モチベーションクラウドとは?機能、特徴やメリット、デメリットをご紹介

2023.08.10
モチベーションクラウドとは?機能、特徴やメリット、デメリットをご紹介

モチベーションクラウドとは

モチベーションクラウドとは、リンクアンドモチベーションが運営する、組織開発を支援するクラウドサービスです。

国内最大級の10,060社、312万人のデータベースをもとに、従業員エンゲージメントを数値化することができるサービスで、パナソニック、楽天、東京メトロといった大手企業でも導入されていることで知られています。

組織状態を可視化できるので、現状課題を知るとともに、どの課題から優先的に取り組むべきかを把握しやすいというのが大きな特徴です。

また、数値を分析した後には、コンサルタントの伴走支援のもと、目標の設定や具体的な施策を実行するので、自社で組織変革を行うノウハウが身につくことも期待できます。

モチベーションクラウドの3つの特徴

モチベーションクラウドには、大きな特徴が3つあげられます。

①従業員のモチベーションを可視化する

1つ目が、従業員のモチベーションを数値化し、組織状態を把握出来る点です。

モチベーションクラウドでは、「期待度」と「満足度」を用いたアンケートから、企業と従業員の相互理解や相思相愛の度合いである「エンゲージメントスコア」を算出します。

従来の従業員調査では「満足度」にのみ焦点が当てられて、実際に従業員が何を求めているのかを把握して具体的な施策に落とし込むことが困難でした。

モチベーションクラウドは、従業員からのアンケート結果を「期待度」と「満足度」の2要素に整理しています。それによって、組織の現状を知り、優先的に取り組むべき課題を明らかにしやすくしています。

②改善を実現するための組織改善システム

2つ目は、組織状態を把握するに留まらず、実際に組織改善を進める「組織改善システム」です。

モチベーションクラウドでは、専任のコンサルタントが伴走することで、組織課題に対する目標設定や、改善施策の提案や実行の支援体制を取っています。このシステムにより、項目ごとの改善状況も確認しやすくなり、組織改善が進みやすくなることが期待されています。

こういった

See(現状把握)→Plan(目標設定)→Do(実行促進)→Check&Action(進捗確認)

の、PDCAサイクルを回すことで組織改善をサポートしていくことが、モチベーションクラウドの特徴と言えます。

③国内最大級の組織データベース

3つ目は、10,060社、312万人という豊富なデータベースを活用出来る点です。

国内最大級なので、より信頼性の高い診断結果を得ることができると同時に、

他社との比較によって、組織の状態をより明確に把握することが可能となります。

また、データベースを活用することで、クラウド上でのアクションプランの自動提案も可能になるので、課題の解決にも大いに役立つでしょう。

 

モチベーションクラウドを導入する3つのメリット

モチベーションクラウドの3つのメリットをご紹介します。

①従業員への負担を最小限に抑えたシステム

アンケートへの回答は半年に一度で、15分〜20分で完了。

あらゆるデバイスに対応しており、どのデバイスでも回答しやすいデザインとなっています。

次の質問画面に移る際にはワンタッチで自動スライドが可能だったりと、操作も簡単なので、業務に負荷をかけずに済みます。

従業員に極力負担のかからない工夫がされているのは、嬉しいポイントです。

②改善が必要な部署が明確になる

「エンゲージメントスコア」は部署ごとに比較することが可能なので、本質的な問題がどこにあるのかを探り、よりスムーズに解決方法を導き出すことができます。

 

改善結果が得られやすい部署から注力していくことにより、会社全体の引き上げを図ることも可能となります。

また、各部署のマネージャーが、部署内メンバーのエンゲージメントを把握することで、自分自身のマネジメントを見直すことにも役立つでしょう。

さらには、企業側がマネージャーの研修を実施するなどサポートに入ることで、マネジメント力アップに繋がることも期待できます。

③専任のコンサルタントが伴走してくれる

組織・人事領域において豊富な知識と経験のあるプロのコンサルタントが、解決策を提案し、施策が実際に運用されるまでサポートしてくれます。

データに基づいた分析やアドバイスなので、客観的な視点を持ち、判断することができます。

プロのサポートのもと、PDCAサイクルを着実に回していけることは、大きなメリットと言えるでしょう。

モチベーションクラウドを導入している企業の口コミ

①株式会社LIFULL

株式会社LIFULLは、メンバー同士が連携できず、共通のビジョン実現を目指す「チーム」になれていないことや、仕事の意義を見失って足元の数字しか見なくなっているということが課題でした。

 

モチベーションクラウドの調査により、「ビジョン発信」に大きな課題があると判明し、そこを強化ポイントとして取り組んだ結果、チーム全体のモチベーションや一体感醸成に繋がったそうです。

その結果、業績面としては、売上昨対300%の達成に至りました。

https://www.motivation-cloud.com/case/lifull

②株式会社ベネッセホールディングス

株式会社ベネッセホールディングスは、創業以来大事にしてきた「人を軸とする経営」の実現に向け、激しい環境変化の中でもスピーディーにグループ各社の組織課題把握と改善を実現しようと考えました。

そこで、サーベイ結果が素早く確認できるモチベーションクラウドを導入。同サービスの、デジタルツールによる結果分析などを活用し、組織改革を進めています。

現在では、現場の管理職メンバーがサーベイ結果を直接分析することで、主導的な組織改革を進めているそうです。

https://www.motivation-cloud.com/case/benesse

③森永乳業株式会社

森永乳業株式会社は、社員のエンゲージメントや働きがいの向上を重要テーマとして持つ一方で、社員の意識調査の結果を組織改善に活かせていないという課題を抱えていました。そこで、実際にPDCAを回しやすく、具体的な取り組みに移行しやすいモチベーションクラウドを導入しました。

 

また、国内最大級のデータベースを活用することで、他社や世間一般と比較して自社の状態を客観視しやすいのも魅力のひとつでした。

 

これまで活かしきれていなかったデータを具体的な施策に落とし込むことで、組織の改善、ひいては企業価値の向上を目指しています。

https://www.motivation-cloud.com/case/morinaga

 

いかがでしたか?

組織診断や従業員満足度調査は実施しているけれど、課題の改善には至っていない。

改善に向けて、具体的にどんなことをしたらいいかがわからない。

そんなお悩みをお持ちの方の参考になりましたら幸いです。

また、Cultiveではサーベイ調査やヒアリングにより組織課題を可視化し、組織とメンバーがより幸せに成長していける伴走型サポートを実施しています。

経営理念の浸透、メンバーのモチベーションやエンゲージメントの向上でお困りの方はぜひお問い合わせください。

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