チームビルディング研修にゲームがおすすめの理由
ゲームを取り入れたチームビルディング研修は、楽しみながら実務につながる学びが得られる点が特徴です。座学だけでは掴みにくい「協力のコツ」や「チームで動く難しさ」が体験として残るため、研修後の行動変容にもつながりやすくなります。
ここでは、ゲーム活用が効果的な理由を整理します。
自発的な行動を引き出しやすいため
研修にゲームを取り入れることで、受講者が受け身になりやすい場面でも、主体的に参加しやすくなります。
ゲームには「チームで目標を達成する」「工夫して正解にたどり着く」といった要素があり、楽しさや達成感を得やすい仕組みになっているためです。
さらに、役割分担や助け合いが求められるゲームでは、「自分もチームの一員として貢献しよう」という意識が芽生え、行動するきっかけにもつながります。
チーム内の人間関係が深まるため
ゲームでは、協力して課題を解決したり、制限時間内に意見をまとめたりといった活動を通じて、メンバー同士の対話や協力の機会が自然と生まれます。
こうしたやりとりは、普段の業務では見えにくい一面に気付くきっかけや、意外な共通点を発見することにもつながります。
メンバー同士の相互理解が進めば、信頼関係や一体感が育まれ、研修後の実務においても、よりスムーズな連携や協働が期待できるでしょう。
創造性や巻き込み力などの実務スキルが育つため
ゲームには、柔軟な発想や即興力が求められたり、他のメンバーと協力して課題に取り組む場面が多くあります。
そのため、仕事でも役立つ「創造性」や「巻き込み力」といった実務スキルを、ゲームを通じて身につけられます。
巻き込み力とは、自分だけで完結せず、周囲をうまく巻き込みながら物事を進める力のことです。チームで成果を出すうえで欠かせないスキルのひとつといわれています。
楽しみながら実務スキルを育めるのも、ゲームを研修に取り入れる大きなメリットといえるでしょう。
チームワークの全体像を掴みやすくなるため
チームワークは「協力すること」と一言で片づけられがちですが、実際には役割分担、情報共有、意思決定、助け合いなど複数の要素で成り立っています。ゲームはそれらの要素が短時間で可視化されやすく、どこでつまずいたのかを振り返りやすい点がメリットです。
たとえば情報が一部の人に偏って伝わらない、時間管理が甘く終盤に焦る、意見がまとまらず決められないといった状況が起こりやすく、研修後の気づきにつながります。
抽象的だった「協力」が行動レベルで理解できるのは、チーム ワーク ゲーム 研修ならではの効果です。
チームビルディング研修の実施におすすめの時期
チームワークゲーム研修は、関係性が固まる前のタイミングほど効果が出やすい傾向があります。
たとえば新入社員研修の序盤は、緊張が高く会話のきっかけが少ないため、ゲームで自然な交流を生むことが有効です。
配属直後は、部署内の役割や距離感が定まる前に「話しやすい空気」を作れます。プロジェクト開始前なら、目線合わせや心理的安全性の土台づくりに役立ちますし、年度初めは方針共有と合わせて共通意識を形成しやすい時期です。
チームが出来上がってから実施するより、「これから関係を築く段階」で導入したほうが、学びが職場に持ち帰られやすくなります。
社内イベントのことならCultiveまで!
企画やご予算でお悩みはありませんか?まずはお気軽にご相談ください
チームビルディング研修におすすめのゲーム15選
ここでは、研修で使いやすく、チームワークを育てやすいゲームを15個紹介します。既存の企画に加え、場づくりや合意形成に役立つ定番ゲームも追加しました。目的や参加人数に合わせて取り入れてみてください。
- ペアインタビュー&紹介
- 働き方改革ゲーム
- ブラインドスクエア
- ストーリービルディング・チャレンジ
- リバース設計図ゲーム
- マイベスト〇〇プレゼン
- ミニワールドカフェ
- ペーパー交換質問リレー
- 無音会話
- 10秒カウントゲーム
- 似顔絵ゲーム
- バースデーライン
- ワンナイト人狼
- ドミノ倒し
- マシュマロチャレンジ
ペアインタビュー&紹介
2人1組でインタビューをおこない、相手のことを全体に紹介するワークです。
短時間で相手の話を引き出し、要点をまとめて伝える力が養われます。発表を通じて自分とは異なる視点にも触れられるため、相互理解の促進にもつながります。
【用意するもの】メモ用の紙と筆記用具(必要に応じて)
働き方改革ゲーム
「理想の働き方」や「仕事における課題」などをテーマに、グループで意見を出し合うディスカッション型ゲームです。
価値観の共有や多様な働き方への理解が深まり、チーム内での意識のズレや改善点を洗い出す機会にもなります。
テーマは主催者側があらかじめ設定しておくと、スムーズに進行します。
【用意するもの】メモ用の紙と筆記用具(必要に応じて)
ブラインドスクエア
