従業員エンゲージメントが高い企業の特徴とは?共通点と効果的な施策を紹介

2026.02.09

こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」をサポートしているCultive(カルティブ)です!

「うちの従業員はもっと力を発揮できるはずなのに」
「離職が続いて組織が安定しない」

そのような悩みを抱えながら、何から手をつければよいのか分からず立ち止まっていませんか。

近年注目されている「従業員エンゲージメント」という考え方が、その答えを示してくれるかもしれません。エンゲージメントが高い組織では、従業員が会社の成長を自分ごととしてとらえ、主体的に動いています。

この記事では、実際にエンゲージメントの高さで知られる企業の事例を紹介しながら、共通する特徴や具体的な施策をお伝えします。あなたの会社にも応用できるヒントが見つかるかもしれません。

 

社員エンゲージメントとは?高める方法を知って従業員の定着率を向上させよう!

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    従業員エンゲージメントが高い企業の特徴とは?共通点と効果的な施策を紹介

    従業員エンゲージメントが高い企業の特徴と共通点

    従業員エンゲージメントが高い企業には、共通する特徴があります。すべてを完璧に満たす必要はありませんが、複数の要素を組み合わせることで、組織全体のエンゲージメントを高められます。ここでは7つの特徴を見ていきましょう。

    • 明確な企業理念やビジョンがあり従業員に浸透している
    • 公正で透明性の高い人事評価制度がある
    • 役職を問わず社内コミュニケーションが活発である
    • 従業員の適性に応じた配置や育成を行っている
    • ワークライフバランスを大切にしている
    • マネジメント層の教育体制が整っている
    • 従業員に挑戦を推奨し失敗を許容する文化がある

    明確な企業理念やビジョンがあり従業員に浸透している

    企業理念やビジョンは、従業員の行動指針となり、組織全体が同じ方向を向くための羅針盤です。意思決定の拠り所となり、迷ったときに立ち返る場所となります。

    「浸透している」状態とは、従業員が自分の言葉で理念を説明できる状態です。日常業務の判断基準として活用され、新入社員から経営層まで一貫して共有されている状態を指します。

    理念やビジョンに共感できたとき、人は仕事に意義を見出します。「何のために働いているのか」という問いに対する答えが明確になり、日々の業務に対するモチベーションが高まっていくからです。同じ志を持った仲間がいることも、エンゲージメントを高める大きな要因となります。

     

    企業理念をメンバーに浸透させる5つの方法!具体的な取り組み事例も紹介

    公正で透明性の高い人事評価制度がある

    「頑張りが正当に評価される」という信頼感は、従業員のモチベーション向上と挑戦意欲を促します。不公平感による離職を防ぎ、従業員が安心して力を発揮できる環境となるでしょう。

    公正で透明性が高い評価制度の要件として、評価基準が明確で全従業員に公開されていることが挙げられます。成果だけでなくプロセスも評価し、複数の視点からの多面評価を取り入れること。そして定期的なフィードバック面談を実施することで従業員は自分の成長を実感できるでしょう。

    評価制度は企業経営の根幹をなすものです。従業員の努力や工夫に報いる制度があることで、やりがいや自信が生まれ、仕事に対する積極性が増していきます。

    役職を問わず社内コミュニケーションが活発である

    社内コミュニケーションが活発な組織では、情報共有のスピードが上がり部門間の連携がスムーズになります。現場の声が経営に届きやすくなり、結果として心理的安全性の向上にもつながるでしょう。

    ここでいう「活発」とは、単に会話が多い状態ではありません。上司と部下の間に過度な壁がなく、部門を越えたやり取りや、経営層と現場が対話できる機会があること。気付いたことや提案を、気負わずに共有できる雰囲気が整っている状態です。

    また、コミュニケーションは雑談だけを意味するものではありません。業務に必要な情報交換や、認識のすり合わせも含まれます。職場における悩みの多くは人間関係に起因するからこそ、円滑な意思疎通は職場の風とおしをよくし、仕事の効率を高めます。日常的な対話の積み重ねがアイデアや創造性を刺激し、組織の成長をあと押しするでしょう。

     

