こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultive(カルティブ)です。
職場の雰囲気が重要だと感じつつも、具体的な改善策に悩んでいる方はいませんか?
本記事では、社内の交流を活性化するためのアイデアと、その取り組みが成功した事例をご紹介します。
これらの情報を参考に、より良い職場環境づくりのヒントを見つけていただければ幸いです。
社内の交流を活性化するためのアイデア7選
社内の交流を活性化するためには、さまざまなアプローチがあります。
以下に7つのアイデアをご紹介します。
- 社内交流会を企画する
- 社内にリフレッシュスペースを確保する
- 社内報を活用する
- 社内でサークル活動を行う
- 社内用のコミュニケーションツールを導入する
- 社員食堂やカフェを導入する
- フリーアドレス制度を導入する
社内交流会を企画する
社内交流会は、メンバー同士の親睦を深める効果的な方法の一つです。懇親会や社内表彰、スポーツ大会、スポーツ観戦、ランチ会、ボーリング大会、花見などのイベントを開催することで、普段あまり接点のないメンバー同士でも交流を図ることが目的です。
仕事中はコミュニケーションが取りにくいメンバー同士でも、リラックスした環境であれば自然と会話が生まれやすくなります。このような機会を通じて、部署や役職を超えた新たな人間関係が構築される可能性があります。
社内にリフレッシュスペースを確保する
社内にリフレッシュスペースを設けることで、休憩時間にリラックスした状態でコミュニケーションを取ることができます。開放感のあるスペースは、心身ともにリラックスできる環境を提供し、結果として仕事の作業効率向上にもつながる可能性があります。
このようなスペースでは、普段の業務では交わることの少ないメンバー同士が自然と会話を交わす機会が生まれ、部署を超えた情報交換や新たなアイデアの創出につながることも考えられます。
社内報を活用する
社内報は、上司や部下、経営層とメンバーという縦の関係や、メンバー・部署間という横の関係をつなぐ重要な役割を果たします。社内のあらゆる情報を集約し、部署やレイヤーを問わずにメンバーと共有することが目的です。
社内報の形も変化しており、紙媒体のものやデータ形式のもの、社内SNSを活用したものなど様々です。
特に、部署が多かったり、支社など拠点の多い企業では、各部署や拠点同士でのコミュニケーションが取りにくいという課題を抱えがちです。社内報を活用することで、社内全体の現状を把握し、一体感を高める効果が期待できます。
社内でサークル活動を行う
スポーツや趣味などのサークル活動を取り入れることで、他部署のメンバーとの交流を図ることができます。仕事外で交流を持つことで、お互いのことをより深く理解しやすくなったり、打ち解けやすくなったりする傾向があります。
こうした活動を通じて築かれた関係性は、仕事上のコミュニケーションにも良い影響を与える可能性があります。共通の趣味や興味を通じて形成された信頼関係は、業務上の協力や情報共有をより円滑にすることにつながるかもしれません。
社内用のコミュニケーションツールを導入する
テレワークを採用している会社で社内コミュニケーションを活性化するためには、社内コミュニケーションツールの導入がおすすめです。社内SNSやビジネスチャットなどのツールを使用することで、個人同士はもちろん、グループを作成して複数人でのやり取りも可能になります。
営業などの外出先でも確認できるため、コミュニケーションの機会が増えることになり、自然に社内コミュニケーションを活性化できる可能性があります。また、これらのツールを活用することで、情報共有や意思決定のスピードアップにもつながる効果が期待できます。
社員食堂やカフェを導入する
社員食堂やカフェを導入することで、さまざまな人と交流を図りやすい環境を作ることができます。自由に使えるカフェテリアを社内に併設することで、仕事の合間のリフレッシュになり、仕事へのモチベーションに良い影響を及ぼす可能性もあります。
食事やコーヒーブレイクを共にすることで、普段は接点の少ないメンバー同士でも自然な会話が生まれやすくなります。こうした場所での何気ない会話から、新たなアイデアや協力関係が生まれることもあるかもしれません。
フリーアドレス制度を導入する
フリーアドレス制とは、メンバーの席を固定せず、ノートパソコンなどを活用しながら好きな席に座って働くワークスタイルのことです。そのとき空いている席を使う方式で、座る場所が固定されないため、さまざまな人と関わる機会が生まれます。
他部署のメンバーや役職の異なる人と近い席になることもあり、従来は触れ合うことのなかったメンバー同士がコミュニケーションを取れるのがメリットです。この制度により、部署や階層を超えた新たな発想や協力関係が生まれる可能性があります。
社内の交流を活性化するメリット
社内の交流を活性化することには、さまざまなメリットがあります。
