この記事の監修者
佐藤 佳織
株式会社スペサン CHO
株式会社スペサンにて、CHO(Chief Happiness Officer)として社員幸福度を高める施策を企画・運用しながら、社外に対しても幸せに働く人を増やすためのカルチャー醸成のサポートを行う。カルチャー醸成のためのワーク設計実績は100を超える。
こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultiveです!
新規採用者の入社を控えたこの時期、オンボーディングについて思案している方も多いのではないでしょうか?
目的地までの飛行機や船に乗り、同じ未来を目指すメンバーになることを指す「On-boarding」。ビジネスの世界では、新しいメンバーが早期に組織に馴染み、力を発揮できるようにするための取り組みを指します。
有効なオンボーディングを実施することで個人のパフォーマンスや定着率がアップし、投資以上の価値を発揮し続ける人的資本が獲得できることが期待されています。
いち早く職場に慣れてもらい、パフォーマンスを発揮してもらう。
会社を好きになってもらい、モチベーションをアップしてもらう。
そのためには、このオンボーディング期間をどのようなマインドで過ごしてもらうかが重要です。
会社に関する情報をただインプットするだけでなく、できれば楽しく、やる気に満ちた期間を設計したいところ・・・。
今回は、オンボーディング期間のモチベーションを高めるユニークなアイディアを紹介します!
目次
オンボーディング期間でモチベーションアップするアイディア
未来の自分への手紙
入社時のキラキラした期待、身の引き締まるような気持ち、未来の自分への想いを認識することはモチベーションに大きく関わります。
「この会社で成長するんだ」
「将来のために挑戦するために来たんだ」
決意を言葉にしておくことで苦しい時の拠り所にもなりますし、後になって見返すことで継続的なモチベーションにもなります。
オンボーディング期間中に、未来の自分への手紙を書いてもらうことで決意を新たにすることができます。また、1年後に開封することで入社時の想いを振り返り、成長を実感するとともに、仕事への活力を養うことができそうです。
ウェルカムメッセージカード
入社時の不安の多くを占めるのが、一緒に働くメンバーとの関係性です。
これから多くの時間を共に過ごすことになるメンバーがどういった人たちなのか。なるべく早くこの不安を解消してあげることがオンボーディングにおいても重要なポイントとなります。
どうせなら、メンバーをただ紹介するのではなく歓迎の気持ちも伝えられたらいいですね。
その気持ちを込めたウェルカムカードはいかがでしょうか?
先輩たちからの歓迎のメッセージをまとめたものでもいいですし、QRコードを読み込んで先輩のメッセージムービーが流れるようなサプライズ要素を盛り込んでも楽しい取り組みになりそうです。
型通りの部署挨拶よりも新入社員の気持ちもほぐれやすくなり、スムーズなオンボーディングが期待できそうです。
オンボーディングスタンプカード
学ぶことも覚えることも多い研修期間。
できれば新入社員にもモチベーション高く取り組んでほしい・・・。
そうお考えの方にはスタンプカードがおすすめです。
オフィスツアーや新人研修、課題図書など、オンボーディングで必要な項目をクリアしていくスタンプラリー。
自分が学習していく過程を可視化することでモチベーションにもなりますし、コンプリートした時のギフトなどを用意することで楽しんで取り組むことができます。
また、カードにVMVなどの理念ワードをデザインすることで、アイテム自体にオンボーディング効果を持たせることもできます。
オフィスツアー
定番ではありますが、オフィスツアーもやはり欠かせません。
新しいメンバーは人間関係だけでなく、これから働く環境をよく知っておきたいと願っています。
オフィスツアーを実施する際は他部署のフロアなども紹介してあげることがおすすめです。
普段は接点の少ない部署であっても、どこで、どのような人たちが働いているかを知ることで、会社の成り立ちや繋がりをイメージすることができます。
また、他部署交流ランチ会などを実施することでナナメの関係を構築することができ、その効果は強くなります。
会社の価値を実現するために多くの人が繋がり、協力しながら働いているという事実を認識してもらいましょう。
先輩へのインタビュー課題
この会社で自分は価値を発揮できるのか。
どういうマインドで業務に臨めばいいのか。
新しい仲間はこれからの自分の働きについて不安を抱えています。
そこで助けになるのが、実際に活躍している先輩の話を聞くことです。
業務上のマインド、顧客との向き合い方、会社の理念であるVMVの体現例など。
インタビュー課題を設けて話を聞いてもらうことで、解像度も上がり、自身の活躍イメージも沸きやすくなるのではないでしょうか。
インタビューを通して先輩とのコミュニケーションも取りやすくなり、早期の活躍にも繋げやすくなるアイディアです。
まとめ
モチベーションがアップするオンボーディングアイディア集、いかがでしたでしょうか?
オンボーディングは会社について学んでもらうだけでなく、働く人たちと会社の価値観に触れ、好きになってもらうための期間でもあります。
社風や文化に合わせたユニークなアイディアを盛り込み、ぜひ「楽しく学べるオンボーディング」にトライしてみてください!
また、Cultiveではオンボーディングをはじめとするアイテム制作、施策のご提案から実施サポートをしております。
企業の理念や文化を深く理解し、それが反映されたアイディアをご提案しますので、ご検討中の方はぜひお問い合わせください
この記事を書いた人
小名木 直子
Producer
オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。
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