チームビルディング研修とは?流れやポイントや7つの具体例を解説

2025.05.28

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    チームビルディング研修とは?流れやポイントや7つの具体例を解説

    こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultive(カルティブ)です!

    チーム内の関係がぎくしゃくしていたり、部署間の連携がうまくいかないと感じている企業にとって、チームビルディング研修は効果的な打開策となります。

    チームビルディング研修は、組織全体の一体感や生産性を高める方法として注目されています。

    本記事では、チームビルディング研修の概要や、5つに分けられるチームの成長段階の特徴、研修の具体的な内容などをわかりやすく解説します。

    初めてチームビルディング研修を導入しようと考えている方や、どのような内容にするか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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    チームビルディング研修とは?

    チームビルディング研修とは、組織の一体感を高め、チーム全体の力を引き出すために行われる研修のことです。

    Team building(チームビルディング)は「チームを構築すること」を意味します。

    チームビルディング研修では、メンバー一人ひとりが主体性を持ち、自身のスキルや個性を活かしながら、チームとして同じ目標に向かって成長するための方法を学びます。

    そのため、アイスブレイクのような気軽にできるレクリエーションから、課題解決型のワーク、キャンプなどの体験活動まで、さまざまなプログラムが用いられます。

    組織づくりの基盤となる信頼関係や共通認識を育み、チームのパフォーマンスを高めたいと考える企業にとって、チームビルディング研修は有効な手段といえるでしょう。

    チームビルディング研修の目的と期待できる効果

    チームビルディング研修を実施する目的として、主に以下の3つが挙げられます。

    • コミュニケーション強化による信頼性の構築
    • ビジョン共有によるモチベーションの向上・維持
    • 各社員の強みや個性を活かした人材配置と育成

    それぞれの目的の内容と、期待できる成果を詳しく見ていきましょう。

    コミュニケーション強化による信頼性の構築

    チームビルディング研修の主な目的のひとつは、コミュニケーションの活性化です。

    チームのコミュニケーションが活発になり、フラットな関係性が築かれることで、年齢や役職を問わず意見を交換しやすくなります。その結果、安心して働ける職場環境が整い、失敗を恐れずにチャレンジできる雰囲気が生まれます。

    また、活発な意見交換により新しいアイデアが生まれたり、お互いへの理解が深まったりすれば、チームとしての創造性や柔軟性の向上も期待できるでしょう。

    心理的安全性が高い職場環境は人材も定着しやすいため、企業にとっても大きなメリットとなります。

    ビジョン共有によるモチベーションの向上・維持

    チームビルディング研修では、チームとしてのビジョンや価値観を共有することも大切な目的です。

    ビジョンが明確になることで、自分たちの仕事の意義や貢献度を実感しやすくなり、日々の業務へのモチベーションも高まりやすくなります。

    また、メンバー同士で目指すべきゴールを共有できていれば、問題に直面した際も状況の改善や打開に向けて同じ方向を向いて取り組みやすくなります。

    特に、新規プロジェクトの立ち上げ時にチームビルディング研修が実施されることが多いのは、メンバー間で目的や価値観を一致させる狙いがあるためです。

    一体感のあるチームをつくる第一歩として、ビジョンの共有は欠かせません。

    各社員の強みや個性を活かした人材配置と育成

    チームビルディング研修は、社員一人ひとりの特性や役割を把握する機会としても活用できます。

    研修では、普段の業務とは異なる活動を通じて、これまで見えにくかった個性やスキルが明らかになることがあります。

    例えば、進行役やまとめ役が必要とされるワークやゲームに取り組むなかで、隠れたリーダーシップが発揮される場面もあるでしょう。

    こうして発見された特性は、人材配置や育成の判断材料となり、将来のリーダー候補の発掘につながる可能性もあります。

    社員一人ひとりの強みを活かせる環境を整えることは、組織全体の持続的な成長を支えるうえで欠かせません。

    5つのケースにあわせておこなう研修の流れ

    チームの成長段階は、結成から活動終了までの過程において、以下の5つに分けられます。

    1. 形成期
    2. 混乱期
    3. 統一期
    4. 機能期
    5. 散会期

    それぞれの段階で必要とされるサポートや取り組みが異なるため、チームビルディング研修を実施する際は、チームの状況に応じて内容を調整することが大切です。

    ここでは、チームの段階ごとに求められる研修内容を解説します。

    形成期

    形成期とは、チームが結成されたばかりの段階です。

    この時期は、お互いのことをよく知らず、遠慮が生まれやすいため、まずは関係性を築くことが求められます。リーダーが中心となってチームの目的や方針を明確に示し、必要なルールや目標を設定する必要があります。