参加者全員が目を閉じた状態で1本のロープを持ち、チームで声をかけ合いながらロープを正方形の形に整えるゲームです。
視覚からの情報がない状況で互いに位置や動きを伝える必要があるため、言語化する力や自然なリーダーシップ、役割分担の工夫が求められます。
【用意するもの】ロープや紐
ストーリービルディング・チャレンジ
参加者が順番に1文ずつ物語をつなげていく、即興型のストーリーテリングゲームです。口頭で物語をつないでいくこともできますし、スケッチブックに文章やイラストを描いて順番に発表することもあります。
前の人の話を聞き、流れに沿って自分の文を加えることで、傾聴力や発想力、チームでの創造性が自然と育まれます。
最初の1文を主催者側で設定すると、チームごとの個性や展開の違いを楽しめます。
【用意するもの】スケッチブック、筆記用具
リバース設計図ゲーム
完成図を見た1人が、図形の形や特徴を言葉だけでチームメンバーに伝え、他のメンバーはその情報をもとに図を再現するゲームです。
情報を共有する力やわかりやすく説明する力、聞き手の理解度を意識して伝える力が求められます。
【用意するもの】紙と筆記用具
マイベスト〇〇プレゼン
「マイベスト映画」「マイベスト休日の過ごし方」など、自由なテーマでプレゼンをおこなうゲームです。
好きなものを話すことで発言のハードルが下がり、自己開示や共感が生まれやすくなります。お互いを知るきっかけにも有効です。
ミニワールドカフェ
少人数グループでテーマに沿って対話し、一定時間ごとにグループをシャッフルして話し合いを続けるワークです。
多様な視点や考え方に触れながら、交流と気付きを深められます。複数の部門にまたがった研修にもおすすめです。
テーマは主催者側があらかじめ設定しておくと、スムーズに進行するでしょう。
ペーパー交換質問リレー
質問が書かれた紙をチーム内で順番に回し、それぞれが回答を記入していくリレー形式のゲームです。
発言しなくても参加できるため、話すことが苦手な人も安心して取り組めます。また、全員が平等に回答し、考えを共有できるため、意見交換や多様性の尊重にもつながります。
【用意するもの】質問が書かれた紙、筆記用具
無音会話
声を使わず、ジェスチャーや表情などだけで会話を進める非言語コミュニケーションゲームです。
言葉に頼らない分、相手の表情やしぐさへの理解が深まり、伝え方・受け取り方の違いに気付くきっかけになります。
主催者側で最初にお題を提供すると、会話がはじめやすくなります。
10秒カウントゲーム
全員が目を閉じて、10秒ちょうどになったと思ったタイミングで手を挙げるだけのシンプルなゲームです。
緊張感が和らぎ、笑いが生まれやすいため、アイスブレイクにもよいでしょう。短時間でできるため、さまざまなタイプの研修に取り入れやすいです。
【用意するもの】ストップウォッチや時計など
似顔絵ゲーム
似顔絵ゲームは、ペアもしくはグループで互いの似顔絵を描き、最後に「誰の絵か」を当てたり、描いてみて感じた特徴を共有したりする企画です。絵の上手さは関係なく、観察したことを言葉にするプロセスが自然な会話につながります。完成後に見せ合う場面では笑いが生まれやすく、初対面同士でも一気に距離が縮まる点が魅力です。研修効果としては、緊張緩和に加えて、相手の特徴を捉える観察力、伝え方の工夫、受け取り方の柔らかさなどが育ちます。アイスブレイクとしても優秀です。
【用意するもの】紙(A4コピー用紙など)、筆記用具(鉛筆・ペン・色ペンなど任意)
バースデーライン
バースデーラインは、誕生日順に全員が並ぶゲームです。「声を出してはいけない」「筆談だけ」など制限を設けると難度が上がり、非言語コミュニケーションの工夫が引き出されます。たとえば身振りで月を示す、指で日付を表すなど、情報共有の方法をチームで考える必要があります。短時間でも協力が必要になるため、チームづくりの入り口として取り入れやすい企画です。言葉に頼れない状況でどう意思疎通するかを体験でき、配属後の現場でも役立つ「伝え方の選択肢」が増えていきます。
ワンナイト人狼
ワンナイト人狼は短時間で完結する人狼ゲームで、心理戦と推理要素を楽しみながら議論を経験できます。限られた情報を整理し、仮説を立て、相手の発言を聞きながら判断するため、主張と傾聴のバランスが問われます。話し上手な人だけが得をしないよう、役割の説明や進行を丁寧に行うことがポイントです。議論を通じて合意形成の難しさや、発言の根拠の重要性にも気づきやすく、研修で「意見を出し合う型」を作りたいときに向いています。初めてのメンバー同士でも盛り上がりやすいのも利点です。
【用意するもの】ワンナイト人狼のカード(またはアプリ)、役職説明用の資料(任意)、タイマー(任意)
ドミノ倒し
