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会社名
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URL
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従業員数
約250名 -
業種
不動産業、住宅リフォーム、住宅流通プラットフォーム企画/開発/運営 -
実施内容
キックオフイベント -
実施形態
オフライン -
会場
シティホール&ギャラリー五反田 -
参加人数
約200名
ツクルバさんはキックオフイベントにとても力を入れられていますよね。そこには、どのような想いがあるのでしょうか。
佐藤さん:大きく2つあります。1つは、ミッションやビジョンに向けて自分たちが今どこにいて、ここからの1年間で何に重点的に取り組んでいくかの目線を揃えること。ツクルバはミッションやビジョンをすごく大切にする会社なので、目線を揃えた上でみんなで1年間を走り切るエネルギーを蓄えたいと思っています。
2つ目は、皆で楽しみを、体験を共有し合えるような機会を作り続けたいという想いです。ツクルバにとってメンバーはただ一緒に仕事をする同僚ではなく、仕事を通じて人生を共に過ごす仲間という感覚が強いんです。仕事は仕事、プライベートはプライベートと分けている人はあまり多くなく、人生の一部としてツクルバにいる感覚のメンバーが多いと思いますね。
— これだけ大規模になっても、風土としてその感覚が守られているのはすごいですよね。
今回のプロジェクトを通して解決したかった課題を教えてください。
佐藤さん:24年2月にビジョンとバリューをアップデートしたのですが、その新しい理念の浸透や社内外に対してのコミュニケーションに課題を感じていました。
また、部署間の連携にも課題があったんです。少し前に新オフィスに移転したんですが、それまではオフィスが分かれていたり、コーポレート系と2つの事業部それぞれの組織が縦割りになっていました。部署を超えた関わりを活性化させたいという想いもありました。
— 佐藤さん個人として、プロジェクトに対しての思い入れはどこにありましたか?
佐藤さん:年に一度の期初のキックオフとして、そこで表彰されることの価値を最大限発揮したいと考えていました。やっぱり表彰にはいろんな意味があると思うんです。ビジョンを体現したメンバーを賞賛してその体現例を皆で共有したり、受賞者のマインドを知ることでモチベーションを新たにできると思います。
もう1つは、キックオフを「皆で作り上げる『場』」として再定義することです。新型コロナウイルスの流行をきっかけにキックオフの性質も徐々に変化し、経営陣からの発信という色が濃くなりました。この機会にあらためて「皆で作り上げる『場』」という性質も取り戻して、皆が能動的に関わって楽しめるようなイベントを復活させたいという想いもありました。
— 当日は予想以上の盛り上がりを見せましたね。
これまでイベントを内製されていたそうですが、外部パートナーの導入を決めた背景を伺えますか?
佐藤さん:やっぱり通常業務との兼ね合いというハードルは感じます。上場してからは特に財務に繋がるミッションに注力していますし、もちろん社内イベントも大切な施策なんですが、そこまで手が回りにくくなったという現状もありますね。
ツクルバは新ビジョンやバリューを始めとして、カルチャーや価値観を大切にしている会社です。その中には言語化しにくいものも多く含まれます。そういったカルチャーがこの3年くらいで大きく変化していっている中、その変化をご一緒いただいているCultiveさんなら汲み取っていただけるという信頼がありましたね。
新しいパートナーに依頼するとして、もちろんそういったカルチャーを説明することはできます。でもこれらの変遷を共にし、その中で新たになった想いや価値観を見て来てくださったということは大きな違いだと感じています。
— 私たちも多くのことを一緒に経験させていただいたことに感謝しています。
実際にCultiveの提案を受けてみての感想を教えていただけますか。
佐藤さん:こちらの意図を汲み取っていただいた提案だと感じました。当時はちょうど黒字化を達成したタイミングで、今後の自分たちの成長や目標をどのように描いてメンバーに伝えるべきかという、大切な転換期でもありました。だからこそ、イベントを通してメンバーに確実に届けたいメッセージを中心に初回の打ち合わせをさせていただきました。その想いをきちんと受け止めていただけたなと、次の打ち合わせで感じました。コンセプトやデザインをご提案いただきましたが、そのまま使わせていただいたものも多くて、クオリティがすごく高いなという印象を持った記憶があります。
— プロジェクト管理の面ではお力になれていましたか?
佐藤さん:今回特にこだわったのは「メンバーが協力して作り上げるイベント」であることです。第3部の懇親会は有志メンバーによる企画・進行で行なったのですが、初めての運営ということもあって準備の手順もあやふやな状態でした。Cultiveさんのサポートがなかったら、どうなっていただろうと思います(笑)。
結果的に、有志のメンバーもすごく楽しめたようでした。。進行中もたくさんのアイデアがでましたし、それを受け止めていただけて感謝しています。「次もこのメンバーで企画をしたい」という声も上がっていて、実際に次の企画に取り組み始めています。
— アイデアを通して皆様の意気込みを強く感じていました。楽しんで取り組んでいただけたようで私たちも嬉しいです!
実際の伴走の中で、これがあってよかったなと思う部分はありましたか。
佐藤さん:まずは、イベントを盛り上げるためのアイデアをたくさんご提案いただけたことですね。3部構成の中には表彰式も懇親会もあるという、盛りだくさんなイベントでしたが、数々のイベントを企画・運営されてきたCultiveさんの発想力を感じました。
あと、進行管理などの実務的な部分ですね。準備物などの頭から抜けがちな部分にサポートをしていただいたおかげで、スムーズに進められたと思います。
— キービジュアルなどのクリエイティブに関してはいかがでしょうか?
佐藤さん:期待を超えるものをいただいているなと思います。注目されやすいデザイン物はもちろんのこと、会場全体の演出やBGMなどの気づかれにくいところまでこだわっていただいています。こういった総合的なクリエイティブの質が、参加者の体験や盛り上がりに大きく影響すると思います。「NEXT LEVEL」というコンセプトを随所に散りばめていただいたことが当日の盛り上がりに繋がったと思います。
キックオフイベントに対して、社員の皆さんの声についても聞かせてください。
佐藤さん:アンケートでは「エンゲージメントが高まった」といった声が多く、満足度が非常に高かったですね。皆にとってもすごく良い日になったんじゃないかなと思います。特に懇親会はすごく好評で「次回は自分も有志の企画側に参加したい」と言ってくれるメンバーが増えました。
あとは、普段は知らない一面を見れる機会があったとも声を貰いました。
最後に、今後のCultiveへの期待を教えていただけますでしょうか。
佐藤さん:これからのツクルバの変化で言うと、どんどん駆け上がっていくフェーズになっていくので、いわゆる300人、500人、1000人の壁にぶつかると思います。組織が大きくなっていくと、意識しないとミッション・ビジョン・バリューを中心に我々が何を大切にしている会社なのかが薄れてしまう。ツクルバとして、変化すべきものを変化させ、変化させるべきではないコアな価値観やカルチャーをずっと残し続けられるような、キックオフを中心にしたインナーコミュニケーションを一緒に伴走いただけると嬉しいです。
— ありがとうございます!長くお手伝いさせていただくということは、それだけ理解した上でご提案し、より深めていけることだと思います。そこに私たちも価値とやりがいを感じているので、これからの壁を一緒に乗り越えていくパートナーとしてお手伝いさせていただけると嬉しいです。
クライントご担当者様
株式会社ツクルバ
採用統括部 部長
佐藤 諒さん
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