    また、チーム内にどのような課題があるかを把握し、改善に向けた準備も進めましょう。

    研修では、アイスブレイクや自己紹介など、緊張した雰囲気を和らげるプログラムを取り入れるのがおすすめです。

    混乱期

    混乱期は、チームでの活動がはじまり、意見の対立や役割の曖昧さが表面化しやすい段階です。

    この時期は、メンバー同士の価値観や考え方の違いに戸惑うことも多く、感情的な衝突が起こることもあります。しかし、適切なサポートを通じて乗り越えることで、チームワークは構築されます。

    研修では、メンバー同士の交流を促進し、相互理解を深める内容が効果的です。対話の機会を設けることで信頼関係が強まり、次の統一段階へと進みやすくなります。

    統一期

    統一期は、メンバー一人ひとりの役割やチームへの関わり方が定まってくる段階です。チームの一体感が徐々に高まってくる時期でもあります。

    この段階で大切なのは、それぞれの役割分担とチームの目標を再確認し、同じ方向を向いて進んでいくことです。

    そのため、この時期に実施する研修の内容は、ビジョンの共有や、チームとしての目標設定をおこなうワークが適しています。

    メンバー全員でビジョンや目標を共有することは、安定したチーム運営に欠かせません。

    機能期

    機能期は、チームが本来の力を発揮し、協力して成果を生み出せる段階です。メンバーが自律的に行動し、互いの強みを活かして協働できる状態が整っていることのが理想といえるでしょう。

    ただし、この段階では、より高度な連携力や課題解決力が求められる場面も増えてくるため、さらなる成長を促すことも大切です。

    例えば、実践的なビジネスゲームや戦略的思考を要するプログラムを研修に取り入れることで、スキル向上が期待できます。

    思考力や判断力を磨く研修を通じて、チームとしての完成度はさらに高まっていきます。

    散会期

    散会期は、チームとしての活動が一区切りを迎える段階です。この時期に前向きな気持ちで活動を終えられると、次の仕事や新たな環境にも意欲的に取り組めるようになります。

    活動の意義や成果をしっかりと振り返る機会を設けることで、チームで過ごした時間が有意義だったと実感しやすくなります。

    研修では、これまでの取り組みを振り返るワークや、メンバー同士でのフィードバックの時間を取り入れるとよいでしょう。

    よい形で締めくくることで、個々の自信や次の挑戦へのモチベーションにつながり、組織全体にポジティブな循環を生み出せます。

    コミュニケーションを強化するための3つのポイント

    初対面同士や多様な背景を持つメンバーが集まる場面では、以下のようなコミュニケーションを促すための工夫が欠かせません。

    • 社員の個性を活かしたチーム編成
    • 多様な価値観を理解
    • 明確なチーム目標とゴールの設定

    それぞれのポイントを見ていきましょう。

    社員の個性を活かしたチーム編成

    チーム編成では、人数を揃えるだけではなく、各メンバーの個性や特性を踏まえて組み合わせることが大切です。

    特に新規プロジェクトの立ち上げ時には、それぞれ異なる視点やスキルを持つ人材を意図的に配置することで、チームに多様性が生まれます。

    また、それぞれの役割を明確にし、お互いに尊重し合える関係性をつくることで、ゴール達成までの道のりがスムーズになります。

    チーム全体の協働力を高めるために、人材の適材適所の配置と、お互いへの理解や尊重は欠かせません。

    多様な価値観を理解

    年齢や立場、経験が異なるメンバーが集まると、価値観の違いが原因でコミュニケーションが停滞する場合があります。そのため、まずはお互いの考え方や背景を知ろうとする姿勢が重要です。

    例えば、活動開始の段階や、初対面同士が多く集まる場面では、リーダーが中心となって活発なコミュニケーションを促すことが望ましいです。

    価値観を理解し合える関係性ができると、意見の違いが起こった場合でも、衝突ではなく建設的な議論につながります。違いを認めて活かす意識を育むことで、チーム全体の成長にもよい影響を与えるでしょう。