ドミノ倒しは、チームでドミノを並べ、ルートや図案を協力して作り上げる企画です。作業自体は単純ですが、完成までには役割分担、時間配分、集中力が求められます。途中で倒してしまうとやり直しになるため、焦りから雑になったり、確認不足でミスが増えたりと、実務に近い課題も起こりやすいのが特徴です。成功させるためには、誰がどこを担当するか、進捗をどう共有するか、ラストにどう調整するかを決める必要があります。完成時の達成感が大きく、研修満足度が高いゲームです。
【用意するもの】ドミノ(代用可、積み木やカードでも可)、作業スペース(机または床)
マシュマロチャレンジ
マシュマロチャレンジは、パスタやテープなど限られた材料でタワーを作り、最上部にマシュマロを載せて自立させるワークです。制限時間があるため、最初に計画を立てるだけでなく、試行錯誤しながら素早く改善する姿勢が求められます。実施すると、役割分担が曖昧で手が止まる、検証が遅れて最後に崩れるなど、チームの課題がはっきり表れます。そのぶん振り返りが深まりやすく、PDCAの回し方や意思決定のスピードなど、ビジネスに直結する学びが得られます。チームワークゲーム研修の定番です。
【用意するもの】乾燥パスタ(スパゲッティなど)、マシュマロ、テープ、ひも(任意)、はさみ(任意)、定規(任意)、タイマー
チームビルディング研修にゲームを取り入れる際のポイント
ゲームを使った研修でよりよい効果を得るためには、いくつかの工夫や配慮も欠かせません。
ここでは、チームビルディング研修でゲームを取り入れる際に意識したい4つのポイントを紹介します。
社内イベントのことならCultiveまで!
企画やご予算でお悩みはありませんか?まずはお気軽にご相談ください
目的・人数・会場に合ったゲームを選ぶ
ゲームを導入する際は、研修の目的や参加者の構成に応じて、内容を適切に選ぶことが重要です。
具体的には、アイスブレイクが目的であれば緊張をほぐすゲームを、協働力の向上が目的であればチームで協力するタイプのゲームを選択するとよいでしょう。
あわせて、参加人数や会場の広さ、レイアウトなども考慮しましょう。椅子や机が固定されていて移動できない場合は、できるゲームが限られます。
内容や形式が参加者の構成や会場に合っていないと、集中力が続かなかったり、思うような成果が得られなかったりするおそれがあります。
全員が参加しやすい環境を整える
ゲームの効果を最大限に引き出すためには、誰もが安心して取り組める雰囲気づくりが欠かせません。
例えば、「やらされている」と感じさせる強制的な進行や、一部の参加者に発言を求めすぎる構成は、かえって消極的な態度を生んでしまうことがあります。
また、性別や信条に関連する話題や、プライベートに深く踏み込むような質問は避けるのが賢明です。
参加者全員がリラックスし、互いを尊重しながら取り組める環境こそが、チームの一体感を育む基盤となります。
場を活性化させる工夫をする
ゲームの場が盛り上がるかどうかは、進行役やファシリテーターの工夫によっても左右されます。
参加者の雰囲気を確認しながら、冒頭にアイスブレイクを入れて緊張を和らげたり、明るくテンポよく進行したりして場の空気を和らげるなどの対応が必要です。
また、途中で笑いや拍手を促すひと声があるだけで、参加者の表情や姿勢が変わり、場への参加意欲が自然と高まります。
真剣に取り組む場面と自由に意見を出せる場面のメリハリをつけることで、研修全体の進行もスムーズになります。
実施後の振り返りで学びを深める
ゲームの実施後には必ず、参加者同士で感じたことや気付きを共有する振り返りの時間を設けましょう。
例えば、「自分がどんな役割を果たしていたか」「チームの中で気付いたこと」などをテーマに対話を促すことで、個人とチーム両方の視点から学びを整理できます。
さらに、研修内容を日々の業務にどう活かせるかを考えてもらうことで、学びを実践につなげやすくなります。
チームビルディング研修にゲームを取り入れるならCultiveへ
ゲームを取り入れたチームビルディング研修は、楽しみながら学べるのが魅力です。協力して課題に取り組む中で、チームワークを深められるだけでなく、傾聴や発信、合意形成といった実務に直結する力も自然と育まれます。研修の場で得た気づきは、日常の連携や組織の一体感づくりにもつながっていくでしょう。
Cultiveでは、エンゲージメントやチームワーク向上に結びつく文化施策を幅広くサポートしています。会社やチームの“らしさ”を言語化し、メンバーと分かち合えるストーリーとして企画に落とし込むことで、理念が行動へとつながる状態を目指します。想いが組織に根づき、“らしさ”が強みに変わるまでの過程を伴走しながら支援いたします。
「部署やレイヤー間のギャップを埋めたい」「理念をより深く浸透させ、メンバーの行動につなげたい」
そのような課題に取り組まれている方は、ぜひお気軽にご相談ください。



































