会社の打ち上げを企画する準備3ステップ
会社の打ち上げを成功させるためには、事前の準備が何よりも重要です。本章では、打ち上げを円滑に進めるために欠かせない準備ステップを3つに分けて解説します。それぞれのステップで「なぜ必要か」「どのように進めるべきか」を具体的に紹介していきます。
- 予算と参加者を把握する
- 開催規模に合わせて会場を押さえる
- 参加者に開催内容をリマインドする
予算と参加者を把握する
会社の打ち上げを企画する際、最初に取りかかるべきなのが「予算」と「参加人数」の把握です。この2つが定まらなければ、会場の選定や料理、企画内容など、後続の準備が進められません。
まず、一人あたりの予算相場を把握しましょう。一般的には3,000〜5,000円程度が多く、企業の規模や文化によっても変動します。
次に、部署内や関係部署との調整も忘れてはいけません。人数や予算に関する確認は、部門リーダーや直属の上司と早めに相談しておくとスムーズです。また、必要であれば経理部門への事前相談もおこない、会社の規定に沿った支出が可能かチェックしましょう。
人数が確定しきれない段階では、仮人数で会場を仮押さえしておく方法も有効です。会場によっては変更期限を設けて柔軟に対応してくれるケースもあるため、早めに動いて選択肢を確保することが大切です。
開催規模に合わせて会場を押さえる
参加人数や打ち上げの目的に合わせて、最適な会場を選定することが重要です。例えば、居酒屋は気軽さやコストパフォーマンスの面で優れており、レストランは雰囲気重視や食事の質を求めるシーン、特別感を演出したい場合に向いています。貸切スペースやイベント会場を選べば、自由なレイアウトやオリジナル企画の実施も可能になります。
また、立地条件も重要な要素です。業務終了後に移動することを想定し、できるだけオフィス近くや主要駅からアクセスしやすい場所を選ぶと参加率が高まるでしょう。特に遅くまで飲食する場合や終電が気になる場合は、駅チカの会場が好まれます。
予約の際は、キャンセルポリシーや人数変更の期限にも注意しましょう。会場によっては直前のキャンセルに高額なキャンセル料が発生することもあります。仮予約の可否や最終人数の確定日について、事前に確認しておくと安心です。
参加者に開催内容をリマインドする
打ち上げの開催が近づいたら、日時・場所・費用などの詳細を参加者に再度リマインドすることが大切です。情報の共有方法としては、メールや社内チャット、口頭での声かけなどがあり、会社の文化に合った手段を選びましょう。
リマインドのタイミングは、開催の3~5日前と当日朝の2回がおすすめです。1回目では詳細の再確認、2回目では忘れ物防止や集合時間の再通知を目的とします。
リマインドの際は、以下のような項目も忘れずに記載してください。
- 開催日・開始時間・集合時間
- 会場の正式名称と住所(地図リンクがあると便利)
- 一人あたりの費用と支払い方法(会社負担か、現金徴収かなど)
- ドレスコード(あれば明記)
- 参加者に持参してほしいもの(名札、二次会費用など)
- 幹事や当日連絡先
【送信例】
件名:6/30(金)打ち上げのご案内(リマインド)
お疲れさまです。幹事の●●です。
今週金曜の打ち上げについて、あらためてご連絡いたします。
- 日時:6/30(月)19:00開始(18:50集合)
- 場所:居酒屋○○(新宿駅西口徒歩3分)
- 地図:https://△△.●●●.com
- 費用:一人3,000円(当日現金回収)
- ドレスコード:なし(普段着でOK)
ご不明な点がありましたら、ご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
会社の打ち上げ当日の進行と盛り上げ方