    経営者と従業員のコミュニケーションを活性化する方法|経営層が信頼される組織づくりとは

    従業員の適性に応じた配置や育成を行っている

    人は自分の強みを活かせる環境でこそ、力を発揮します。適性に合った配置や育成が行われている職場では、成長を実感しやすく、将来のキャリア像も描きやすくなります。その結果、仕事へのやりがいや安心感が高まり、心身の安定につながります。

    適性に応じた配置・育成とは、単なる配置換えではありません。個々の強みや関心、キャリア志向を把握したうえで、定期的なキャリア面談をおこない、本人の希望を踏まえた人事異動や役割設計をすることです。あわせて研修や資格取得支援といった、成長を支える仕組みも重要になります。

    こうした環境が整うと、従業員は「ここで成長できる」という実感を持ちやすくなります。従業員を「配置する対象」ではなく「育てる存在」として向き合う姿勢が、エンゲージメント向上と組織の成長につながっていきます。

    ワークライフバランスを大切にしている

    心身の健康が保たれてこそ、持続的な高パフォーマンスは生まれます。プライベートが充実していると仕事への意欲も高まり、「会社は従業員を大切にしている」という信頼感が育まれていくものです。

    ワークライフバランスを支える取り組みには、フレックスタイム制や時短勤務、リモートワーク、有給休暇の取得促進、育児・介護支援、長時間労働の是正などがあります。働き方の選択肢が広がることで、従業員は自分の状況に合った働き方を選びやすくなるでしょう。

    快適なオフィス環境や業務効率を高めるツールといった環境整備に加え、柔軟な勤務形態を認める姿勢も欠かせません。従業員が安心して力を発揮できる環境への投資が、結果として従業員エンゲージメントと会社への貢献意欲を高めていきます。

    マネジメント層の教育体制が整っている

    「人は会社を辞めるのではなく、上司を辞める」と言われるように、直属の上司の関わり方は、従業員の定着やモチベーションに大きな影響を与えます。だからこそ、マネジメントを個人の資質や経験に任せるのではなく、組織として育てていく視点が欠かせません。

    教育体制が整っている企業では、管理職に求められる役割やスキルが明確にされています。1on1の進め方やフィードバックの方法、メンバーの強みを引き出すコーチング、心理的安全性を意識したコミュニケーション、ビジョンを語り動機づける力。これらを体系的に学び、実践できる機会が用意されています。

    マネジメント層は、経営層と現場をつなぐ大切な存在です。研修やワークショップを通じて施策の意図や進捗管理を共有し、継続的に支援していくこと。管理職を孤立させず組織として支える体制が、従業員エンゲージメントの高い組織づくりにつながっていきます。

    従業員に挑戦を推奨し失敗を許容する文化がある

    挑戦・失敗許容文化は、イノベーションの創出や従業員の成長機会、主体性・自律性の向上、そして「安心して新しいことに挑戦できる」心理的安全性をもたらします。

    失敗を許容する文化の具体例として、「失敗は学びの機会」という価値観の共有やチャレンジを評価する人事制度、セカンドチャンスの提供、失敗事例の共有と学習の仕組みがあります。

    ただし「なんでも許される」ということではありません。失敗から学びをえるプロセスが重要です。変化の激しい時代において、主体的に学び成長する従業員、市場変化に柔軟に対応できる組織が、競合他社との差別化要因となっていきます。

     

    社内コミュニケーションを活性化させるためには?メリットと施策例を紹介!

    従業員エンゲージメントが高い企業がもたらす経営メリット

    エンゲージメント向上は、定性的な効果だけでなく定量的な効果ももたらします。ここでは経営にもたらす具体的な4つのメリットを紹介します!

