こんにちは!「人と企業を幸せにする文化づくり」のサポートをしているCultiveです!
社内コミュニケーションは、組織の目標や方針を共有し、メンバーの一体感やモチベーションを高めるために重要な要素です。
しかし、社内コミュニケーションの活性化は容易ではありません。
コミュニケーションの質や効率の低下、コミュニケーションの障壁や偏りなど課題が生じることがあります。
これらの課題を解決し、社内コミュニケーションを活性化させるにはどのような施策が必要なのでしょうか。
この記事では、社内コミュニケーションの重要性と効果、社内コミュニケーションを活性化させる具体的な施策と成功事例を紹介します。
目次
社内コミュニケーションとは?
社内コミュニケーションとは、「インナーコミュニケーション」とも呼ばれ、組織内のメンバーが情報や意見を交換したり、協力したり、人間関係を構築することを指します。
社内コミュニケーションには、上司と部下、同僚同士、部門間など、さまざまな方法があり、問題の発見や解決、イノベーションの創出、チームワークの強化などが期待できます。
社内コミュニケーションはなぜ重要?
社内コミュニケーションはチームビルディングにおいて重要な要素であり、情報連携をスムーズにし、オープンな組織文化を築くための活動です。
情報や知識の共有をすることで、スピーディーな意思決定、従業員のリテラシー向上といった、強い組織体質が形成され、さまざまな目標や課題に取り組みやすくなります。
その一方で、手放しにしておくと限られた部署内・チーム内でのコミュニケーションに閉じてしまったり、ときにはネガティブな意見ばかりが横行してしまったりすることもあります。
社内の状況を見極めながら適切に介入することも、従業員のモチベーションを保ち、企業文化をより良くするうえでは欠かせない施策となります。
社内コミュニケーションの促進で得られる効果は?
従業員エンゲージメントの向上
コミュニケーション活性化は、従業員が互いに理解し合い、共通の目標に向かって努力することで、従業員エンゲージメントを高め、組織全体の達成感と満足度が向上します。
情報共有の活性化
情報が適切に共有されることで、従業員同士でスキルやノウハウを活用し、問題解決ができるようになります。
組織に合った情報共有のプラットフォームやコミュニケーションツールを導入することで、さらなる効果が期待できるでしょう。
生産性の向上
社内コミュニケーションにより、チームや部署を横断して協力ができるため、会社全体の生産性の向上や、業務効率化に繋がります。
また、適切な社内コミュニケーションを運用することでコミュニケーションの質が上がり、コミュニケーションコストの削減も期待できるでしょう。
社員一人ひとりの発信者化
社員が自分の意見やアイデアを自由に表現できる文化は、イノベーションを促進し、組織の成長を支援します。
アイディアソンやビジネスコンテストなど、社員の発信力を高める場を作ることが大切です。
社内コミュニケーションにはどんな課題がある?
社内コミュニケーションを進めていくと、次のような課題が生じる場合があります。
事前にコミュニケーションルールを決め、最適なコミュニケーションツールを導入しましょう。
1.コミュニケーションの不足
組織内で必要な情報や意見が十分に伝達されないことで、メンバーの不安や不満、不信感が生じることがあります。
2.コミュニケーションの過剰
組織内で必要以上に情報や意見が伝達されることで、メンバーの混乱や圧迫感、無関心感が生じることがあります。
3.コミュニケーションの質
組織内で伝達される情報や意見が正確でない、明確でない、有用でないことで、メンバーの誤解や無駄、失敗が生じることがあります。
4.コミュニケーションの効率
組織内で伝達される情報や意見が遅れる、漏れる、重複することで、メンバーの時間や労力、コストが無駄になることがあります。
5.コミュニケーションの障壁
組織内で伝達される情報や意見が言語的・文化的・心理的・物理的な要因で妨げられることで、メンバーの理解や共感、協力が阻害される場合があります。
6.コミュニケーションの偏り
組織内で伝達される情報や意見が一部のメンバーやグループに偏っていることで、メンバーの不平等感や不満感、対立感が生じることがあります。
社内コミュニケーションに取り組む際には、上記のような注意点も念頭に置きながら、適切な介入ができるように心がけましょう。
社内コミュニケーションを活性化させる施策例
コミュニケーション課題を解消するための代表的な4つの施策例を紹介します。
これらの施策例から、自社の組織文化や働き方に合ったものを選ぶことが大切です。
社内イベント
社内イベントは、非公式な設定でのコミュニケーションを促し、チームビルディングを支援します。
表彰式やスポーツ大会などのイベントを定期的に開催し、社員間の交流を促進することで、組織のコミュニケーション活性化に貢献します。
社内SNS
社内SNSは、日常的なコミュニケーションと情報共有を促進し、組織の透明性を高めます。
リアルタイムで情報を共有し、フィードバックを得ることで、プロジェクトの進捗管理と問題解決がスムーズに行えます。
リモート用ツール
リモートワークをサポートするツールは、オンラインでの効果的なコミュニケーションと協力を可能にします。
ZoomやSkypeなどのビデオ会議や、ChatWorkやSlackなどのチャットツールを活用することで、リモートでも効果的なコミュニケーションの実現が可能です。
社内食堂
社内食堂はカジュアルなコミュニケーションの場として、社内のネットワーキングを促進します。
ランチタイムや休憩時間に、異なる部署のメンバーと交流することで、新たなアイデアや協力の機会が生まれます。
社内コミュニケーションの成功事例
代表的な日本企業で実際に行われている社内コミュニケーションの成功事例や取り組みを紹介します。
2012年から「1 on 1 ミーティング」を導入し、週に1度30分間、上司が部下と個別に話す時間を設けることで、社員の成長促進と意欲の向上が見込まれています。
上司と部下のコミュニケーション機会を増やすため、2005年から月1回の面談を推奨し、足元の業務状況を共有することで、組織内のミスコミュニケーションを防いでいます。
3.株式会社資生堂
若手社員が上司のメンターになる「リバースメンター制度」を導入し、若手の強みであるデジタル領域への認識を高めることと、若手のコミュニケーション力向上を目指しています。
まとめ
社内コミュニケーションの活性化は組織の生産性や従業員の満足度を向上させる重要な要素です。
成功事例を参考に、自社の社内コミュニケーションの取り組みを見直し、改善していきましょう。
今回紹介した施策を活用し、効果的なコミュニケーション環境を築くことで、皆さんの組織がさらなる成長と成功につながることを願っています。
またCultiveでは社内コミュニケーションが活性化するような社内イベントや全社的にモチベーションが向上する表彰イベントをはじめ、日常的に使用できるようなコミュニケーションツールの制作にも多数の実績がございます。
コミュニケーション活性化についてお困りの方はぜひ一度、Cultiveまでご相談ください。
この記事を書いた人
小名木 直子
Producer
オリジナルウェディングのプロデューサーとして多くのイベント企画に携わる。小人数〜200人規模のイベントを得意とする。職場の中でどれだけ心が動く瞬間があるかで人生の幸福度が変わることを実感し、多くの人にCultiveのサービスが届くようWEBサイトの監修も担う。
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