ブランドアイデンティティを明確にするフレームワーク!構築後のミッションまで解説!

2023.11.30
ブランドアイデンティティを明確にするフレームワーク!構築後のミッションまで解説!

こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultiveです!

ブランドとは、商品やサービスの価値を高めるだけでなく、ユーザーの選択や行動に影響を与える重要な要素です。 

経営者なら誰でもブランドを高めたいと考えますよね。

しかし、新製品を次々と開発したり、広告を増やしても、成果が伸び悩むことは珍しくありません。

ブランドとは自然に形成されるものではなく、自社のブランドをどのようにユーザーに伝えるか、どのように他社と差別化するかを明確に決めた上で、長い時間をかけて形成されていくものだからです。

そのために必要なのが、ブランドアイデンティティです。 

前回の記事では、「ブランドアイデンティティの構成要素や成功事例」を紹介しました!

この記事では、ブランドアイデンティティを構築したその後のステップについてのロードマップを解説しますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

ブランドアイデンティティとは

ブランドアイデンティティとは、企業が自社のブランドの独自性や特徴を表す概念であり、そのブランドがどのようなものであるかをユーザーに印象として与えるものです。

 ブランドアイデンティティは、企業のビジョンやミッション、商品やサービスの特性、ロゴやキャッチコピーなどさまざまな要素で構成されます。

ブランドアイデンティティを明確にすることで、ユーザーに自社のブランドの価値や魅力を伝えやすくなり、競合他社との差別化や、長期的なブランド戦略にも役立ちます。

https://sp-cultive.com/v2/blog/article-18/

ブランドアイデンティティを明確にするフレームワーク

ブランドアイデンティティを明確にするためには、ブランドアイデンティティを構成する要素を整理するフレームワークが必要です。

その一つが、ブランド・アイデンティティ・プリズムというものです。

ブランド・アイデンティティ・プリズムとは、ブランド論の権威であるジャン・ノエル・カプフェレ氏が提唱したもので、自社の6つの要素で整理するためのフレームワークです。 

これらの要素を明確にすることで、ブランドアイデンティティを体系的に構築することができます。 

また、これらの要素は相互に影響し合うので、一貫性や調和を保つことを心掛けましょう。

ブランドアイデンティティ構築後にすべきこと

ブランドアイデンティティは構築して終わりではありません。

 企業の習慣や行動に結びつけるためにはどうしたら良いのでしょうか。

 ブランドアイデンティティの構築後にすべき3つの取り組みを説明します。

ガイドライン/マニュアルの作成

ブランドアイデンティティに関するガイドラインやマニュアルを作成することは、ブランド戦略を円滑に遂行していく上で欠かせません。

ガイドラインやマニュアルには、ブランドアイデンティティの要素や、それらを表現するためのロゴやカラー、フォントからデザインルール、キャッチコピーの書き方などのコミュニケーションルールを明記します。 

これにより、ブランドの一貫性や認知度を高めることができます。

アウター/カスタマーブランディング

ブランドアイデンティティを構築したら、それをユーザーや社会に伝えるアウターブランディングとカスタマーブランディングを行います。

アウターブランディングではブランドアイデンティティに沿った広告やPRを、SNSなどのメディアを活用して訴求します。

カスタマーブランディングでは、ユーザーとのコミュニケーションやエンゲージメントを深めることで、ブランドのファンやアドボケイトを増やすことを目指します。

この両方を意識して、ブランドイメージやブランドロイヤルティを高めていきましょう。

インナーブランディング

ブランドアイデンティティを構築できても、社内で認識がずれていれば、伝える情報にばらつきが出てしまい、一貫した価値やイメージも醸成されることはありません。

そのためには、社内のメンバーがブランドアイデンティティを理解し、共有し、実践するためのインナーブランディングが必要です。

インナーブランディングでは、社内の教育やトレーニング、ワークショップなどの活動を通して、メンバーにブランドアイデンティティの意義や内容を伝えましょう。 

また、メンバーの意見やフィードバックを聞き、ブランドアイデンティティの改善や浸透に活かすことで、社内のブランドコミットメントやブランドアドボカシーを高めることにつながります。

まとめ

ブランドアイデンティティは、経営者の想いやビジョンを具現化し、そのブランドがどのようなものであるかをユーザーに印象として与えるための戦略です。 

しかし、想いを明確にするだけでは足りず、ブランドアイデンティティを活かすためには、実際に行動に移し浸透させていくことが重要です。

経営者であるあなたのその想いやビジョンをユーザーに届けるために、このロードマップを参考に、ブランドアイデンティティに取り組んでみて下さい。

また、Cultiveではブランディングの要ともなるビジョン/ミッション/バリューの策定から、インナーブランディングに関わるさまざまな社内施策までサポート実績がございます。

会社の未来を共に見据えた伴走体制でフルサポートいたしますので、ご検討中の方はぜひ一度ご相談ください。

この記事を書いた人

小名木 直子
小名木 直子

Producer

オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。

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