    • 生産性の向上と営業利益率の改善
    • 離職率低下による採用・育成コストの削減
    • 顧客満足度の向上と企業ブランド力の強化
    • イノベーション創出と組織の競争力強化

     

    従業員エンゲージメントが高い企業がもたらす経営メリット

    生産性の向上と営業利益率の改善

    エンゲージメントが高い従業員は、ただ与えられた業務をこなすだけではありません。もっとよくできないか」と考え、自ら業務改善や効率化に取り組みます。

    仕事への当事者意識が高いため、課題に粘り強く向き合い、集中力の高い状態で質の高いアウトプットを生み出していきます。こうした一人ひとりの前向きな姿勢が、組織全体の生産性を押し上げていくのです。

    この変化は、現場の実感だけにとどまりません。日本国内の調査でも、従業員エンゲージメントの高さと、営業利益率や労働生産性との間に正の相関が確認されています。

    離職率低下による採用・育成コストの削減

    従業員エンゲージメントが高い企業の離職率は低い傾向にあります。例えば従業員エンゲージメント向上に継続的に取り組んでいるサントリーの2024年離職率は2.1%と低水準です。厚生労働省が発表した令和6年雇用動向調査結果の離職率14.2%と比較すると、その差は明らかでしょう。

    離職が発生すると、採用活動にかかる費用や教育・研修コスト、引き継ぎによる生産性低下など、さまざまな負担が生じます。これらを合算すると、1人あたり数百万円規模になるケースも少なくありません。

    離職率が下がれば、こうしたコストを抑えられます。エンゲージメント向上への取り組みは従業員満足のためだけでなく、採用・育成コストを削減し、経営の安定性を高める投資だといえます。

    参考:令和6年雇用動向調査結果の概要(離職と入職の推移)|厚生労働省

    主要経営データ|サントリーホールディングス株式会社

    顧客満足度の向上と企業ブランド力の強化

    エンゲージメントの高い従業員は、自分の仕事に誇りを持ち、目の前のお客様に真摯に向き合います。その姿勢は、サービスの質や対応の丁寧さとして表れ、結果的にお客様満足度の向上につながっていきます。実際に、スターバックスでは現場に裁量を与えることで、従業員の自主性が接客の質を高めてきました。

    さらに、エンゲージメントの高い従業員は、自社の価値を語る存在になります。SNSや日常の会話を通じてポジティブな声が広がり、企業は「選ばれる会社」として認知されていきます。

    「従業員から勧められて商品を知った」
    「働きやすい会社だと聞いて応募した」

    そのような声が増えていくことはお客様満足度の向上と同時に、企業ブランド力や採用ブランディングの強化にもつながる好循環といえるでしょう。

    イノベーション創出と組織の競争力強化

    心理的安全性が高い職場では「失敗したらどうしよう」という不安が和らぎ、新しいアイデアや率直な意見が共有されます。部門を越えた協力や挑戦も生まれやすくなり、個人の気付きが組織の価値へと広がっていくでしょう。

    また、エンゲージメントの高い従業員は自ら学び、変化を前向きに受け止めます。その積み重ねが、市場の変化に柔軟に対応できる組織を育て、他社には真似できない競争優位性を生み出します。

     

    ビジネスにおけるエンゲージメントとは?効果や増進方法を紹介!

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    従業員エンゲージメントが高い企業の成功事例

    実際にエンゲージメントが高い企業の事例から、具体的な施策や成果、自社でも応用できるヒントを学んでいきましょう!

    • スターバックスコーヒージャパン株式会社
    • 株式会社サイバーエージェント
    • 株式会社小松製作所
    • 株式会社ユーザベース
    • サントリーホールディングス株式会社

    スターバックスコーヒージャパン株式会社

    日本に2,000店舗以上を展開する(2025年9月現在)スターバックスコーヒージャパン㈱は、コーヒーの提供にとどまらず「サードプレイス(第3の居場所)」を提供することを理念に掲げています。この考え方が、従業員エンゲージメントの高さにもつながっています。

    その象徴が、マニュアルに縛られない接客です。従業員の自主性・創造性を尊重し、お客様に合わせた対応を重視しています。決まった方法を覚えるのではなく、先輩の接客を見て学び、現場で考えながら成長していく文化が根付いています。

    カップへ手書きのメッセージを添える行動も、その表れでしょう。従業員を「パートナー」と呼ぶことで、対等な関係性を大切にしている点も特徴的です。

    この事例から学べるのは、過度なマニュアル依存を見直すこと、従業員の判断を信じること、そしてお客様への対応に裁量を委ねることの重要性です。人を信じる姿勢が、お客様への体験の質を高めています。