打ち上げ当日は、準備以上に「進行力」と「雰囲気づくり」が問われる場面です。幹事としては、スムーズな進行と適度な盛り上げのバランスを意識することが重要です。
事前に流れをイメージし、挨拶や企画のタイミング、終了時の声かけまでしっかり計画しておくと、参加者全員が楽しめる会になります。
当日の進行を円滑に進めるためのステップは以下のとおりです。
- 簡潔に乾杯と挨拶を済ませる
- ゲームや企画を実施する
- 時間が来たらお開きのアナウンスをする
簡潔に乾杯と挨拶を済ませる
打ち上げのスタートを気持ちよく切るためには、「乾杯」と「冒頭の挨拶」が重要です。冒頭の挨拶は単なる儀式ではなく、その場の空気を和ませ、参加者全体を一体感のある雰囲気に導く大切な役割を担っています。また、乾杯のタイミングは、会の始まりを明確にし、全体にメリハリを与えるためにも効果的です。
挨拶は、上司やプロジェクトリーダーなど、一定の立場にある人がおこなうことが多いですが、長くなりすぎないことが鉄則です。目安としては1〜2分程度に収め、参加者の注目が散漫になる前に締めくくりましょう。
フォーマルな例:
「皆さん、本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。○○プロジェクトの成功を祝し、ささやかではありますが打ち上げを開催しました。今夜は日頃の労をねぎらいながら、楽しいひとときを過ごしましょう。では、乾杯!」
カジュアルな例:
「今日は本当にお疲れさまでした!堅い話は抜きにして、しっかり飲んで食べて楽しみましょう!じゃあ、みんなで乾杯!」
乾杯時には、音頭を取る人がしっかり声を張り、「せーの!」や「それでは!」など一声かけてから「乾杯!」と盛り上げましょう。グラスが行き渡っているか確認してから進行するのもポイントです。
形式ばらず、かつダラダラせず、明るくスタートを切ることが、打ち上げ全体のムードを大きく左右します。
ゲームや企画を実施する
打ち上げの中盤は、場が一段と盛り上がるタイミングです。この時間帯にゲームや企画を取り入れることで、部署や役職を超えた交流が生まれ、一体感のある雰囲気をつくりやすくなります。
以下に、幅広い世代・立場の人が楽しめるおすすめの企画例を紹介します。
- ビンゴ大会:景品があるだけで盛り上がる定番企画。スマートフォンのアプリを使えば準備も簡単。
- ○×クイズ:会社や業界に関するクイズで、知識とユーモアを織り交ぜた内容にすると◎。
- メンバーネタ大喜利:社内の“あるある”や“名物上司”などをネタに、軽い笑いを引き出す企画。
- 役職シャッフル乾杯:くじで役職を入れ替え、若手が「部長役」になって乾杯の挨拶をするなど、和やかな空気を作れる工夫。
- 景品付きチーム対抗戦:クイズやじゃんけん大会でチーム戦を導入。部署混合にすることで交流の幅が広がる。
ただし、以下の点に注意しながら、誰でも気軽に参加できる企画を選ぶことが重要です。
- 強制参加にしない:あくまで自由参加にし、苦手な人への配慮を忘れない。
- 過度な飲酒を求めない:飲めない人に無理をさせないよう周囲に注意喚起をする。
- 悪ノリ・内輪ネタを避ける:特定の人をいじるような内容や、笑いをとるための無理な演出は逆効果。
企画は、会話のきっかけを増やし、普段あまり話さないメンバー同士をつなぐ場づくりとしても効果的です。誰もが安心して楽しめる内容を心がけましょう。
時間が来たらお開きのアナウンスをする
締めのアナウンスでは、ただ終了を伝えるだけでなく、参加への感謝や次へのつながりを意識した一言を添えることで、参加者の満足度が高まります。
終了アナウンスは、予定時間の10〜15分前に「あと◯分で終了します」と事前に声がけをしておくとスムーズです。これにより、話が長引いたり、急な退席になったりするのを防げます。
締めの挨拶の例文:
