サイボウズ株式会社様 社内の表彰イベントをお手伝いさせていただきました!

今年のイベントには「一体感」というキーワードがありました。

ITの会社であるサイボウズ様は、リモートワークがメインで、社員も全国各地にいます。社員が一堂に会する機会の少ないサイボウズ様にとって、年に一度の「サイボウズ・オブ・ザ・イヤー」は、社員同士のつながりを深めるための大事なイベントです。昨年は、オンラインとオフラインのハイブリッドで開催されましたが、今年はより「一体感」を高めたいという想いからオフラインメインのイベントに。

新たな試みとして導入されたのは、アイランド型のステージとそれを取り囲むような客席レイアウト。これも、会場の一体感を強く感じられるようにと工夫されたものでした。

もうひとつ新しく導入されたのが、イベントの楽しみ方をレクチャーするための「前説」。前説では、コールアンドレスポンスを交えて事前に用意したグッズの使い方を紹介し、場の空気を徐々にほぐして参加度を上げる工夫を。手に持って応援できるグッズや、代表の青野さんの顔写真でオリジナル紙幣を印刷し、お札が飛び出すグッズも用意しました。オリジナルのグッズに歓声も上がり、会場も盛り上がった中でイベントスタート！

オープニングムービーが流れ、司会の方がレッドカーペットを歩き入場！今年最も“ありがとう”を贈られた人やチームの表彰が始まりました。チームの新しい風となった「ニューウェーブオブ・ザ・イヤー」、最も“ありがとう”をもらった個人へ贈られる「パーソンオブ・ザ・イヤー」、最も“ありがとう”をもらったチームへ贈られる「チームワークオブ・ザ・イヤー」の3部門です。

まずは賞にノミネートされた全員や全チームの名前が読み上げられ、その度に会場からは大きな拍手が起こりました。そして、満を持して受賞者を発表！プレゼンター役は受賞者の上司や同僚の方々。仲間から表彰されて、ステージ上では抱き合う姿も見られました。皆さんの日頃の関係性が垣間見えるような素敵な表彰式でした。番外編として、“ありがとう”を一番多く贈った人を対象とした「MVA（Most Voting Awards）」の表彰もありました。

ステージを前にして後ろに椅子を並べると、前の人と後ろの人たちとで温度差が生まれるのではという懸念がありました。そこで、アイランド形式のステージを導入し、座る位置による温度差をなくすことに。「参加しよう」「盛り上げよう」という気持ちも上がり、参加者のみなさんの熱気も、例年以上にアップしていたように感じられました。

クリエイティブの面では、進行スライドやイベントのキービジュアルであるロゴを作成し、会場の照明や演出も含めた空間装飾までお任せいただきました。

毎年アップデートしているイベントロゴ。今回は虹のデザインとトロフィーを組み合わせたものをキービジュアルに。視覚的な演出だけでなく、受賞の瞬間がより特別なものとなるようこだわり抜いたものです。作成したキービジュアルを元に、受賞者に贈る表彰状もデザインさせていただきました。

毎年開催されている「サイボウズ・オブ・ザ・イヤー」。

私たちCultiveのお手伝いは2017年から始まり、より良い企業文化を共につくるパートナーとして、定例会にも参加させていただくようになりました。毎年お手伝いさせていただいているこのイベントについても、マンネリ化を防ぎながら新しくしていく方法を議論してきました。

「賞状をお渡しください」などの司会からの誘導を極力抑え、登壇者の気持ちが途切れることのない進行や、現場のアドリブや空気感を楽しめるような場作りも、会話の中から生まれたことです。「想定外のできごとを許容しつつ、クリティカルな部分だけは外さないようにする」。このバランスの取れた運営が実現できたのは、日頃から気兼ねなくご相談いただける関係だからこそだと思います。

イベント終了後には、「アイランドステージへのアップデートは、配信で見ている人にもその場の空気感や盛り上がりが伝わるほど、会場全体に一体感をもたらした」と言っていただきました。 

イベントに参加された方からの感想として、「オフィスでやるイベントとしての完成度は相当高く、もはや完成形だったと思います」という声まで！

アンケートでは、これ以上ないほどの嬉しい感想も。

・Cultiveさんとだから出来る域に達していて、自分の部署だけからの依頼にするには勿体ない気がしているので他部署にも宣伝したい

・いつも通りの信頼感があって、考えていたことが実現でき、思い描いた世界観のイベントでした

打ち合わせから当日まで、社員のみなさまの「楽しんでほしい。喜んでほしい」という強い想いが溢れた、サイボウズ様らしい“人を想う気持ち”が随所に散りばめられたイベントでした。

年に一度の大切な社内イベントをお手伝いさせていただき、ありがとうございました。