こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートするCultiveです!
近年、ビジネスの世界では、「エンゲージメント」という言葉をしばしば聞くことがありますが、その意味や重要性を深く理解している人は意外と少ないかもしれません。
似たような言葉として、「モチベーション」や「従業員満足度」などがありますが、2020年頃からは「エンゲージメント」という言葉がビジネスにおいては頻繁に使われています。
しかし、エンゲージメントは、単なる流行語ではなく、企業の成長と従業員の満足度を高める鍵となる概念です。
この記事では、ビジネスにおけるエンゲージメントの目的や効果、そしてエンゲージメントを向上させる方法について紹介します。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたの会社のエンゲージメントを高めてみてください。
目次
ビジネスにおけるエンゲージメントとは
「エンゲージメント」とは、企業や人事領域において、信頼関係や愛社精神といった意味で用いられ、従業員が自社に対して感じる熱意や関与度のことを指します。
つまり、従業員が自分の仕事に対してどれだけ情熱を持ち、企業の目標達成にどれだけ貢献したいと思っているかを示す指標です。
また、「エンゲージメント」は顧客との関係性においても使用されます。顧客エンゲージメントとは顧客が企業に抱く愛着を指し、これが高いほどファンを獲得しやすくなります。
エンゲージメント対策の目的
エンゲージメント対策をする主な目的は、充実した職場環境を整え、従業員が自発的に行動できるようにすることです。
これにより、従業員は自分の仕事に対してより大きな満足感を得られ、結果として生産性や創造性が向上します。
また、顧客エンゲージメントを高めることで企業のファンを作ることができ、リピートユーザーの獲得や拡散力向上の効果も見込めます。
エンゲージメントが向上すると何が起きる?
エンゲージメントが向上すると、従業員や企業にとって、以下のようなメリットがあります。
優秀な人材の定着
エンゲージメントが低い従業員は、会社に対して不満や不信感を抱きやすく、転職や早期退職の可能性が高くなります。
早期退職は人材の流出や採用コストの増加、ノウハウの喪失など、会社にとって大きな損失となります。
一方で、エンゲージメントが高い従業員は会社に対して愛着を持ち、長期的に働き続ける傾向があります。
エンゲージメントを向上させることは、早期退職の低減に繋がるだけでなく、ノウハウの蓄積を促し、優秀な人材の定着を促進することができるようになります。
行動レベル/生産性の向上
エンゲージメントが高い従業員は、仕事に対して積極的に取り組み、自発的に改善やイノベーションを行います。
これにより、行動レベルや生産性が向上し、業績や利益拡大、顧客や取引先との関係も良好に保ち、サービスや商品の品質を高めることが可能です。
従業員のエンゲージメントを高めることは、結果的に顧客エンゲージメントの向上にも効果を発揮します。
企業価値の向上
従業員エンゲージメントが高い企業は、生産性や創造性も促進され、優れた商品やサービスを生み出します。
その結果、顧客満足度が向上し、顧客エンゲージメントも高まりやすくなります。顧客との関係性が強固になることで、リピートユーザーの獲得、口コミなどの自発的な拡散に繋がりやすくなります。
従業員エンゲージメントと顧客エンゲージメントを高めることは企業の成長を促進し、社会的な企業価値を高めることにも繋がります。
エンゲージメントを向上させる取り組み
企業成長の起点となるのは、生産性と創造力を担う従業員のエンゲージメントです。
では、従業員エンゲージメントを高めるためにはどうしたらいいのでしょう。
現状の課題を把握
エンゲージメントを向上させるためには、まず現状の課題を把握することが重要です。
会社の理念、職場環境、人間関係、評価制度など、エンゲージメントのレベルはさまざまな要因によって変動します。
アンケート調査や個別の面談などを通して、従業員エンゲージメントの現状を正確に把握し、課題のある部分を洗い出すことから始めましょう。
会社の理念や価値観の浸透施策
エンゲージメントを向上させるためには、会社の理念や価値観を従業員に浸透させる必要があります。
会社の理念や価値観とは、会社が目指すべき方向性や行動指針のことです。
この理念や価値観に従業員が共感し、自分の仕事に関連付けることで、仕事の意義ややりがいを感じることができます。
職場環境を充実させるようなカルチャー施策と並走して、理念浸透に取り組むことで、会社への愛着を高めていくことができます。
理念に基づいた表彰制度を整備
エンゲージメントを向上させるためには、理念に基づいた表彰制度を整備することが効果的です。
数字的な成果だけでなく、理念の体現行動への評価を与えることで理念の解像度が高まり、それに沿った行動を取ろうとする意欲を高めることができます。
また、会社が掲げている理念への信頼性も高まり、ビジョンを実現するための成長意欲も向上していきます。
まとめ
エンゲージメントは、ビジネスにおいて非常に重要な要素です。
エンゲージメントを高めることで、従業員の満足度や生産性、顧客の満足度やロイヤルティ、企業の競争力や市場シェアなど、様々な指標が向上します。
しかし、エンゲージメントを高めるためには、従業員の現状把握や企業の経営方針の浸透、人事評価の整備、マネジメント層の教育、働きやすい環境の整備などの取り組みが必要です。
Cultiveではエンゲージメントやモチベーションを高めるためのさまざまな社内施策、表彰イベントなどをサポートしています。
独自のサーベイを用いた課題把握、理念の解像度を上げるための経営者へのヒアリングを通して、企業の“想い”を実現するイベント企画をご提案いたします。
エンゲージメント対策をご検討中の方はぜひご相談ください!
この記事を書いた人
小名木 直子
Producer
オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。
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