「本日はお忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。普段あまり話す機会のない方とも交流できたのではないでしょうか。これを機に、より一層チームとしての結束が高まればうれしいです。次回の打ち上げやイベントも楽しみにしていてください!」
また、二次会がある場合は「参加希望の方は幹事まで」、ない場合は「お気をつけてお帰りください」など状況に応じて伝えましょう。会場の退出時刻が決まっている場合は、「○時までにご退席をお願いします」といった案内も加えると親切です。
会社の打ち上げを成功させるためのポイント
会社の打ち上げを単なる飲み会で終わらせず、「参加してよかった」と思える場にするには、いくつかの工夫が必要です。参加者全員が楽しめて満足できるように、当日の運営や企画の工夫に注目しましょう。ここでは、打ち上げをより円滑かつ効果的に進めるための重要なポイントを3つご紹介します。
- 当日のタイムスケジュールを全体公開しておく
- 開始や終了のメリハリをつける
- 企画は全員が平等に楽しめるものにする
当日のタイムスケジュールを全体公開しておく
会社の打ち上げをスムーズに進行させるためには、あらかじめタイムスケジュールを参加者に共有しておくことが重要です。予定を事前に把握できることで、参加者に安心感を与え、「今何をしている時間か」が明確になるため、進行に協力的な雰囲気が生まれます。
例えば以下のようなシンプルなスケジュールを作成しておくとよいでしょう。
18:30 開会・乾杯の挨拶
19:00 ゲーム企画(チーム対抗クイズなど)
20:15 成績発表・景品贈呈
20:30 締めの挨拶・お開き
大まかな流れを共有しておくだけでも、参加者が気持ちの準備をしやすくなります。また、スケジュールの共有は、会場に掲示する紙やスライド、社内チャットでの事前連絡など、複数の手段を活用することで伝え漏れを防ぐことができます。
特に、ゲームの開始時間や終了予定時刻は、盛り上がりのピークや帰宅準備に影響するため、明示しておくと喜ばれます。
開始や終了のメリハリをつける
会社の打ち上げでは、参加者のスケジュールや生活リズムがそれぞれ異なるため、全員に最適化しようと配慮しすぎると、かえって全体がグダグダになってしまうかもしれません。
そのため、打ち上げには「開始」と「終了」の明確な区切りを設け、メリハリを意識することが重要です。開始時は、代表者が時間どおりに乾杯の挨拶をおこない、場のスタートを宣言しましょう。少し強引にでも始めることでその場の空気が締まり、遅れてくる人も始まっていることを認識できます。
終了に関しても、あらかじめ決めた終了時間を守り、「あと◯分で終了です」と明確に伝えることで、参加者も安心して予定を立てやすくなります。二次会を案内する場合も、主催としての一次会はきっちり締める姿勢を持ちましょう。
開始と終了をしっかりと仕切ることは、全体のタイムスケジュールを守るうえでも有効です。参加者のストレスを軽減し、進行の信頼感にもつながるため、幹事にとっては欠かせないポイントといえるでしょう。
企画は全員が平等に楽しめるものにする
会社の打ち上げで大切なのは、「誰かだけが楽しむ」のではなく「全員が楽しめる」企画を選ぶことです。参加者は年齢や役職、性格が多様であるため、内容が偏ると温度差が生じてしまいます。
例えば、若手向けのゲームが管理職には難しく感じられることもあります。一方、景品付きのクイズ大会は「答えられなくても楽しめる」「当たるワクワク感がある」ため、幅広い層が楽しめたという声もあります。
全員が楽しむためには、参加型の企画(チーム対抗ゲーム、○×クイズ、ビンゴなど)に加え、見ているだけでも楽しい要素(景品紹介やメンバーネタの大喜利)を取り入れるのがおすすめです。強制参加ではなく、「参加してもしなくてもOK」という雰囲気づくりも意識しましょう。