    明確なチーム目標とゴールの設定

    チームとして協力して取り組むためには、共通の目標やゴールを明確に設定することが欠かせません。

    目指すべき方向が明確であれば、各メンバーの行動にも一貫性が生まれ、チームとしてまとまりやすくなります。

    ただし、実際の業務が進行するなかで状況が変化することもあるため、目標やゴールは固定せず、柔軟に見直していく姿勢も大切です。定期的に確認や調整をおこなうことで、メンバーの納得感やモチベーションを維持しやすくなります。

    チームの成果を最大化するためにも、目標やゴールを上手に利用しましょう。

    チームビルディング研修で導入できる具体例7選

    チームビルディング研修では、座学だけでなく実践的なアクティビティを取り入れることで、より高い効果が期待できます。

    ここでは、チームビルディング研修に活用できる7つの事例を紹介します。

    それぞれの特徴や目的を理解し、自社に合った研修内容を検討しましょう。

    ジェスチャーゲーム

    ジェスチャーゲームは、言葉を使わずに動きだけで意思を伝えるゲームです。非言語コミュニケーションの重要性や、相手に伝える工夫の必要性を学べます。

    初対面同士でも笑顔が生まれやすく、アイスブレイクとして活用されることが多いのが特徴です。

    ビジネスゲーム

    ビジネスゲームは、実際のビジネスシーンで起こりうるシチュエーションをお題にして、経営陣の立場や意思決定の過程をチームで体験する手法です。戦略を立てたり、役割を分担したりするなかで、チーム内の協力や対話の重要性を実感できます。

    課題に対してどのようにアプローチするかを考えることで、実務に直結するスキルの向上も期待できます。

    ビブリオゲーム

    ビブリオゲームは、おすすめの本を紹介し合い、どの本を読みたくなったかを参加者が投票するゲームです。

    プレゼン力や傾聴力を育てると同時に、個々の価値観や興味を知ることもできます。業務から離れたテーマで交流できるため、お互いの人柄を知るきっかけにもなるでしょう。

    他己紹介

    他己紹介は、ペアを組んでお互いにインタビューをおこない、その内容を第三者に紹介するアクティビティです。

    ただ話を聞くだけでなく、相手の魅力を引き出すヒアリング力や、要点を整理して他者に伝える力が求められます。また、自分の話を他人から聞く体験は、新たな気付きや自己肯定感の向上にもつながります。

    自分史ワーク

    自分史ワークでは、これまでの人生や経験を振り返りながら共有することで、自分の価値観や行動原理を相手に伝えます。

    過去の経験に耳を傾けることで、お互いの背景への理解が深まり、職場における円滑な対人関係の構築も期待できます。

    発表の方法は、口頭やスライドの使用など、自由に選択可能です。

    キャンプ

    キャンプは、自然のなかで共同生活や協力作業をおこなう体験型プログラムです。火起こしや食事づくり、テントの設営などを通じて、役割分担やお互いに助け合う大切さを体験できます。

    普段の職場とは異なる環境に身を置くことで、メンバーの新たな一面に気付くきっかけにもなるでしょう。

    運動会

    運動会は、身体を動かしながら楽しめるチーム対抗イベントです。普段あまり関わらないメンバー同士の交流を深めるのに適しています。

    年齢や体力差に配慮した競技を選ぶと、全員が無理なく参加できます。

     

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    まとめ

    チームビルディング研修は、信頼関係の構築やモチベーションの向上、メンバー一人ひとりの強みや個性の活用を通じて、組織の一体感を高める取り組みです。

    研修を実施する際は、チームの成長段階を把握し、そのときの状況や自社の目的に合った内容を検討することが大切です。具体的な内容については、本記事で紹介した7つのアイデアもぜひ参考にしてみてください。

    Cultive(カルティブ)では、「人と企業を幸せにする文化づくり」をテーマに、組織の課題や目的に応じたチームビルディング研修の企画・運営をサポートしています。

    アイスブレイクやレクリエーションはもちろん、理念浸透や理念の体現度向上につながる体験型ワークショップまで、企業課題のフェーズに合わせたご提案をいたします。

    「チームの連携を強化したい」「一体感のある職場をつくりたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

     

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