目次
ウェルカムボックスとは
こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultiveです!
今回ご紹介するのは、新入社員のエンゲージメントとモチベーションを上げる「ウェルカムボックス」のアイデアです!
内定はもらえたけど、本当にこの会社でよかったのかな・・・
どんな会社なのか、どんな雰囲気なのか分からなくて怖い・・・
先輩たちと打ち解けられるか心配・・・
入社前の内定者たちはこういった不安を抱えやすくなっています。
この状態は「内定ブルー」と呼ばれ、不安が解消されないままだと内定辞退に繋がることもあります。また、入社後のモチベーション低下や早期離職に繋がる要因としても無視できません。
しかし、企業からすれば、予算と時間をかけてやっと巡り会えた人材。
活躍してもらうためにも、モチベーションの高い状態で入社してほしい。
そのための取り組みとして導入が増えているのが「ウェルカムボックス」です!
ウェルカムボックスとは入社前の新入社員に贈られるキットのことですが、一般的には、
- Tシャツ
- ステッカー
- クリアファイル
- 入館証フォルダ
- 名刺
- ペンなどの筆記用具
などの、入社後に必要となる用具を入れることが多いです。
しかし、もっとこだわって作れば不安を解消するだけでなく、入社前からモチベーションやエンゲージメントを高めることも夢ではありません。
この記事では、心震えるウェルカムボックスのアイデアをご紹介していきます。
内定後のフォローやオンボーディングにお困り中の方はぜひご一読ください!
新入社員にウェルカムボックスを配布するメリット
歓迎の気持ちをカタチにして伝えられる
先輩や上司と馴染めるだろうか・・・
入社前に抱く不安感の大部分を占めるのが、まだ見ぬ人間関係への不安だと言われています。
そんな状態のとき、会社から歓迎の気持ちを贈られたらどれだけ安心できるでしょう。
ウェルカムボックスの一番の意義は「自分たちの仲間になってくれてありがとう!」という気持ちを届けられることです。
ウェルカムボックスを制作する際は、先輩や上司からのメッセージなどを加えてみましょう。入社後に関わるであろう人たちからのメッセージは、きっと大きな安心感に繋がります。
オンボーディング(会社のVMVに改めて触れる)
どういう社風なんだろう・・・
どういう人たちに向けて事業をしているんだろう・・・
ちゃんとやりがいを感じられるだろうか・・・
人間関係への不安と同じくらい、入社前の人たちは会社自体やそのカルチャーについても不安を抱いています。
会社の目指す未来、社会への提供価値と存在意義、社員に求める行動指針 ー。
このような価値観を入社前にあらためて伝えられるという点で、ウェルカムボックスにはオンボーディング効果も期待できます。
会社への理解は、モチベーションやエンゲージメントにも深く関わってきます。
自社の価値観を載せたクレドカードや、創業からの歴史をまとめた冊子などを加えることでよりモチベーションの高い状態で入社してもらえるでしょう。
会社へのエンゲージメントを高められる
紹介してきたように、ウェルカムボックスを上手に活用すれば、入社前の不安を解消してくれるだけでなく、モチベーションとエンゲージメントが向上した状態で入社してもらえます。
しかし、何よりも大切なのは、
こんなにあたたかい会社なのか・・・!
と、感じてもらえることです。
入社前から会社を好きになってもらえる。目に見えない効果ではありますが、後々のパフォーマンスに繋がるとても大切な効果だと言えます。
そのためにも、事務的な用品を入れるだけでなく心が震えるようなウェルカムボックスを用意しましょう。
心からの歓迎の気持ちをさまざまなカタチにして、新入社員が喜ぶようなプレゼントにすれば、きっと理想的な出会いになるでしょう。
心を震わせるためのアイディア
プレゼントを受け取った人の心を震わせるためには、どんな工夫をすればいいのでしょうか。
一番大切なのは、一人ひとりの個人に向けたものだということが受け取り手に伝わることです。
全員に共通したものだけでなく、自分宛に用意されたものも含まれていること。それによって、ウェルカムボックスを受け取った人は「自分が歓迎されている」という実感を強く持つことができます。
個人宛のメッセージカードやムービー
個人宛のメッセージカードは手軽に試せる方法のひとつです。
選考に関わった社員や所属先の先輩社員からのメッセージはきっとモチベーションに繋がるでしょう。また、社長などの経営メンバーが新入社員一人ひとりに向けて書いたカードも、会社の熱意を感じ取ってもらいやすいものになります。
少し趣向を凝らして、個人に向けたムービーを用意するのも魅力的です。ボックスの中にQRコードを入れておき、アクセスすると視聴できるようなサプライズを加えることで、受け取り手の喜びや驚きも増すことができます。
新入社員同士でのエールメッセージ
同じ時期に入社する、同僚となる仲間たち。そんなメンバーからメッセージをもらえたらきっと、心強く感じられるでしょう。
また、入社前からお互いを同僚として意識することで、入社後のコミュニケーションや連携がスムーズになることも期待できます。
クレドカードやクレドブック
会社の理念を載せたクレドカードは、行動指針などを共有できるだけでなく、「会社の一員になった」という実感を持てるアイテムです。
また、創業ストーリーや想いをまとめたクレドブックを事前に配布することで、会社についてより深く知ってもらえた状態で入社してもらえます。
こうしたアイテムに掲載する情報やデザイン性によって会社のキャラクターも伝えることができ、社風を感じてもらえることも魅力のひとつです。
Cultiveでの制作例
見た目までこだわった“ギフトボックス”
イノベーション創出を支援しているRelic様の「ギフトボックスのようなキットを制作したい!」というご依頼をカタチにしました。
通常の段ボールのような両開きのフタではなく、クリスマスのギフトボックスのような上開きでデザイン。開けた瞬間に真っ先に目に入るのは、VISIONが載ったリーフレット。
入社前の不安をワクワクに変えるようなギフトになりました。
社風を象徴するボックスデザイン
個性を尊重する社風と働き方を推進しているサイボウズ様のウェルカムボックスは、そのカラーを象徴するようなデザインになりました。
爽やかなグリーンでまとめられたデザインは、伸び伸びとした会社の雰囲気を感じられます。たくさんのオリジナルデザイングッズの他に、研修受講中の眠気を防止するためのミンティアなども入っており、ユーモアを感じる楽しいボックスとなっています。
“虎の巻”を伝授するウェルカムボックス
Cultiveを運営する株式会社スペサンもウェルカムボックスを導入しています。
オリジナルで制作したボックスの中には、新入社員の一人ひとりに向けて制作した世界に一つだけの「入社証明書」が入っています。
先輩メンバーから贈られる便箋の手紙も入っており、歓迎の気持ちを記しています。
クレドブックの代わりに入っているのは、ボードメンバーの経験をもとに制作された「虎の巻」。スペサンならではの仕事の流儀や心得をまとめたもので、入社後の働き方をイメージしやすくするための冊子です。
まとめ
ウェルカムボックスの意義や事例のご紹介、いかがでしたでしょうか?
入社前の不安感はモチベーションの低下や、早期離職にも繋がりかねません。
不安をただ取り除くだけでなく、心が震えるような喜びの詰まったプレゼントにすることで、
この会社に決めてよかった!
これから頑張ろう!
という気持ちの変化が生めるかもしれません。
オンボーディング施策をご検討中の方はぜひウェルカムボックスの制作も視野に入れてみてください。
お困りの方はぜひCultiveまでご相談ください。企画の提案から、自社らしいデザインの制作までフルサポートいたします。
この記事を書いた人
小名木 直子
Producer
オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。
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