また、景品は豪華さよりバリエーションを重視し、「文房具」「おもしろアイテム」「ギフトカード」など、選択肢があると喜ばれます。
打ち上げは社内の一体感を高める機会です。立場や年齢を問わず、全員が安心して楽しめる企画を心がけましょう。
打ち上げが盛り上がるおすすめの企画30選
打ち上げにおける企画の目的は、場を和ませることや参加者同士の一体感を高めること、そして楽しい思い出をつくることにあります。特にメンバー同士の交流が少ない職場では、こうした企画が関係構築のきっかけにもなります。
しかし、どのような企画でもよいわけではありません。会社の打ち上げでは、人数や会場の雰囲気、メンバーの年齢層や関係性に応じて企画を選ぶことが成功のポイントです。本章では、シーンに応じて活用できるおすすめの企画を、以下の3つに分類して紹介します。
- 体を動かして楽しめる大人数企画10選
- 思考力を鍛えながら楽しめる企画10選
- リモート開催でも楽しめる打ち上げ企画10選
体を動かして楽しめる大人数企画10選
体を動かすアクティビティは、普段の業務では味わえない非日常感や、部署や役職の垣根を越えた一体感を生み出してくれます。会話が苦手な人でも自然と参加できるため、打ち上げのアイスブレイクや中盤の盛り上げに最適です。
以下では、比較的準備が簡単で実施しやすいものを中心に、大人数でも楽しめる企画を10案ご紹介します。
1.チーム対抗ジェスチャーゲーム
内容:お題をジェスチャーで伝えるゲーム
効果:笑いが生まれ、メンバー同士の距離が縮まる
目安人数:5人以上×2チーム〜/準備物:お題カード
注意点:恥ずかしがり屋の人に配慮を
2.スプーンリレー
内容:スプーンにピンポン玉を乗せて運ぶリレー形式
効果:運動会風で盛り上がる
目安人数:10人以上/準備物:スプーン、ピンポン玉
注意点:転倒防止のため走りは禁止にするなど安全配慮を
3.椅子取りゲーム
内容:音楽に合わせて椅子の周りを歩き、音が止まったら座る
効果:単純ながら大人でも意外と白熱する
目安人数:8人以上/準備物:椅子、音源
注意点:スペースとケガ防止に配慮を
4.フラフープくぐりリレー
内容:手をつないだままフラフープを順番にくぐる
効果:シンプルながら笑いが生まれやすい
目安人数:10人以上/準備物:フラフープ
注意点:身体を動かすため服装にも一言添えておく
5.紙飛行機飛ばし大会
内容:誰が一番遠くに飛ばせるか競う
効果:童心に返って楽しめる
目安人数:何人でもOK/準備物:紙、飛距離測定用メジャーなど
注意点:会場によっては実施不可の可能性も
6.じゃんけん列車
内容:じゃんけんをして負けた人が勝った人の後ろに並ぶ
効果:全員で盛り上がりやすく準備も不要
目安人数:10〜30人/準備物:なし
注意点:スペースが必要なため広めの会場で
7.風船バレー
内容:風船を落とさないようチームで協力して打ち合う
効果:男女問わず参加しやすく、安全性も高い
目安人数:6人以上/準備物:風船、簡易ネット(なくても可)
注意点:風船の破裂音に注意
8.ペットボトルボウリング
内容:ペットボトルをピンに見立てて倒すボウリング
効果:準備も簡単で、スコア競争が盛り上がる
目安人数:何人でもOK/準備物:空のペットボトル、ボール
注意点:滑りやすい床では注意
9.お絵かき伝言ゲーム(体を使う+笑いも)
内容:背中に絵を描いて前の人が感じ取って伝えていく
効果:感覚と想像力を使ったおもしろ企画
目安人数:5人以上のチーム制/準備物:紙、ペンなど
注意点:接触に配慮して無理なく実施
10.輪ゴム射的
内容:輪ゴムを使って的を倒す
効果:集中力と運動要素がミックス
目安人数:何人でも可/準備物:輪ゴム、的(紙コップなど)