主なものとして、以下の3点が挙げられます。
- 定着率の向上
- メンバーのモチベーションや生産性の向上
- 新たなアイデアの創出
定着率の向上
メンバー同士が円滑に交流できる職場は風通しが良く、離職率の低下、定着率の向上が期待できます。
エンゲージメントの高いメンバーは仕事への意欲も高く、自発的な行動につながり、成果にも繋がりやすい傾向があります。コミュニケーションの活発化に取り組むことでメンバーの心理的安全性を守り、長期的な人材確保と組織の安定につながることが期待できます。
メンバーのモチベーションや生産性の向上
社内の交流が活性化すると、メンバー同士が気軽に意見交換できるようになり、自分の考えや気持ちを安心して発言できるようになる傾向があります。心理的安全性が高まり、社内で共有できる情報量も増えて業務に取り組みやすくなることが考えられます。
結果的に仕事へのやりがいやモチベーションアップにつながり、生産性の向上も期待できるかもしれません。メンバー一人ひとりが自分の役割や貢献を実感しやすくなることで、組織全体のパフォーマンス向上につながる可能性があります。
新たなアイデアの創出
社内の交流が活性化し、メンバー同士の連携や、部署や事業部を超えた横のつながりが生まれることで、新たなイノベーションが生じやすくなる可能性があります。自分だけや自分のチームのノウハウだけでは生まれなかったアイデアが、横のつながりや情報交換によって創出される可能性があります。
多様な視点や経験を持つメンバー同士が交流することで、既存の枠組みにとらわれない斬新なアイデアや解決策が生まれる可能性が高まります。
社内の交流を活性化させた成功した事例
各企業は社内の交流を活性化を成功に導くためにさまざまな取り組みを行っています。
以下に、実際に成功を収めた企業の事例をご紹介します。
- 一部のオフィスにカフェテリアを設置|楽天グループ株式会社
- サークル制度の導入|株式会社データX
- 社内懇談会の実施|ニトリ株式会社
一部のオフィスにカフェテリアを設置|楽天グループ株式会社
楽天グループは、一部のオフィスにカフェテリアを設置し、メンバーがリラックスした環境で自由に交流できる場を提供しています。このカフェテリアでは、無料で毎日3食食事ができることや、ハラル料理、ベジタリアン向けの料理など外国人メンバーの食文化にも対応しています。
カフェテリアには社内のイベントやサークル活動などの告知などが掲載されており、社内全体のコミュニケーションが自然と生まれるきっかけを提供しています。このカフェテリアは楽天グループ全員の心とからだを支える一助となっています。
サークル制度の導入|株式会社データX
株式会社データXは、メンバーが自発的に参加できるサークル制度を導入しています。サークルの種類には、フットサル、テニス、料理、ゲーム、サウナなどさまざまです。これらのサークル活動を通じて、業務外でのメンバー同士の交流が促進され、仕事へのモチベーション向上やチームワークを強化する機会が生まれます。
さらに、サークル活動が部署を超えた横のつながりや新たなアイデアの創出に寄与し、会社全体のイノベーションを支える役割を果たしているとのことです。趣味や興味を共有することで、より深い信頼関係が構築され、業務面でも良い影響が得られていることでしょう。
社内懇談会の実施|ニトリ株式会社
ニトリ株式会社は、年に数回社内懇談会を実施し、メンバー同士の親睦を深める機会を提供しています。この懇談会では、部署や役職を超えてメンバーが自由に意見交換を行い、日常の業務では得られない情報や知見を共有する場となっているようです。
この懇談会は内定者も参加可能で、自己紹介などプレゼンの時間を設けることで距離が縮まり、入社後のコミュニケーション活性化や、チームワークの向上に活かされているそうです。このように定期的なコミュニケーションの機会を設けることで、組織の一体感やメンバーの帰属意識が高まる効果が期待できます。
まとめ
社内の交流を活性化させるために、各企業はさまざまなアイディアを実践しています。交流会の企画やリフレッシュスペースの確保、社内報の活用、サークル活動の推進など、各企業の規模や文化に合わせて適切な取り組みを選択することが重要です。
これらの取り組みにより、メンバーの定着率向上やモチベーションアップ、新たなアイデアの創出など、多くのメリットが期待できます。
また、Cultiveでは社内交流の活性化を目的とした、イベントの企画/立案から実施までのサポートをしております。
大規模な全社表彰式からライトな交流会まで、企業やメンバーの文化に合わせたユニークな企画をご提案いたします。ご検討中の方はぜひお問い合わせください!
この記事を書いた人
小名木 直子
Producer
オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。
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