れる体験を提供でき、ブランドの親近感を高める。
効果的なプロモーション方法
イベントの告知段階で、認知を広めるプロモーションが成功のポイントです。ターゲット層に応じてプロモーションの媒体を選ぶことも重要です。早期申込者特典、口コミキャンペーン、紹介割引などで拡散力を高める工夫をしていきましょう。
- SNSやウェブ広告:InstagramやGoogleなどターゲット層が集まるプラットフォームを活用する。
- オフライン媒体:ポスターやチラシで地元客にもアプローチ。
また、プロモーションには企業の理念や価値観、キャラクター性に沿った企画を立案し、企画を通して顧客の企業理解が深まることがファンの獲得に繋がります。例えば、地域の企業や同業他社とのコラボレーション、企業のイメージや価値観と合致するインフルエンサーの起用、ブログ記事・動画などで、イベントに関連する有益な情報やストーリーを提供することも効果的です。
ユーザーエクスペリエンスの向上
参加者が「満足感」を得られる工夫を盛り込むことが重要です。また、会場内でのスムーズな動線設計や、顧客対応の充実を図ることでイベントの質を高めましょう。
- イベント限定の特典や割引の提供
- 記念品やノベルティ配布
- イベント案内スタッフの配置
データ分析とフィードバックの活用
イベントで収集したデータを、次の施策に活かします。SNSでフォローしてもらうための公式アカウントの開設を忘れないようにしましょう。
- 顧客リストの活用:オンライン広告やメールマーケティングでターゲットを絞ったアプローチを行う
- アンケート結果の分析:参加者の声を収集し、イベントの改善点を洗い出す
イベント後のフォローアップ
イベント終了後も、参加者との関係を維持するための施策を実行します。イベントの参加者のみが利用できる特典や情報など、イベントに参加して良かったと思えるフォローアップが重要です。
- お礼メールやアンケートメールを送信
- イベントのアーカイブ動画や関連情報をSNSでシェア
- 参加者に次回イベントの情報を優先的に提供することで、リピーターを増やします
集客イベントにおすすめのツール7選
効率的な集客イベント運営に役立つツールをご紹介します。これらのツールは、それぞれ異なる特徴や強みを持っています。イベントの目的や規模に応じて最適なツールを選ぶことが大切です。
1. Peatix
Peatixは、簡単操作とQRコードでの入場管理が特徴です。特に、小規模イベントやコミュニティ運営に最適で、無料イベントでは利用しやすいプラットフォームです。シンプルなデザインと直感的な操作性が評価されており、初めてのイベント運営者にもおすすめです。
2. ドアキーパー(Doorkeeper)
ドアキーパーは、コミュニティ管理や定期イベントの運営に特化したツールです。メール通知やリマインダー機能が充実しており、参加者とのリレーションを強化できます。特に、技術系セミナーやエンジニア向けの勉強会において高い効果を発揮するため、長期的なコミュニティ運営にも適しています。
3. connpass
connpassは、ITエンジニア向けイベントに特化したプラットフォームです。SNS連携による告知拡散や、グループ作成機能で継続的なイベント開催が容易です。技術勉強会やハッカソンのような専門性の高いイベントを運営する際に、特に有効なツールです。
4. EventRegist
EventRegistは、多言語対応や詳細なデータ管理が可能なツールで、大規模イベントや国際会議に適しています。参加者データや収益情報を効率的に管理できるため、プロフェッショナルなイベント運営が求められる場面で活用されています。また、オンラインイベントにも対応しており、幅広い用途に適しています。
5. こくちーずプロ
こくちーずプロは、シンプルな使いやすさが特徴で、少人数のイベントや地域密着型のイベント運営に最適です。無料プランが充実しているため、初心者にも使いやすいプラットフォームです。特に、地域の交流会や体験イベントのような規模の小さいイベントにおすすめです。
6. everevo
everevoは、柔軟なチケット設定とSNS拡散機能が特徴のツールです。中小規模のセミナーや地域密着型イベントに適しており、リアルタイムでの参加者情報の確認が可能です。また、チケット価格や種別を細かく設定できるため、収益を意識したイベント運営にも向いています。
7. Event Cloud Mix
Event Cloud Mixは、イベントの計画からデータ分析までを一元管理できるプロ向けツールです。オンライン・オフライン両対応で、大規模展示会や業界向けの商談イベントに最適です。イベント効果を可視化するデータ分析機能を備えており、イベント後の戦略立案にも活用できます。
まとめ
この記事では、集客イベントの成功事例や効果的なポイント、さらに便利なツールについてご紹介しました。事例からわかるように、成功するイベントには以下のような共通点があることが分かりました。
- 明確なターゲット設定とニーズの把握
- オンライン・オフラインの適切な使い分け
- 参加者目線に立ったコンテンツ設計
- 効果的なイベント告知とプロモーション
- イベント後の丁寧なフォローアップ
特に近年は、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド形式や、デジタルツールを活用した効率的な運営など、新しい形のイベントも増えています。しかし、どんな形式であっても、参加者に価値ある体験を提供することが成功への鍵となるでしょう。
集客イベントの企画や運営でお困りの際は、ぜひCultiveにご相談ください。豊富な実績とノウハウを活かし、御社の目的に合わせた最適なイベント設計から運営まで、トータルでサポートさせていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください!
この記事を書いた人

小名木 直子
Producer
オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。
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