注意点:人に当たらないよう距離を取る
体を動かす企画は、「準備物を事前にリストアップしておく」「参加者に動きやすい服装を事前に伝える」ことで、当日の進行がよりスムーズになります。場を和ませる手段として、ぜひ一案取り入れてみてください。
思考力を鍛えながら楽しめる企画10選
にぎやかに騒ぐよりも、会話や思考を通じた交流を楽しみたい場面では、知的好奇心をくすぐるような企画が効果的です。特に、役職や年代の違いがある集まりでは「大人の落ち着き」と「会話を促す工夫」を兼ね備えた内容が歓迎されやすい傾向にあります。
以下では、盛り上がりすぎず、でも楽しい思考型の打ち上げ企画を10案ご紹介します。
1.社内あるあるクイズ
内容:職場や部署でありがちな出来事をクイズ形式に
効果:共通体験で笑いが生まれ、部署を超えた交流に◎
準備物:あるあるネタを事前に集めておく
注意点:特定の人をネタにしすぎないよう注意
2.メンバーランキング当てゲーム
内容:「遅刻が少ない人ランキング」などを予想する
効果:意外な一面が見えて親近感が増す
準備物:事前アンケート必須
注意点:ネガティブな設問は避ける
3.グループで大喜利大会
内容:与えられたテーマにおもしろい回答を考える
効果:笑いを交えたアイスブレイクに
準備物:お題カード、ホワイトボードなど
注意点:笑いのハードルが高くなりすぎないようチーム戦にする
4.名刺シャッフルクイズ
内容:匿名の自己紹介文からその人物を当てる
効果:観察力・記憶力が試され意外な発見も
準備物:事前に「自分らしい特徴3つ」を匿名で提出
注意点:名前や役職を思わせる内容は伏せる
5.ミニ謎解きゲーム
内容:簡単な暗号やロジック問題をチームで解く
効果:協力しながら思考することで自然に会話が生まれる
準備物:問題プリントや配布資料
注意点:難易度は初心者向けに調整
6.連想ゲーム(ワードウルフ風)
内容:多数派と少数派に異なるお題を出して、誰が違うかを探る
効果:心理戦と推理が楽しめる
準備物:お題の用意(紙・スライドなど)
注意点:時間配分に注意、全員に発言機会を
7.部署対抗イントロクイズ(BGMあり)
内容:誰でも知っている曲でイントロクイズ
効果:世代を超えた話題づくり
準備物:スピーカー・音源・早押しボタン(代用OK)
注意点:曲選びに世代バランスを配慮
8.この人は誰でしょう?(子ども時代写真編)
内容:メンバーの子ども時代の写真を当てるクイズ
効果:和やかな雰囲気で笑いが起こる
準備物:写真の事前回収・スライド準備
注意点:写真を出す人の了承は必ず取る
9.キャリア年表当てゲーム
内容:架空の年表(部署異動・プロジェクトなど)を見て人物を当てる
効果:社内の歴史や背景を楽しく共有できる
準備物:簡単な履歴書風資料を用意
注意点:個人情報保護・プライバシー配慮を徹底
10.1分間プレゼン対決
内容:与えられたお題について1分でアピール合戦
効果:表現力・ユーモア力の発揮で場が盛り上がる
準備物:タイマー、ジャッジ
注意点:話すのが苦手な人はチーム参加形式にすると安心
このような思考型の企画は、大人数でも比較的静かに進行できるため、会場の騒音対策が必要な場合や、フォーマル寄りな打ち上げでも使いやすいのが魅力です。「難しすぎない、かつちょっと頭を使う」絶妙なバランスを意識して選ぶのが成功のコツです。
リモート開催でも楽しめる打ち上げ企画10選
コロナ禍をきっかけに浸透したオンライン打ち上げは、今や場所を問わず実施できる便利な選択肢です。しかし、リモートならではの課題(盛り上がりづらさ・通信トラブル・画面オフ問題など)もあるため、誰でも参加しやすく、気軽に楽しめる企画選びが重要です。
1.オンラインビンゴ
無料ツール例:BINGO! Online | 無料オンラインビンゴ大会開催ツール