    株式会社サイバーエージェント

    IT・インターネット広告事業を展開する㈱サイバーエージェントは、ビジョンへの共感を重視した採用を行い、理念を軸に人材と向き合っている企業です。スキルや経験だけでなく、「何を目指す会社なのか」を共有できるかを大切にしています。

    同社の特徴の一つが、挑戦をあと押しする文化です。「挑戦した敗者にはセカンドチャンスを」という環境を整え、若手の抜擢にも積極的。年齢や年次にとらわれず、成果と意欲に応じて役員登用が行われています。

    また、独自のエンゲージメントサーベイ「GEPPO」を導入し、毎月ヒアリングをおこない、従業員の状態を把握しています。

    この事例からは、仕組みで継続的に従業員の状態を把握すること、挑戦を恐れない文化を育てること、そして若手に権限を委ねる姿勢が、従業員エンゲージメント向上のヒントになるといえるでしょう。

    株式会社小松製作所

    建設機械・産業機械の世界的メーカーである㈱小松製作所は、創業100年以上の歴史を持つ企業です。グローバルに事業を展開する同社では、組織の一体感を保つための取り組みとして「コマツウェイ」を重視しています。

    コマツウェイとは、コマツが大切にする価値観や行動指針を言語化したものです。国や職種を超えて共有すべき考え方を明文化し、全従業員が共通の判断軸を持てるようにしています。この価値観を浸透させるため、新入社員から経営層候補まで階層別研修を徹底して実施しています。

    人事面では、公平かつ適正な評価制度が特徴的です。加えて、社内人材公募制度や留学制度、資格・技能検定の取得奨励など、自律的なキャリア形成を支援しています。

    こうした取り組みにより、2023年度のエンゲージメントスコアは80%台と高い水準を維持しています。さらに2024年度の離職率は1.44%と低く、安定した組織運営が実現されています。理念と制度を結びつけ、行動に落とし込んだ点が成果につながった好例といえるでしょう。

    株式会社ユーザベース

    経済情報プラットフォーム「Speeda」「NewsPicks」を運営する㈱ユーザベースは、、「7つのバリュー」を軸にした組織づくりを行っています。「ユーザーの理想から始める」「迷ったら挑戦する道を選ぶ」など、日々の判断や行動につながる指針を明確に言語化している点が特徴です。

    同社はその価値観や取り組みをまとめた「DEIB Report」を公開し、多様性・公平性・包摂、そして帰属意識を重視した組織づくりの実践を社内外に発信しています。従業員の声や具体的な行動事例を通じて、理念が現場でどう生きているかを可視化しました。

    バリューを行動に落とし込み、共有し続ける姿勢こそが、従業員エンゲージメント向上の原動力となっています。

    サントリーホールディングス株式会社

    飲料・食品・酒類の総合メーカーであるサントリーホールディングス㈱は、充実した人材育成プログラムが特徴です。

    同社は、従業員が自分の成長を描けるよう、上司との対話を重視した仕組みを整えています。年に一度、上司と双方向で将来のキャリアについて話し合う「キャリアビジョン面談」を実施し、従業員が中長期的な視点で自分の道筋を描く機会を設けています。

    さらに、従業員同士が気軽に知識や経験を共有する学びの場「寺子屋」も運営され、自発的な交流と成長の文化が育まれています。こうした仕組みが、従業員の成長意欲と主体性を高めています。

    その結果、2022年の調査では約8割の従業員が「働くことに誇りを持っている」と回答。2024年度の離職率は2.1%と低い水準を維持しています。

     

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    従業員エンゲージメントを高める施策はCultiveへ

    従業員エンゲージメントの高い企業には、明確な理念の浸透や公正な評価制度、活発なコミュニケーションなど、共通点があります。
    これらの施策を自社でも実践すると、生産性向上や離職率低下、お客様満足度向上、イノベーション創出という具体的な経営成果につながっていくでしょう。

    Cultiveでは、企業の文化づくりを通じて従業員エンゲージメントを高めるサポートを行っています。
    一人ひとりが輝き、心震える感動体験を共有できる組織へ。

    企業の理念や文化を深く理解し、従業員エンゲージメントにつながるようなオリジナルのアイデアをご提案しますので、ご検討中の方はぜひお問合わせください。

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