URLやQRコードを送るだけ。景品もデジタルでOK。※31人以上は有料
2.〇〇な人ランキング
事前アンケートを使って「実は朝型な人」などを予想しあうゲーム。
匿名性を残すと盛り上がりやすい。
Googleフォームで収集&スプレッドシートで集計も簡単。
3.バーチャル背景コンテスト
テーマを決めて、最もユニークな背景を競う。
例:「理想のバカンス先」「今日の気分を背景で表現」など。
投票はリアクションボタンやチャット投票で実施。
4.おすすめ商品プレゼン大会
Amazonなどの商品や趣味グッズを紹介し合う。
話すのが苦手な人も「画像+一言」で気軽に参加可能。
「メンバーの知られざる一面」が見えて交流が深まる。
5.オンライン脱出ゲーム
手軽にやるなら自作のクイズ型でも可。
本格的にやりたい場合は有料サービスを利用。
(例:リアル脱出ゲーム「封鎖された人狼村からの脱出 -リメイク-」など)
6.5秒間○○チャレンジ
例:「5秒以内に赤い物を画面に見せる」「5秒で動物の鳴き声を披露」など。
瞬発力勝負で笑いが起こるライト企画。
司会がテンポよく回すと盛り上がりやすい。
7.共通点さがしゲーム
ランダムにグループ分けし、制限時間内に共通点を3つ見つける。
例:「旅行好き」「猫を飼っている」など。
チームワークが深まる&初対面の人とも仲よくなれる。
8.オンラインお絵かき伝言ゲーム
無料ツール例:Gartic Phone
順番に絵と文章で伝言していくパーティーゲーム。
画面オフの人も巻き込みやすい。
9.ランチ or おつまみ自慢大会
各自の食事や飲み物を画面越しに紹介。
「どこで買った?」「作ったの?」など話のネタになる。
お酒が苦手な人も楽しめる。
10.ミニクイズ大会
Kahoot! を使えば、QRコードにアクセスするだけで参加できる。
テーマは社内ネタ・雑学・時事など。
簡単にオリジナルクイズの作成が可能。
リモート開催の注意点
- 通信環境チェック:事前に接続テストや音声確認をする
- 画面オフ対策:参加型企画を選んで「自然と映りたくなる」状況を作る
- 長時間になりすぎない:1~1.5時間が目安。飽きさせない進行を意識する
リモート打ち上げは、場所に縛られず、気軽に交流できるのが魅力です。リアル開催に比べて心理的ハードルが下がるため、普段交流が少ないメンバー同士の距離を縮めるチャンスにもなります。簡単な準備で全員が楽しめる企画を、ぜひ取り入れてみてください。
エンゲージメントを高める社内イベントなら、Cultiveへ
会社の打ち上げは、単なる飲み会や慰労会ではなく、メンバー同士の距離を縮め、チームの結束力を高める貴重な機会です。事前の丁寧な準備、当日の進行、盛り上がる企画選びをしっかりとおこなうことで、参加者の満足度や社内の一体感が大きく高まります。
もし「毎回マンネリ化してしまう」「幹事として何をすべきか不安」「打ち上げを会社の文化醸成にもつなげたい」といった課題を感じている方は、ぜひCultive(カルティブ)にご相談ください。
Cultiveでは納会や全社総会などの社内イベントや、インターナルブランディングにつながる文化づくりを幅広くサポートしております。
目には見えづらい会社の“らしさ”をカタチに変えて、メンバーと分かち合えるようなストーリーを持たせて企画をご提案。
施策やイベント開催に不可欠なデザインや映像などのクリエイティブ制作から当日運営までフルサポートいたします!
会社の“らしさ”が心に宿り、行動に変わり、成長を支える“強み”に変わるまで…。
Cultiveは企業の文化醸成パートナーとして伴走いたします。
「会社や仲間を誇りに思えるようになってほしい」「エンゲージメントが高まるイベントを開きたい」
そのような課題感を抱えている方はぜひお気軽にご相談ください。